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2015夏アニメ アイドルマスターシンデレラガールズ  

■アイドルマスターシンデレラガールズ http://imas-cinderella.com/

歌とかアイドルとか演出とかの話は他の人に任せよう
僕は美城常務善人説について書いておきます。


#24 「Barefoot Gir」 アバン
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常務
「君の輝きはどこにある」「君は灰かぶりのままだ」
「輝けない者は城の階段を上がれはしない」



深刻なMP切れをおこした島村卯月に、通り掛った常務が声を掛けるシーンです。
ていうか、声を掛けたことにまず驚くわけです。
常務はすでに卯月を切れと武Pに指示している、ゆえにここは無視してもいいはずなので。
「あ、声掛けてくれるんや」と僕は思った。

わざわざ声を掛けるということは、この一連には必ず意味がある。
とりあえず現時点で常務から見た卯月の評価は「なにひとつ輝いていない」


#14 「Who is the lady in the castle?」
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2期1話、初顔合わせの場面に戻ってみましょう。
常務は駆け出しでたいした仕事もないNGSのメンバーの顔と名前をすでに承知している。
最初に卯月の名前を呼ぶ。「仕事、がんばりなさい」と付け加える。
そして武Pに対しては「優秀な人材」という評価です。

シンデレラプロジェクト全員の顔と名前をすでに覚えている可能性もあります。
たまたまNGSが一番近くにいて、たまたま一番左に卯月がいたというだけの話かもしれない。

しかしこれから改革の大鉈を振るおうとしている常務が、あえて「仕事がんばりなさい」と付け加えるのは
事前に資料に目を通した段階でNGSと卯月に特別なものを感じていたから、とも受け取れる。


#16
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#17
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常務の改革が最初に暴いたのは保身に走る346社員たちの姿でした。
アイドルを育成し輝かせようとする情熱は彼らには感じられません。

#15
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その一方で、代案を提示する武Pには機会が与えられる。ある程度自由な裁量も与えられる。

「非効率的で、成果が出るのが遅すぎる」というのが常務の既存プロジェクトへの評価です。
武Pにも期限を区切った上で成果を要求します。これは企業人としては普通のことですね。


#16 「The light shines in my heart.」
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常務の具体的な方針が語られるのが16話

「今後、我が346プロのアイドルは、かつての芸能界に見られたようなスター性、
別世界のような物語性を確立していこうと考えています」


これと#17
「私も何度も言ったはずです。アイドルたちの個性に合わせ、企画を立て、進行させていたのでは
成果が出るのが遅すぎる。何よりそんなやり方はミシロの名に相応しくない」
「アイドルたちの個性を伸ばす、大いに結構。しかしそれはあくまでこの会社に相応しいものでなければ」
「美しい城にはそれに見合うお姫様を」


バラエティ路線廃止、ブランドイメージ確立
ごく簡単に言えば、常務は「会いに行けないアイドル、特別な存在としてのアイドル」を
時間短縮で作りたいわけです。

アイドルにはフレッシュさ、若さが必要で、賞味期限がある。
たとえばの話ですが、世界進出を果たそうとする場合、助走時間は短いほどいい。
ゆっくり丁寧に育てていては、才能が大きく開花する前に時間がきてしまう。
常務はそういうことを言ってるのだと思われる。


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「とときら学園」がシンデレラプロジェクトの事実上中核コンテンツなわけですが
これは765プロでいう「生っすかサンデー」と意味的にはそんなに違わないと思うんですよ。
じゃあ中小の765プロと大手346プロの違いは何なのということになると
武Pはあんまり明確に答えられない気がするわけです。

大手346プロが、765プロでもやれることを同じようにやっても意味が無い。
だから常務は大企業の重役として大局的な視点に立っていると思うし
その方針も、プロジェクトクローネも、間違ってるというようなものでもない

常務の企画を拒否した人(高垣楓、なつきち、ウサミン)はともかく
渋谷凛やアーニャの引き抜きに関しても本人たちはうまく成長の糧にしている。
クローネのアイドルたちも、ちゃんと笑えている。緊張で倒れた奴はいたけど

当然のことながら、常務は武P以上に必死なのです。
彼女は武Pと違って、絶対に失敗が許されない。
仕事を100%確実に成功させて自分の正しさを全社員に証明しないといけない。
そのプレッシャーは武Pの比ではないはずです。


#23 「Glass Slippers.」
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卯月のMP切れが各方面に影響を与え始めたところ。
「アイドル一人ひとりの気持ちを尊重する、その結果がこれか」
「切り捨てろ」
「アイドルを星に例える者がいるが星の光は永遠ではないと知るべきだな」


ここにいたるまでに、常務は武Pの方針も性格も十分承知しいてる。
「切り捨てろ」とは言ってるけど、武Pが卯月を切れると本気で思ってはいないはずです。
だからここは、卯月のスランプに手をこまねいている武Pの尻を
常務が蹴り上げている状況。
時間も無限にあるわけではない。上司として普通のことを言っている。

それでも武Pは「待たせてください」としか言わない。
でも、実際待っても無駄なわけです。アクションを起こさないといけない。
ここで武Pが動けないのは、#19でアスタリスクに関しての前川みくとのやり取りの中で
関係者の直接話し合いの提案を断られ、自分たちを信じてほしいとみくに告げられた影響がありそう。



#24 「Barefoot Girl.」
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で、記事冒頭からの24話になるわけです。

「やはり待つだけ無駄だったな。君が切らないのならこちらが手を下してもよいのだが」
「彼女の時間はもうない」
「わからないか?私は君のここまでの成果を損なうのは惜しいと言っている」
「君がそのパワーオブスマイルなどという幻想を棄て、島村卯月を切り捨てればいい」



NGSのライブの前日ですからね。
映画「輝きの向こう側へ! 」で矢吹可奈をあきらめない天海春香を北沢志保が責めるのと同じ状況、
公平に言ってこの場合どう考えても常務のほうが正しい。
ライブに穴を開けたらNGSの損失ばかりか、直前にせまる舞踏会の雲行きも怪しくなる、
その責任は武Pが取ることになるわけで、常務も会社の信用と「優秀な人材」を失う。

常務の台詞から、常務が武Pの仕事に一定の評価を与えてることがわかります。
常務が評価するということは――
既存のプロジェクトに対する常務の不満点である「時間が掛かりすぎる」という点を
武Pのプロジェクトはクリアしている、時間的に許容範囲で成果を上げている、ということになる。
島村卯月のスランプを除けば、です。

しかし、それでも常務は武Pの頭越しに卯月を切るようなことはしないわけです。
できるのにしない。ライブ前日にも関わらず。これはまったく不合理です。

これは武Pの失敗を見届けたうえで徹底的に屈服させたいからか?
武Pならギリギリ何とかするんじゃないか、卯月を立ち直らせるんじゃないかと
思ってるから、信じているからじゃないですかね。
そして卯月がステージでもてる才能を輝かせれば、それはきっと凄いことになると思ってると。

「このまま棄てるのは惜しいな」と思ったからこそ、卯月に声を掛けたわけです。
経営者の才覚とは違う部分が常務にそうさせている、としか思えない。

現状自分の方針に歯向かってまでアイドルの育成に情熱を注ぐ部下は武Pだけ。
企業人として常務は彼を絶対に失いたくないはずです。



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