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大匙屋

健康第一のはずが・・・

1954 黄金のかもしか (字幕)  


ZOLOTAYA ANTILOPA/THE GOLDEN ANTELOPE
監督 レフ・アタマーノフ (1954年ソ連/ソユーズムリトフィルム)

翻訳ネタをもうひとつ。
だいぶ前に紹介した「スカーレットフラワー/赤い花」のレフ・アタマーノフ監督による1954年の作品「黄金のかもしか」です。
'55カンヌで特別賞を獲り、2012年にスズダリで発表された歴代ロシア・アニメTOP100で20位に食い込んだ有名作なのですが、毎度のことながら日本ではまったくの無名。状態の良いマスターフィルムが現存しないらしく今後も国内DVD化される見込みは薄そうなのでここで紹介しておきます。


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レフ・アタマーノフ (1905~1981)

舞台はむかしのインド。強欲なラージャ(王さま)が金貨を生み出す伝説のカモシカを発見し、これを捕えようとするが、心優しく正直な孤児の少年がカモシカを助けて匿う。王はカモシカを諦めきれず、少年を逮捕して無理難題を押し付ける・・・
というようなインドの説話が原作。教示めいた部分は共産圏であり童話作品でもあり仕方ないのですが、何よりも見どころはラージャであります。ラージャの声とロト芝居をニコライビッチ・シモーノフという向こうではかなり知られた有名俳優が当てており、このキャラが非常に悪逆かつユーモラスで立ちまくってて抜群に面白い。ひとつラージャの動きや芝居に注目して見ていただきたいです。

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三度笛を吹く場面で、一回ごとに周囲を見渡す芝居。こういう演出がまた可愛いんですよ。


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重そうな馬作画。これを描けるアニメーターはもう少ないだろうな・・・日本にはかろうじてまだいると思うけど。冒頭、狩猟シーンのアクション一連もオススメです。まあ、秋の夜長の暇つぶしにでも。

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category: 海外アニメ翻訳

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