FC2ブログ

大匙屋

健康第一のはずが・・・

表現の自由は無限に保障されるべき  

「表現の不自由展」中止に 少女像作品めぐり抗議が殺到
https://www.asahi.com/articles/ASM833DC1M83OIPE003.html

8842019008003_200470102.jpg

 愛知県内で開かれている国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」(津田大介芸術監督)の実行委員会は3日、企画展「表現の不自由展・その後」の中止を決めた。慰安婦を表現した少女像など、各地の美術館から撤去されるなどした二十数点を展示しているが、抗議の電話が殺到するなどしていた。

 津田氏は開幕前、朝日新聞の取材に「感情を揺さぶるのが芸術なのに、『誰かの感情を害する』という理由で、自由な表現が制限されるケースが増えている。政治的主張をする企画展ではない。実物を見て、それぞれが判断する場を提供したい」と話していた。



8842019008003_200470101.jpg


表現の自由というものは、たとえ内容がどんなにクソであろうが政治的に偏っていようが誰かを傷つけるものであろうがどこまでも無限に保障されるべきであると僕は思っているわけです。

「こういう表現は不快なので展示を中止するべき」みたいな意見や圧力は、エロマンガやアニメがペドフィリアを凶行に走らせるといった表現規制派の論理と同一のものという気がしてなりません。
僕らはこれまでそういう連中の身勝手で強引な手口に必死に抗ってきたのではなかったか?
自分にとってどんなに気に食わない表現であろうと、それを表現する他者の権利は無限に守られるべきなんですよ。

津田氏は「感情を揺さぶるのが芸術」と記事中で語っていますが、僕もこれに関してはまったくの同意。
であれば、気に食わない表現に出会ったときに対処する唯一の方法は「感情を揺さぶられないこと」なんですよ。
鉄壁の構えで跳ね返す。「こんな表現に芸術性などない。自分は動じないしビクともしない。でも表現する権利は保障するよ」このスタンスが大事です。

名古屋市の河村市長が主催者に中止を進言したそうですが、行政の介入など最悪手です。
残念ながらこのツケは、いずれ我々が払うことになりますよ。


スポンサーサイト



category: 雑感

tb: 0   cm: 8

コメント

行政側は国の補助金でやっているのを問題視しているのであって
私財と私立でやるぶんには止める理由もないということだそうです

URL |  #-
2019/08/04 01:21 | edit

>残念ながらこのツケは、いずれ我々が払うことになりますよ
これはその通りで、津田氏がやらかしたおかげで、今後この種のイベントの協賛に対する審査・確認が厳しくなると予想されます。
公的機関だけじゃなくて、大企業様もたくさん名前を連ねてますからね。
企業だって、炎上イベントに加担したってことになると、当然株主なんかからの突き上げが来ますよ。
協賛の枠自体が消えてしまうこともあり得ます。文化庁あたりも予算削られるんじゃないですかねぇ。イベントタイトルを「〇〇トリエンナーレ」ってしただけで門前払いくらうかもです。

お得意の論点ずらしに乗せられてる人がいっぱいいるようですが、大前提として協賛金を使ってイベント運営する以上、制限がついて回ります。表現の自由とは全く関係がないです。協賛団体に迷惑をかけるのは論外です。
協賛金については、基本的に申請時に出した書類に記載されてないようなことをやるのはアウトです。このことについては、官房長官が触れてましたよね。
特に、今回は公的機関のお金が入ってるんで、大げさに言えば公金横領ですよ。他の団体に対しても、詐欺と見なされてもおかしくないです。
しかも大炎上なんで、企業の方も損害賠償請求が可能だと思われます。

ついでに、協賛金をいただいてる以上、イベントの報告の義務もあるわけですが、彼はどうやって誤魔化すつもりだったんですかねぇ?

表現の自由はちゃんと保証されてますよ。自身の資金と責任においてやる限りはですけど。

要するに彼は、炎上に恐れをなしたんじゃなくて、こっちの理由でトンズラしようとしてる可能性が大な訳です。
潰されたことに対してではなく、やらかしたことに怒るべきです。

URL |  #-
2019/08/04 05:11 | edit

>表現の自由はちゃんと保証されてますよ。

脅迫電話などでイベント中止に追い込まれてますんで、これはないかと?

URL | 管理人 #pBoZlR9Y
2019/08/04 06:52 | edit

仮に内容に問題があるのだとしたら、開催前のチェックでどうにかすべき事だし
自衛隊の展示といいモデルガンの返礼品といいこの件といい、あまりにもあんまりです。
脅迫電話、クレームの類が一定存在するのは仕方がないのかもしれないですけど
なんなんでしょうね。すごく息苦しい…
最近、こういう悪い例が立て続けに起こっていて気が滅入ります。

URL | いや~ん #5q09bTes
2019/08/04 21:00 | edit

>脅迫電話などでイベント中止に追い込まれてますんで

日本のような自由主義の国でこれを封じるのは不可能ですよ。
講義と脅迫を明確に区別することなんてできませんしね。
こういうセンシティブなイベントをやるなら、覚悟を持って、事前に想定した上での対応策を用意して開催するしかないです。

URL |  #-
2019/08/05 20:35 | edit

表現の自由は無限に保証すべき、保証して欲しい、と自分も思ってます。
思ってるのですが、最近よく問題になるヘイトスピーチ(ヘイト表現)についてはどうなのかと。
大阪市のヘイトスピーチ条例とか、事実上そういう表現を行政が抑止しようとしているわけだし。

公金の有無にかかわらず、公の場で民族対立を煽ったり闘争を呼びかけるような表現がどこまで許されるのか、という問題に自分はうまく答えをだせないでいます。

FAXとかで「中止しねぇとガソリンまくぞオラ」みたいなことやったやつは、ふつうに脅迫罪なので議論の余地なく悪だと思います。
ただ、そのインパクトに隠れてしまって、上記のようなヘイト表現がどこまで許されるのか、という議論がちゃんと行われていない気がする。
悪いやつを一人見つけてそいつをみんなで叩いてハイ終わり、みたいな。

津田氏、ヘイトスピーチについては昔から徹底批判してたと思うんだけど、それと表現の自由との整合性をどうつけるのだろう?

URL | A #-
2019/08/05 20:45 | edit

皆さんこの件に関して本当によく考えてるんですね。この点に関して僕は嬉しく思ってます。
誰かの考え方を強引に変えさせようとしたり、意見表明の機会を奪って黙らせようとする、そういう圧力を掛けるのは全部ヘイトだと僕は思っていて、そういうものが罷り通る社会っていうのは結構ヤバいなって感じるんですよ。

僕はガチ保守なんで韓国朝鮮人およびシンパの方々の慰安婦問題に対する考え方はまったく受け入れられないけど、ああいう正反対の意見表明が互いに自由にできる社会の一員でいられることには変な話だけど安心感があります。その安心感が社会にとって価値あるものだとみんなで気づければ、圧力をかけるとか脅迫なんて全部なくなると思うんですけど・・・どうなんでしょうね。

URL | 管理人 #pBoZlR9Y
2019/08/05 22:17 | edit

個人的には「表現の不自由展・その後」というイベントの企画意図から考えれば、不適切な展示物だとは思いません。

最近、自分の嗜好や主義に合わないものに対して、排除しようとする考え方の人が増えたような気がして怖いなと思うことがあります。

URL |  #-
2019/08/10 22:49 | edit

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://sajiya.blog89.fc2.com/tb.php/643-faddd977
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)