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2007-08 冬アニメ序盤数話(6)ペルソナ ~トリニティ・ソウル~  

ペルソナ ~トリニティ・ソウル~ http://www.persona-ts.net/


どう書くべきか悩んでいるうちに9話になってしまった。

監督は松本淳さん、初監督作品かな。攻殻やBLOOD+で演出やってましたね。
レイアウトは本当にかなり上手い人だと思う。
チーフ脚本がむとうやすゆきさん。「バジリスク」「シュヴァリエ」の人。
音楽が岩崎琢さん、「009-1」「グレンラガン」

僕が知ってたのはこの3人くらいで
あとはキャラデ・総作監の石井百合子さん、前IGにいた人だったかな。
A-1 Picturesというアニプレックス子会社が制作です。「おお振り」をやったとこ。


で、内容ですが・・・
「松本淳作品」にしちゃあレイアウトは今イチな回が多いです。
OPのカット割とかも低レベルですね・・・。絵が完全に曲に負けている気がする。
コルビジェのモジュロールみたいなのが踊るシーン以外は全然面白くないです。

構成に関しても、なんかこう盛りだくさんの情報をあえて小出しにしたい、
その意図はわかるんだけど
「そもそもペルソナって何だ」の部分だけはキチンと尺取って説明しないと
見ているほうはスンナリと物語世界に入っていけないです。
それこそ家族だ兄弟の絆だ、といった情の部分を丹念に描くなら
多すぎる設定情報の断片がカオスを生み出しだしている状態に
序盤でいったん区切りをつけないと。

ヤマカン参加のギャグ回もそれなりに面白味はあったけれど
あの時点で視聴者が期待するのは息抜きではなく世界観理解のためのヒントであり
それが不足しているばっかりに視聴者は余分なストレスを抱えてしまい
せっかくCGを使わず手書きで頑張っているというペルソナのバトルシーンにも
カタルシスが得られないと思います。

得体の知れない能力が顕現しても生活になんら変化のない主人公や
出て行けと言いながら無碍に追い出しはしない主人公兄
猟奇事件が頻発しているのに差し迫った危機感も漂わない学園風景
そのすべてが終盤に到る伏線であってもかまわないけど
とりあえず、あらゆる「物語」には骨太の縦軸というものが必要で、
たとえばエヴァなら「少年がロボットに乗って敵と戦う話」という本筋があるから
複雑に絡み合う設定や小出しの情報と謎解きにも自然と興味がいく。

ところが「ペルソナ」とは要するにどういう話だろう?と考えた場合
「こういう話です」という根幹が今ひとつ見えてこない。
なんか人からオバケみたいのが出る。んで、たたかう。誰と? ・・・さあ。

登場人物たちが一体何をどうしたいのか、がわからない。
作品のほうで視聴者を拒絶しているように見えてしまう。

物語進行上の謎はいくらあってもいいんですが、
いくらなんでもここまで何もかも謎にしちゃったら
見るほうはワケわかんないでしょ、という感じですかね。

すべてを親切にわかりやすく説明する必要はないけど
絶対に説明しなきゃいけないはずの部分までぼかしてしまうのは
どうも手口として賢明とは思えないんですよ。
これはもうセンスというか感性の問題で、
脚本家のサジ加減によって駄作にも神作にもなる微妙な部分で、
わずかにダメな方に傾いてしまってる気がする。

それでもむとうやすゆきさんの仕事ですし、これにも何か
深い意味があるのかもしれないですが。
「バジリスク」も「シュバリエ」もよくできた作品でしたしね。

最終話から逆に見ていくと繋がっているというパターンでないことを祈ります。





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