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YAWARA!を語る  

なんか流星風記事タイトル

■YAWARA!
監督 ときたひろこ
アニメーション制作 マッドハウス
放送期間 1989年10月16日 - 1992年9月21日
話数 124話


とりあえず監督ときたひろこの演出について少し
ときたは放送開始当時33歳くらい、杉井ギサブローの下で
長いことあだち充アニメのディレクションをして
この「YAWARA」が初のチーフDです

この演出家はかつてヤマカンが妄想ノートで叩いてたので
みなぎってた若かりし山本寛に存在を意識させる実力者であったことは確か
いくらギサブローさんの弟子筋とはいえ女性監督などまだ珍しい時代ですし
才能に加え世渡りの上手さ、自我の強い野心家の面も持ってる人なはず。
まあそれは想像の範囲の話ですけど

僕が面白いと思ったのはこれです

#27 「柔と恋の四角関係」 コンテ演出/ときたひろこ

6632013009027_020510230.jpg

柔の進路を勝手に決めようとしている滋悟郎と祐天寺
そんな二人の前で柔は「西海大学には行かない」と宣言
滋悟郎が「ちょっと来い」の流れ




(1)口論→(2)T.B→(3)立ち去り
面白いと思ったのはこの短く印象的なTBの使い方です

(1)の口論は計測すると二人のターン各67フレームで均等
前にもどっかで話したと思いますが均衡的対立を表現するときは
割り振る時間を相互同じにしますね

この均衡が(2)のTBによって破られる
・TBが入ることで口論が次フェイズに移行したことを視聴者に知らせます
・画面に入ってくる柔の肩と背中、両者の大きさの変化で優勢/劣勢を表現

(3)立ち去り
・滋悟郎をにらみ目線を合わせたまま歩き出しながら念押し、ここがうまい
・首を右に振って会話打ち切り

ごく少ない素材で二人の性格や譲れない主張の対立、位置関係まで表現してる
最後のローアングルでシーンのオチとなる祐天寺の表情に期待させる締め方

柔のほうが滋悟郎より背が高い、だからそれを利用した平面的な横からの絵で
口論して終わりにすることもできたはずなんですよ
それをしないのはスポーツ物だけど日常芝居と柔の人間関係に重点を置いてくよという
この女性演出家の主張であるわけで
それと後述しますが三次元的な空間の捉え方ですね

こういう演出ってギサブローさんでも見たことない気がする
時期的にはうつのみやショックの頃になるのかな
アレは当時演出家にも大きな影響を残したはずですが
それが直接作品に反映されるにはまだちょっと早い気がするんで
やはりこのセンスは元々ときたひろこの持ってたものなんだと思う


#44 「代表選手今夜発表!」 コンテ演出/ときたひろこ



人に見つからないように裏門から下校しようとして
マスコミに発見され声を掛けられ一瞬凍るシーン

髪揺らしはシリーズを通して細かいとこまで丁寧に作られてるんですが
(そのこと自体もこの時期の作品にしてはすごい)
ここはショルダーバッグを一緒に揺らすことで
おぼつかない不安定な心情をうまく表現してますよね
ほんのちょっとのことなんだけど、
当時の男性演出家はわりとこういうとこに気を遣わない


ダメだ眠い。あとは明日


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