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2017冬アニメ けものフレンズ  

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■けものフレンズ http://kemono-friends.jp/


いやー終わりましたね。僕はツイッター界隈みたいにそこまで絶賛するほどじゃない、と正直思いましたが、最後まで楽しく拝見しました。こういう今までと毛並みの違うものが受けたというのが今回妙にうれしかったです。


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これも時折回ってきてた噂話だけど、こういう話にこの作品の置かれた文脈が滲み出てる。
スタッフ少ないとか、低予算とか、ゲームが失敗してアニメも期待薄だったとか、そこからの逆転ホームランだったとか。そういった話は本来、作品自体の評価とは直接無関係なんだけど、作品が「愛される理由」にはなっている。

「けもフレ」はこの「愛される理由」に恵まれた作品だった。上記の他にも、つたなくて気をもむ水準のローポリゴンだったり、平面的なレイアウトのじれったさであったり、主演の子が棒読みの新人声優であったり、やたらお絵描きに向いてそうな特徴的キャラデザインであったり。子供の一人歩きやアイドル育成企画的な、見てる方が浮足立つような、口さがない連中にはきっと攻撃されるだろうから自分は応援してやりたいとさえ思わせる、ついついこぞって欠点には目を瞑り良いトコ探しをしてしまう、そこに奸計のない偶発的なバズる仕掛けがうまく機能してた気がする。
要するにSNS全盛時代の要求に理想的な形で適合した事例だったんじゃないかな。





#12
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サーバルやかばんちゃんが無事だったのは何故か、かばんちゃんが髪の毛にならなかった理由は何かといった話を某所でしたんですが、結論は「よくわかってないことが多いから」になりました。

サンドスター関連の現象はわからないことが多い、サンドスターも一種類ではないという話であるし、セルリアンに喰われたフレンズのその後も複数ケース、記憶消去だったり動物化であったり必ずしも一定しないということで、サーバルやかばんちゃんが大事にならなかったのも個別にそういうケースだったんだという話に。そんなんでいいのかという気もしなくもないですが、もともとゆるい話ですしね。みんなハッピーなんだからそれでも良いのではないでしょうか。




#10
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・10話でサーバルが泣いた理由
これは投げましたね。野中サーバルの行方に関連してるはずですが。もったいなかったね。


#11
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・11話でカチコチに硬かった黒セルリアンの体内にかばんちゃんが水のように飛び込めた理由
投げましたね。まあ、おかげでサーバルが助かったから、いいんじゃないでしょうか。


#04
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・「過去の異変」関連
これも当事者が不在ということで、現在のステージではやはり何もわからない。何かと注目を浴びた「不穏」というキーワードをもたらす重要な要素だったので、これ関連の詳細まで12話以内にきっちり仕込めたなら、この作品は名を残す傑作たりえたかもしれないとは思う。11話までを彩った不穏要素やSFマインドは12話では霧消していた。





#12
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ああ最後は「忖度」なんだと思った(昨今流行りの)。この期に及んでさえ、一緒に来てくれとサーバルに言えないものなのかなと。
そもそもヒトとわかった時点でかばんちゃんの旅の目的は果たされた、海の向こうを見に行きたい動機が少し弱い。でも人間はそういうものであってほしいよね。常に新しい何かを探しに行く存在でありたい。
野中サーバル関連との絡みで、サーバルのほうにもかばんちゃんと一緒に旅をする目的を与えてやればよかったのかもしれない。


かばんちゃんは自分のせいでサーバルが危険な目にあったことに強い負い目を感じていたわけですね。そしてサーバルは、そのせいでかばんちゃんが一緒に来てとは絶対に言わないだろうと踏んでいたから、ひと芝居打ったうえで勝手について行くという選択をした、という風に見える。#01のラストを踏まえているので。

二人は出会ったこと自体が奇跡であるべきなんですよ。だから別れのシーンで二人の関係がバランスを崩したように見え、コレで良いのかと思ったりしたんだけど、よく考えたらこれで良かった。11話の自己犠牲を美化しがちな誤解も、12話の結末のひねりによって回避されている。あのやり方ではたどり着けない、どんな苦楽も分かち合える関係を二人が構築するのはこれから、ということなんでしょう。
これもこの世界に残されたひとつの希望ですね。「冒険の旅は続くよ」っていう。


category: アニメ

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東山翔「Implicity」  

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もしも僕にプロ級の画力があったとしても、成人漫画家にだけはならなくてよかったと思う。こんな化け物と同じ土俵で戦うのは正直イヤだ。東山翔は僕にとってそういう存在であります。
凄い人や優れた作品を形容するにあたり僕は使うのを避けている言葉だけど、東山翔のことは本当に天才だと思っている。この新刊を読んだあとも、しばし放心したのち、改めてそれを確信するだけだった。
これほどのものをこれほどの水準で描ける人って、世界にどれくらいいるんだろう?

凌辱が「どうしても」無理、という方にはオススメできませんが、「どうしても」無理でない限りは、多少の無理をしてでも手に取るべき作品です。
あとこれは成人漫画です。あえて詳しいレビューはしない。簡単に言えばハードエロス&サイバーパンク。







<追記 2017.03.28>

なんか少しだけど反応があったで嬉しくなって見に行ってきた!あざます作画スレの人。自分はあまり読んでなくてすいません。

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ありがとう!敬愛云々はともかく、これは健全で正しい反応です。チンポ握ったまま愕然というのが重要なポイントです。

凌辱物には、自分の心中にある暗闇に気づかせてくれる良さがあります。女の子がひどい目にあってつらい、可哀想と頭で思いつつ下半身は勃起しちゃう。理性では憐憫を感じながら下半身では女の子を犯すわけです。コレ、誰でもそうなんですよ。

僕らは普段隠ぺいしてる、気づかないフリをしてるけど、そういった後ろ暗い欲望や願望が、その多寡はともかく誰の中にも普通にある。凌辱物はそういう心の闇を、それと正対しないままに解消してくれます。
でも本当はその闇の存在にちゃんと気づいたほうがいいのは確かです。そのほうが自分について今よりずっと理解できるようになる。向き合っちゃったほうが、断然楽になりますからね。


category: 未分類

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けものフレンズ#09 謎のカット割  

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(1)雪道でバスがスタック
(2)ボスがしばしの思考
(3)ボス「ちょっと待ってね」と言い残し、付近のロッカーへ向かう
(4)バスのタイヤにクローラーが装着されている
(5)発車

このカット割りで、通じるから驚きます。こんなのアリなのかと思います。
唐突に出現するロッカーが何なのかも説明がないし、クローラを装着してる表現も何もない。余計な説明どころか、必要なはずの説明も一切ないのに、何が起きているのかは大よそでわかる。4コマ漫画のコマ割りをそのままアニメにしたようなシンプルさです。
前振りの芝居を受けるための芝居が省略されていて、その一方でリズム(*)が生まれている。

(*)ボスの思考のカットと、跳ねてロッカーに近づいていくカットが同じ秒数。クローラーが装着されたカット(縦パン)と、車体が動き出すカット(横SL)が同じ秒数など



これと類似ケースが02話に。こっちは芝居を起こす部分が省略されて、トランジションに合わせて音声だけが流れ、それを受ける芝居のカットだけで進行する。省エネコンテと言えばそれまでだけど、この作品独特のリズムはここにも見られる気がする。

#02
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ここでも、音声のみのカットの秒数と、芝居のカットの秒数はそれぞれ同じ長さに揃えられている。




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■けものフレンズ http://kemono-friends.jp/


category: アニメ

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