大匙屋

健康第一

2007-08 冬アニメ序盤数話(3)シゴフミ  

シゴフミ http://www.shigofumi.com/

監督は「ナデシコ」「ステルヴィア」の佐藤龍雄
脚本はギアスの大河内一楼、この人は面白い本書きますねぇ
キャラ原案は「キノの旅」の黒星紅白
音楽は七瀬光、これは伊藤真澄さんのPNです。
伊藤真澄さんの名前を知らなくても彼女の仕事を何一つ聞いたことがない人は
多分日本にはいないでしょう。
あのひたすらに美しい「灰羽連盟」のEDを歌ってたのもこの方ですね。
制作はJCスタッフ

死後の世界から届けられる手紙・シゴフミの配達人フミカと
シゴフミの受取人となった人々の姿を描くという異色シリーズだそうです。



えーと、いきなり個人的な話になって恐縮なんですが
僕は車で夜道を走っていて猫を轢いたことがありましてね。

深夜、横浜の瀬谷のあたりで一人道に迷って住宅街を最徐行してたんですが
真っ暗な夜道で、突然ライトの前を何かが横切ったかと思うと
次の瞬間ゴリッというなんとも言えない音と感触がして
あ、猫か何かを轢いたかなってのがすぐわかりました。

この時僕は一瞬車を降りて確認しようかとも思ったんですが、
正直言うと怖くてダメでしたね。そのまま逃げました。
だから轢いたのが猫だったのか、本当は狸とかだったのかもわからないし
本当に轢いてしまったのかどうかさえわからない。なにしろ未確認ですから。

あの時は生き物を殺してしまったとか罪悪感とかそういうのとも違って
ただその轢死体となったであろうモノを見るのが怖かった。単純に怖かったんです。
もう10年くらい経ちますが、あの音も感触も、あの瞬間に味わった恐怖も
今だに忘れることができない。

だからというわけではないんですが・・・
轢き逃げ犯などが捕まったあと新聞やテレビなどで
「怖くなって逃げてしまった」との供述をしてるのをよく見かけますよね。
(当然のことながら、轢き逃げは決して許されることではないのですが)
僕には怖くなって逃げてしまう気持ちも少しだけわかるような気がするわけです。

万が一そういう状況になったとき、自分は本当に逃げないでいられるんだろうか?
あの夜猫を轢いて以来、僕はずっと自問自答していたりします。
まあ、そのおかげでずっと安全運転ができてますが。


で、結局何が言いたいかというとシゴフミ第01話についてですが
翔太を刺してしまう綾瀬の行動って
「轢いてしまった後の恐怖」に近いんじゃないかと思うんですね。

内心蔑んでいた相手が自分にとって致命的な秘密を握っている。
その状況だと、僕ならチキンなので一目散に逃げますが
綾瀬はただ単純に怖いから刺してしまう。
この「怖い」という感覚を理解できない人だと
綾瀬の行動は支離滅裂で意味不明に見えるかもしれないですね。

ただ、刺したあとのあの綾瀬の表情は、数日考えたけど僕にも理解できない。
彼女は確かに狂気の笑みを浮かべていたけれど
この場合、本当なら綾瀬は当面の脅威の排除に成功したわけで
冷静に淡々と翔太の死亡確認をするような表情を
するべきなんじゃないかと、僕は自分の頭では思うんですが・・・
まあ、僕の場合は実際に刺したことがないのでこのメンタリティはわからない。
演出の桜美かつしさんは刺したことがある人なのかもしれないですが。


あと第03話はちょっと早すぎたろという気もしなくもない。
作品の持つ死生観そのものが第03話で少し揺らいでいる気がします。
もう少しあとのほうがシリーズ構成上効果的だったのではないですかね。

今回のはレビューになってないかもしれないな。
とりあえず今日のところはこのへんで。






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