大匙屋

健康第一

スポンサーサイト  

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

category: スポンサー広告

tb: --   cm: --

2013秋アニメ 凪のあすから(2)  

■凪のあすから http://nagiasu.jp/

つづきです。バレ含む


■ちさき関連

#08
7172014004029_070580231.jpg

ちさき「光はずっと変わらないでいい」「そのままでいいって思う」
光  「お前ってほんといい奴だな。ありがとな」
ちさき「ちがうよ」


ちさきは光のために言ってるんじゃなくて100%自分のために言っている。

ちさきをひどく落胆させたのは、光がちさきの本質を何も理解しておらず、
光がちさきに何の関心もないという事実が
ちさき自身のつむいだ言葉から導き出されたこと。


ここはすごく大事な、良いシーンなんだけど、少しだけわかりにくい。
ここは脚本と演出があまりよくないです。


7172014004029_070420330.jpg7172014004029_070390110.jpg


ちさき関連の積み上げはよく出来てます。
プール回では光好きがバレるのを警戒するあまり、光の怪我の局面でまなかに出遅れる。
オジョシ様破壊の件では、光と一緒に土下座するまなかの胆力に圧倒される。

ちさきは光から困難を遠ざけようとするが、
まなかは光と一緒に困難を乗り越えようとするわけで
ちさきは何かある度にいちいちまなかに敗北し続ける。

「光とまなかが両思いであればいい」というちさきのスタンスは
自己評価の低さから生じているものという見方ができる。
自分が光から愛されないことに確固とした理由が持てるからですね。
だから「光は変わらなくていい」と言う。変わられるとちさき自身が困るからです。


7172014004029_070470130.jpg7172014004029_070550500.jpg


紡だけが、光さえ気づかない「ちさきの自己嫌悪」を理解し
「本当はこうありたいと願ってる理想的自分」を見てくれる→これは単純に居心地がいいはずです。

一方で要はどこまでも寛容に振る舞い、ちさきのすべてを許し、容認してくれるわけだけれど、
これだと逆にちさきも要のすべてを許容しないといけなくなる。だから要とは付き合えない。

ここまでは、良く出来てるなあと思った。


#25
7172014004029_070320050.jpg


四人の関係維持にこだわってたわりには、要を切り捨て、紡をたやすく受け入れた。
心情の設定は抜群にうまいけど、大きな話は相変わらずな岡田麿里。

女性作家にとっては、キャラクターを孤独にするのが最大の仕打ちなんだろうけど
僕ら視聴者はキャラクターが地獄の底に突き落とされるような最悪の展開を待ってるところがある。

ちさきは主役級の存在なので、彼女の物語の結実にはもうひと波乱欲しかった。
欲しかったというか、必要だったと思う。

現状ではちさきが単に独りよがりで、ゴネてただけに見えてしまう。
岡田麿里にとっては、ちさきは充分苦しんだ、ということなのでしょうけど。


■ラストの展開

7172014004029_070280380.jpg


最後の最後で、光が美海を救う話にするのは、
4人+1人の物語っていう前半からの文脈を無視してる気がする。

主人公がサブヒロインを救っておいてケアもしないエンディングでは盛り上がらない。
まなかを救出した時点で光の役目は終わらせておき、
ちさきが代わりに犠牲になりかけたのを、紡が救う~とかでよかったんじゃ?
一応前振りもあったわけだし。

光は旗を振って物語を正しい結末に導く役なわけで。その強固な意志は海神の呪縛さえ捻じ曲げる。
そんな光をして、どうしても美海救出ルートでいくというなら、光は美海を娶るべきではないかと思う。
それがジュブナイルの責任ってもん。最後に善意の第三者になってどうする。


■まなか関連

7172014004029_070380140.jpg


情報をわざとらしく隠蔽し「まなかが本当は誰を好きなのか」で終盤まで延々ひっぱるのは
仕込みとしても弱すぎ、演出的にもバレバレで、このへんの匙加減にはセンスを感じない。

でもこれは難しいかもなあ。どこまでわかりやすくすれば必要な分だけ伝わるか、というのは。
見ている分には好き勝手に批判できるわけだけれど。


#10 宴会のあと、まなかは家で光のことばかり考えてる。
#13 アバンの台詞「でも」
#12 「ひー君はいつから男の人になったんだろう」
#12 「どこへ行けばいいのかわからない」→家を飛び出し、外をさまよいつつ光を思い出す

まなかの光ラブは上の条件からバレバレで、これを謎として引っ張ってもあまり効果的じゃないし、
案の定バラし方もグダグダだった。

それでも光やちさきは愚直に「まなかは紡が好き」と確信しており、その苦悩は茶番に見える。
どう考えてもまなかは紡ラブだろと視聴者にも思わせといて、そこからひっくり返さないと衝撃はない。


#25
7172014004029_070320360.jpg

紡「美海の気持ちに海が反応している。向井戸は光が好きだ。そして美海も。
  向井戸の思いと美海の思いはよく似ている。
  だから海に溶けた向井戸の気持ちが輝きだしたんだ」



この紡の解説は親切設計だけど、何度聞いても何を言ってるのかわからない。とくに3行目。
これは台詞が死んでいるせい。
その場限りのはったりでお茶を濁そうとしてるせい。

人命が掛かった場面で、搾り出されるべき言葉のひとつひとつに魂がこめられていない。
この台詞は、言葉の力を舐めていると思いますね。



■海神様

7172014004029_070270260.jpg

海神さまがオジョシ様から「人を好きになる気持ち」を奪った理由

「その気持ちを持っていれば、愛する人を失った絶望に耐え切れず、
 思い人と同じ道を辿ってしまうかもしれない」


→絶望する気持ちを奪えばよかったんじゃないかな。




こんなところです

スポンサーサイト

category: アニメ

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://sajiya.blog89.fc2.com/tb.php/425-8bedd581
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。