大匙屋

健康第一

2013秋アニメ ログ・ホライズン  

■ログ・ホライズン http://www9.nhk.or.jp/anime/loghorizon/

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剣と魔法の中世風MMORPGの世界に大勢のプレイヤーが閉じこめられた。
知略に長けた参謀タイプの主人公シロエは、荒廃する人心を束ねあげて
冒険者の町を復興させ、この世界の謎に挑んでいく。
という話でした。この秋から第二シーズンが放送中





英語パートはともかくイントロのギターがやたらカッコいいOP
この映像を見てると、これは中身のアクションも凄いのかなーと期待したけど
そっちはそれほどでもなかった。

作画/演出面ではクイックT.U/T.Bの使い方が印象的でした。
随所で効果的な演出が見られます。

#12



こういうやつですね。
密着引きの組み合わせと、カメラのクッションというかフェアリングと言っていいのか
この場合ちょっとわかりませんが、意識的にこういう絵を多用してるのはわかります。

長い説明が必要な場面が多く、どうしても会話中心の進行になりやすいんで
緩急や変化つけることには注意して気を配ってる感じ

OP



高速T.B こういうタイミングのは最近見かけるようになってきた
なんか速すぎてキャプチャー難しい

#05



クイックT.B絡みでここの作画、カメラ逆回り込み
したたる肉汁の美味をクロスT光で表現してるんですが、まあそれはどうでもよくて
串と手首(指先)の回転、それと吐息の熱ですね。ここ凄いです。

#17



あとはけっこう多用されてた中野昭慶フラッシュ。
これガイナ系以外で使ってるの珍しいですね。まあ省力作画なのかもしれないけど。
バトルシーンは
(1)武器持ってシャンプ・振りかぶり→(2)ショック→(3)決めポーズ、敵消失エフェクト
このパターンが多く、あまり見所はなかった。



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内容/ストーリーに関してですが
12話以降のイースタル編はやはり冗長であったと思います。

北海道往復で4話、金策~円卓会議設立で4話使い、
そのあとイースタル貴族との対話・夏合宿との並行で
第12話~第17話の6話を使うわけですが
得られたものってリガンの魂魄理論くらい。

急ぐ構成であれば円卓会議の設立から直後、いきなり姫様がアキバに来て演説しても
別に違和感はないし辻褄も合うわけで
第12話~第17話の6話数分て何なのかなと思う。

#10
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それから少し前後しますが、円卓会議の設立時において
大地人との関係改善を提案するシロエが唐突で、神の視座に立ってしまっている。
ここに構成上のミスがあると思う。

シロエが大地人のことを周囲に先んじて理解してることにするなら
序盤において大地人のあり方に視聴者が寄り沿うためのキャラが必要だった。

僕らがそれを見たのは北海道の復路で農場にいた親子くらい。
中盤でイースタルのお姫様の性格をなんとなく理解するまで、
僕らには大地人のことがよくわからない。NPCであるという前提が払拭されない。
「彼らは人間と同じなんだ」とシロエに言われてもわからないまま。

なんでもよかったんですけど、たとえば冒険者に不当にいじめられてるメイドとかでもいい、
そういうのが身近にいれば、視聴者と大地人をつないで理解させる接点になってくれる。
そういう存在が、少なくとも序盤に一人は必要だったはずで
それはやろうと思えば十分可能だったはずです。
わざわざイースタルに出向いて、実りの少ない対話に何話も使うくらいならね。


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僕はこの作品が――ゲーム世界にトリップする物語は数多い中、
プレイヤーである人間が「意志を持った謎のNPC」と交流するという
そこが新機軸なのかと思って最初は期待したんだけど、それは勘違いだった。

要するにこの作品は「大勢の人が超人として異世界に迷い込む」という話で
けっきょくは舞台がゲーム世界であるとかは別に関係ない、
凝ったモニターグラフィックスとかも出てくるけど、本質は他の数あるハイファンタジー物と
大差のない作品だと思う。

目新しいのは、バトルシーンにおける「リキャストタイム」という概念の導入くらいでしょうか。


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シロエとは島田勘兵衛であり、最後に大地人が怨嗟の鎖を断ち切って勝利し
冒険者はそれぞれの現実に帰還していくというオチになるはず。

1期においては序盤から「ティーパーティーのシロエ」という箔が繰り返され、
それがひとつのプレステージであるわけだけど
これが2期では「ログホライズンのシロエ」という栄達に向かっていくでしょう。
そしてそうなれば、銚子で展開されたサハギン戦で
初心者チームがレベル差を無視した謎の活躍をするのも納得できる。

基本的に1期のシロエには張り合う相手がおらず無敵で、窮地に陥ることもない。
駆け引きのような山場も少なく、淡々とした経過を
優位な勢力の視点から見ていくだけだったわけですが、
今度の2期ではちゃんと敗北を描くようなので、そこにも期待しています。

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