大匙屋

健康第一

冴えカノ♭OP マッチカットと鏡像  

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■冴えない彼女の育てかた♭(フラット) http://www.saenai.tv/


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OP。冒頭テントウ虫のマッチに続いてキャラクターの目線マッチ
いいですねこれ。SLと煽るようなワイプの連続で展開もスリリングです。
色の話はまたぞろ長くなるんでやめときますが、びっくりするような配色を明度落として使ってます。興味のある方はピッカー使って精査してみると面白いですよ。

アブノーマルな観葉植物もアクセントとしてかなり効いてますね。
この観葉植物によってキャラクターの配置バランスが取れ、フレームが締まって見えます。
それと前景・後景に加えて中景が生じるため視点が頻繁に移動し、奥行感が増幅します。


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「露出アンダー」と言ったりするんですけどね。手前を暗く、奥を明るく。これもレイアウトに奥行を持たせるテクニックです。


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すごいのはここです。キャラクター全員が目線を一定方向に外しているのに対して、ここの加藤の<鏡像>だけがカメラ目線。
OPの視点が倫也君のものだと仮定するなら、すべてのヒロインは(倫也を見ずに)何処か別の方向を見ている。彼女たちはそれぞれに才能を持ち、夢や目標を見据えているように見える。また、彼女たちはそれぞれに本人にしかわからない苦悩を抱えていて、そこには倫也は立ち入れない。
そんな中、加藤だけは車窓に映る倫也を見ているように見えるんだけど、実際には加藤がどこを見ているのか誰にもわからないわけです。加藤はただ窓の向こうを見ているだけなのかもしれない。加藤の視線の先にある車窓にはたしかに倫也の鏡像が映っているはずだけど、彼女がそれを見ているとは限らない。これがエニグマ(=解けない謎)となって強烈に僕らを引きつける。






#07
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えっとこれは1クールなのかな?ストーリーは恋模様で盛り上がってきてますね。
詩羽先輩は仕事の方は好調だけど倫也との関係には進展がなく、英梨々は倫也との関係が修復されるにつれてどんどん描けなくなっていく。クリエイターってそういうもんですよね。なんとなくわかりますよ。精神的に満たされちゃうと、創作意欲は萎えていくんだよね。若い時はとくに、怒りや渇き、物足りなさや悔しさを創作パワーに変換しがちなので。

category: アニメ

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五指に入るストッキング作画を挙げてみる   

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今をさかのぼること77年前、米デュポン社がナイロン・ストッキングを開発し全米で発売。それまで日本製の絹製品が独占していた戦前のストッキング市場がナイロンに奪われた記念すべき日が1940年5月15日。この日が今や「ストッキングの日」とされていることは小さな子供でも知っていることでありましょう。ええ。
そこで今回は、アニメに登場する善きストッキング/タイツ表現を見ていこうと思うわけであります。15日に更新しようと思ってたんですけど。オムレツの不発弾がはじけたのでタイミングが狂った。


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まあ基礎知識として、30デニールから上はタイツですよ。うっすら透明感があるのがストッキング。このうっすら透明感というのは昔のアニメでは表現できなかったわけです。とくに、主流だったベージュなどは肌の色と着彩上区別のつけようがない。だから昔のアニメに出てくる妙齢の美女、たとえばめぞん一刻の響子さん、あるいは峰不二子やキャッツアイの三姉妹など真冬であろうとストッキングもタイツも履いてなかったです。


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■(OVA) 魔法使いTai! 第06話 (1996年)

脱着シーンは付けパンが多いけど、ナイロンの素材感、伸張性を表現するのにT.Bは意外と効果的。
※よく見ると左足などでカゲが暴れていて、原画動画は上手いのに仕上げさんが今ひとつなのがわかりますね

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■(OVA) 清純看護学院 新人ナース“裕未”恥虐の看護実習 第02話 (2005年)

半透明感はWラシでも出せるけど、透ける肌の色を綺麗に見せるのはわりと難しい
この着圧の作画良いですねこれ。凌辱物なのにヒロインがノリノリで笑える。南澤十八作品。


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■ナイトウィザード The ANIMATION (2007年)

この作品あたりから、仕上げの着彩にグラデーションが使われるようになった。具体的には髪の毛の部分。
この同色相グラデーションがその後ストッキングの質感表現に応用されるとは、この時誰も思っていなかった


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■とある科学の超電磁砲 第09話 (2009年)

ねっとり1コマティルト+まとわりつくような質感、シワの寄り方など


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■ぬらりひょんの孫~千年魔京~ 第07話 (2011年)

この薄手のデニール感よ。なんだデニール感て
左右の手で交互に引っ張り上げる履き方がリアル。GOLDENBOY(OVA)にもこういうのがあった気がする


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■お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!! 第06話 (2011年)

着圧で移動するパンツが作り出す尻の立体感。本放送では修正用キャラクターが画面いっぱいに載っていた


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■(OVA) アクセル・ワールド EX01 Reverberation 残響 (2012年)

ヨレとシワが伸ばされ消える瞬間のカタルシス。その後の左手の運指と付近シワの残心。色彩ちょっと退屈。


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■這いよれ!ニャル子さんW ED2 (2013年)

イアキさん(愛好家)のお勧め。わずかな動きであふれるような肉感。筋肉の形状を知り尽くしていないと描けなそう。ていうかこの網は、全部手描きに見えるなあ・・・


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■RAIL WARS 第12話 (2014年)

窮屈そうな動作で伸張性の限界を写実的に描破してる感。これ、とても良い作品だと思うけどあまり話題に上らない


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■ デス・パレード 第06話 (2015年)

オバケがいい。タイミングもいい。でもストッキングじゃなかった。いん細


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■空戦魔導士候補生の教官 第01話 (2015年)

せっかくのストッキングと丁寧な作画なのに巨大なオープンカフスにばかり目がいく
左足を履く直前の巻き上げがいい


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■ビッグオーダー 第07話 (2016年)

上に伸び、右に伸びる網目の2D変形に込められた素材感への執念


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■(OVA) 鋼鉄の魔女アンネローゼ 第01話 (2012年)

素材感といえばこれも。着衣まんぐり返しからの局部カット。ああそうだ、ナイロンだし、こうなるよなっていう。露出した尻のハイライトが妙に瑞々しい。こういう絵を見せられたあとの没入感は軽視できない



category: アニメ

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五指に入るオムレツ作画を挙げてみる  





このヒグチさんのツイートが数日前に話題になってたんで僕もツイッターで「五指に入るオムレツ作画」を挙げてみよう、というところで何を勘違いしたのか五大目玉焼き作画を挙げてしまい、しかも指摘されるまで気づかないという体たらく。他人様のネタに軽々しく乗っかろうとするからこうなる。
とはいえ今更ツイッターでやり直すのもなんだか必死過ぎて気恥ずかしいのでこっそりブログで記事にしときます。適当こそ人生。大匙さんにおまかせなのだ。でもやっぱり恥ずかしいので、くどい解説はしない

・抜けを思い出したら順次補完
・味っ子オムレツ回は、何というか、あんまり良くないんですよあれ



■美味しんぼ 第68話 (1990年)
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美味しんぼは最近デジタルリマスターが出まして、配信やレンタルでもっと高画質な映像が見られます。




■デジモンアドベンチャー 第21話 (1999年)
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細田守回。とっても良回。この大胆な陰影使い、黄身の色が最大限に映えるよう計算されている




■花咲くいろは 第20話 (2011年)
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■劇場版 青の祓魔師 (2012年)
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これは前にどっかで紹介したっけな?




■幸腹グラフィティ 第03話 (2015)
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小森良の本気作画




■劇場アニメ ひるね姫 (2017年)
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まあ僕これ見てないんですけど、良さげじゃないですか





■この中に1人、妹がいる!第06話 (2012年)
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■あっちこっち 第03話 (2012年)
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■劇場アニメ 言の葉の庭 (2013年)
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■ドキドキ!プリキュア 第06話 (2013年)
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■アイカツ! 第140話 (2015年)
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■プリパラ 第65話 (2015年)
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■終わりのセラフ 名古屋決戦編 第03話 (2015年)
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category: アニメ

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18禁OVA アマカノ 上林聖編  

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■アマカノ 上林聖編/製作:メリー・ジェーン (2016年)

あざらしそふとによる同名アダルトゲームを原作とした18禁OVAシリーズ第一作。「第二巻・星川こはる編」とともに人気を博し続編製作が決定、年末までに「第三巻・高社紗雪編」「第四巻・特別編」が製作された。

監督は「獅子龍天馬」という方、別名義は牙威格斗さんで深夜アニメでも活躍中のベテランアニメター、現在は発地カズヒロさんのフウシオスタジオに所属されてる模様。アマカノOVAシリーズは弟・獅子山竜さんとのコンビ中心で制作され外注との関係でトラブル多発しかなり苦労された旨HPに記載があるので興味のある方は参照されたし。


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わたせとしひろさんが絵コンテ参加。成人アニメを見ない向きに馴染み薄い名前と思うが現在成人ジャンルを牽引するビッグタイムの一人。アングルを駆使しつつ短尺のカットを軽快につなぎ飽きの来ないエロシーンを作るが逆に抜きどころが難しいという意見もある。でもまあ、殊エロシーンのコンテに関しては抜群に巧い。絵コンテがわたせとしひろ、というだけで1翻アップ。

2016年の成人向けベスト作品はわたせ監督による「今からアタシ・・・」下巻(メリー・ジェーン)で間違いないと思うけど、同作は凌辱系NTR作品なので万人にお勧めしがたく、僕的に次点がこの「アマカノ」となる。もっとも、素晴らしいのは一巻の上林聖編で、続巻も決して悪くはないが一巻ほどの良さはない。


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ヒロイン造形は見ればわかる通り、原作ゲーム原画担当ピロ水氏のあふれ出るようなデレマス愛から生まれたエピゴーネン。


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で僕がこの作品で強力に推したいのが腹肉のダブつき。別にヒロインはことさらにふくよかというわけではないが、腰回りを中心とした丸い肉付きはかなり意識して作画されており、これがある種の生活臭に似たリアリズムを感じさせ、意外な好感と癒しをもたらす。メリハリボディが当然ととされる当該のジャンルで、これは英断だったと思う。

というわけで、とりあえずこの作品は腹肉です。腹に注目してご覧ください。
一応参考GIFも作ったけど諸事情で修正せざるを得ないのでこんな画像は見ないほうがマシかも。






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その他参考画像。
わたせコンテ、アングル良いと書いたが付けパンフェラチオだけはやめたほうがよいと思う(個人の意見です)


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category: アニメ

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2017冬アニメ BanG Dream! バンドリ  


■BanG Dream! バンドリ http://bang-dream.com/
★ほしひとつ

「キラキラ、ドキドキ」を求めて高校入学した戸山香澄(カスミ)は星のステッカーの導きから有咲(アリサ)と出会い、ガールズバンドの聖地・ライブハウス「スペース」にてバンドサウンドを体験しその魅力に取りつかれる。あの輝くようなステージに自分も立ちたい、そう思い立った香澄の情熱が周囲を巻き込んでいく。

というような話でした。
ブシロード企画メディアミックスということで出演声優もフェザーズの2人を主演に同社系列の響プロ多数、先輩バンドなど丸々ミルキィホームズであったり、話題のサーバルちゃん尾崎由香が妹役だったりとお抱え色が強い一方で小山マミさんや久々の岡本茉利さんが老け役登場で感涙を誘う。そもそも愛美さんがギター弾けるよという話から発展した企画らしく、メインバンド「ポピパ」は各声優がそもまま担当楽器の演奏も手がけるという点を大きな売りとしてるらしい。そんでドラムの子とか普通に巧い。


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お家芸の大量宣伝に相反して木谷社長が苦戦を打ち明けるなど大きな話題にはならなかった感のある本作ですが実際のところどうだったのかというと大匙屋的には良作でしたよ。すばらしい出来だと思いました。ストーリーも練れているし作画もレイアウトも概ね悪くない。CGはかなりよくできてる。美術はちょっとアレなとこもあるけど気になるほどではない。劇伴も望外に良い。いったい何がいけなかったのだろう。お色気の不足か、あるいは#03のキラキラ星で客離れを起こしたのだろうか?僕はアレについてはグダグダで不体裁ながらそれでも必要だと思ったけど、アレに寛容でいられるのはオッサンだからなのかなぁ。

#08
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唯一気になった点を挙げるなら沙綾陥落の過程がわかりづらいところでしょうか。
スタービートの歌詞に込められた香澄の思いの丈が沙綾を突き動かした、というのが基本的な解釈で合っているはずだけど、沙綾自身が何故自分の考えに固執していたのか、それがどのタイミングで氷解したのか、もう少しシンプルに表現されてもよかったかなと思う。

りみは#03キラキラ星に触発された、おたえは#05のお手本テイク中に香澄が急に合わせてきた瞬間アンサンブルの悦びに触れて陥落した、いずれも音楽的な共鳴であって台詞メインではない、それでも「ああ、これは落ちるわ。無理もない」というのがよくわかる。一方で沙綾のケースにはそういう、楽器や音楽、曲、歌詞を通じた説得力がいささか足りない。
#09以降家事から解放される沙綾を見るにつけ、これまでの葛藤は何だったのかという思いが募ります。

ところで上の左の絵などに顕著だけど、全体的に女の子の体型よく描けてますね。下半身のバランスがいい。



・有咲

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誰もが愛さずにはいられない、完璧なキャラクターであります。さばけた性格で合理主義、気風の良さで全方向への突っ込み役を一手に担いつつ、人付き合いには不慣れでしおらしい一面も持ち合わせる。各メンバーへの呼び方が、さん付けから名前呼び捨てに代わり、最終的にてめえ呼ばわりになるまで丁寧に段階的描き分けが為され微笑ましいの一語に尽きる。

#01
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学校ではキャラを作って取り澄ましている様子がある。これが原因で、香澄の制服に気づいた直後に言葉遣いが変わり、守勢に回って香澄のペースに巻き込まれる。パーフェクトな段取りです。


30万のギターをぽんとくれてやり、代わりに飯友という契約で友達を縛り安心を得ようとする。全力で張り巡らした虚勢の裏で不安に怯える毎日から一歩でも抜け出したい、今の生活を変えたいと足掻いているのが有咲という少女です。バンドリという作品は、冴えない日々にくすぶっていた連中が香澄を介して普通を獲得していく物語でもある。

#12
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オーディションに向かう車内で各自集中力を高める中、一人楽譜を確認する。有咲は今まで勝てる勝負をして勝ってきた人であり、オーディションは彼女にとって人生初の負けるかもしれない勝負です。それだけに、徹底的に分析して苦手を潰し、準備を万全にしてきているはず。


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にも関わらず、自分が失敗してしまった。その絶望の深さはいかほどか。師である鰐部の「本気でやらないと達成感ない」という言葉通り、有咲はとっくに本気だったわけです。香澄に引っ張り込まれたバンド活動だったけれど、かつてここまで有咲の心を揺さぶる出来事は彼女の人生のどこにも存在しなかった。
で、この姿は#09で号泣してたロゼリアさんのパートに重なると

#09
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ロゼリア側がなぜ泣いてるのか、この時の有咲にはわかってない。ライブは滞りなくいったように見えた。客も満足して帰った。しかしロゼリアは何らかの失敗を悔いていて、オーナーはそれを理解して慰撫している。
事情を聞いたところで、なんだ泣くほどのことかと、有咲は思ったはず。#11までに、大きな変化が有咲の中に起こったことになる。


・りみ
#12
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一番気弱なりみが、一番強気で泣かなそうな有咲をすくい上げるのはちょっとした驚き。失敗に囚われて萎縮するような演奏はしなかった、だから胸を張れと。意味的には#09でロゼリアを慰撫したオーナーと同じことをりみが言う。オーナーが都度連呼する「やりきった」という言葉は視聴者にはおしなべて空々しく響くが、実際にやりきった側の人たちには胸に迫るものがあるのだと思う。
少なくとも#04のようにかつてのりみは失意の有咲に意見を述べるほど積極的な性格ではなかった。すべてを賭けた数分間を経験し、彼女自身も何かを得て変わった。逆に考えよう。この時の有咲を絶望から救うため、このギャップを表現するために、控えめで慎ましいりみはいたのだ。

・BBA
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老人特有の中性的な輪郭に穏やかさと厳格さを併せ持ち、常に若者に成長を促すオーナーの存在が作品の重要なスパイスになっています。小山茉美の抑制的でどこか傲慢な少女性のある声質が、異色のキャラクターを作り上げているように見えますね。杖は賢者・聖人の目印であり知恵者の象徴であります。



・オタエ
#04
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#04家庭科教室のやり取りは印象的でした。アングルショットが効果的ながら、こんなにカットを切り替える必要があるのかとも思います。優れたレイアウト、微妙に会話が噛み合わない二人の雰囲気と相まって、オタエ理解が進み親密度が急上昇。
カット割りにはさまざまな根拠と効能があると思いますが、このシーンでは繰り返されるカット割りのせいで時間の流れる速度が曖昧になり、作業も忘れてギター談義に没頭するギターバカの二人があっという間に仲良くなっていく様子が強調されますね。


余談ですがランダムスターほどではないけどESPのスナッパーもそれなり値の張るギターのはず、これをお小遣いとライブハウスのバイト程度で普通の高校生が買えるはずがないと思いますわ。りみのバイパー、有咲のDS61は一式8~10万くらいか。なんだかんだで皆さん良家の子女なんでしょうけど、せっかくJKなんだしもっと身の丈に合った楽器でいいんじゃないかな~と思うのは野暮か。まあタイアップとかいろいろ都合もあるんでしょうけど。


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なんか可愛い


急速に醒めていくオタエ引きout 窓の外多層レイヤー美しい



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各所に暗示的に配置される信号機が印象深いです




・CG
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CGは団地ともおのチームだそうです。20人掛かりらしく予算的にも多用はできない感じですが非常に良く出来てると思いました。ラブライブ的なカメラ目線中心のPV風でなくちゃんとキャラが客席を見ている目線が誠実で良いと思います。まあちょっと無理やり褒めてますけど。沙綾可愛いです。




・沙綾
#02
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有咲を追って隣の教室に入っていった香澄の様子をうかがう沙綾はナツキの存在に気づいて戸口に隠れてるんですね。グリグリのライブに誘われてスルーした気まずさのせいか、いずれにしても細かく伏線を張ってあった


category: アニメ

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