大匙屋

健康第一

2013秋アニメ DIABOLIK LOVERS  

■DIABOLIK LOVERS http://anime-dialover.com/


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だまされて吸血鬼の館に放り込まれ、捕らわれの身となった少女が
6人兄弟の加虐性向と狂気にもてあそばれ、徹底的に血を吸われる話でした
乙女ゲー原作

最初は怪物王女みたいなノリかなあと思いながら見始めたんですが
吸血鬼たちがデレもせず、ヒロインに乱暴狼藉を貫くところがとても新鮮。
上級者向けな感じです

吸血行動の描写はとてもエロティックだけど、
胸ひとつ触らないところが女性向けってことなのかなあ。
服なんかはもっと乱暴に引きちぎっても良いのでは、と思うけど。


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制作はゼクシズ、美術は小倉工房。小倉工房って株式会社だったんですねえ
IGの美術部だと思ってた

吸血鬼モノだけあって美術コンセプトは西洋風。
本格的なロココ調がくるかなと思ったけど、ロココは家具・調度品だけだった。
01話冒頭の3Dレイアウト、アーチの銘版を越えて行くクレーンショットが綺麗です。

ちょっと凝ってるなあと思ったのがこれ

#02



三面鏡TUで三面とも違う像を動かしてるのね
ほんの短いカットなのに、妙に丁寧に作ってある


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ストーリー的には、ユイがほいほい危険に首を突っ込んでいく感じが妙でした。
06話あたりになると、ベランダの手すりに座って歌ってるカナトに
わざわざ自分から近づいていくユイの姿に、たくましさすら感じ始める


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10話でリヒターに「このままだと兄弟は死ぬ」と言われ、コーデリアを受け入れる。
このあたりで「あれ?そういう気分なの?」みたいに驚くというか。

血を吸われるのがイヤだったはずなのに、自分のせいで兄弟が死ぬのもイヤなんや、と。
いつの間にそういう心境に至ってたんだろうと、戸惑ってしまう。

兄弟たちの抱える事情をユイが斟酌するイベントは特に用意されてない。
だからユイが「誰も傷つけたくない」と考える過程は、一見して構成上の失敗に見える。

でも、ここが実はこの作品の難解なところで。
ぼーっと見てたらわからないんですよ。ハイコンテクストな部分。

#03
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あの晩餐会で「マナーをみっちり教えてあげます」とかレイジが言ってたのは
たとえば彼は言っても仕方がないことは言わないわけです。
だからシュウやカナトには彼は何も言わない。

マナーについて何かを言うってことは、
食卓にユイを家族として迎えるよってことなのね。わかりにくいけど。
ここはだから、レイジのデレ部分なわけです。


プールに放り込んだあとタオル掛けてくれるアヤトの気遣いや
月の欠けた晩に屋敷から逃がそうとしてくれるスバル、
ひたすらユイの気を引きたそうなだけのカナト。
この4人はまあいいとして


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でもライトとシュウはまったくわからないですね。この2人のことは、ちゃんと描けてないと思う。

とくにライトは、ユイの信仰心を破壊することに固執してた感じだし、
なにか強く信じていたものに裏切られた経験を彼も持ってるはずなんですよ。

そもそも3つ子が母親を殺さなければならなかった理由もわからない。
いやむかつくBBAだけど、理由もなく簡単に殺さないよ。いくらなんでも。

この母親殺しによってユイは「もうイヤこんな家」という状態になったはずなんで
事情が解明されない限り、ユイと彼らとの関係が改善されないはずと思った。


シュウに関しては――ずっと寝てたけど、最後だけ心配して起きてた。
それだけしかない。一体なんだこのキャラ。



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あとあれだ #10
泳げないくせに桟橋の真ん中によじ登ってくるの笑った
そこ水面から50~60センチはあるだろうに


#06



このカット綺麗ですよね。吉田徹さんかな

カナトは実に面白いと思いましたよ。#04のコーヒーのやりとりとか、素晴しいです。
彼は取り繕ったような言葉やウソが大嫌いで
ユイにもウソをついて欲しくないと思ってる人なんだなと。
純粋な狂気という感じで。


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