大匙屋

健康第一

2013春アニメ アラタカンガタリ~革神語~  

やーっと春アニメ・・・
僕は最初これ「革物語」と読んじゃってて
なめし革職人か何かの話かと思ってました


■アラタカンガタリ~革神語~ http://arata-anime.com/

原作は少年サンデー連載中の作品
僕は全然知らなかったんですが単行本も20巻ほど出てる人気作だそうで。

ぶっちゃけると出版社主導の企画による低予算販促アニメといった感じ
演出も作画もおおむね三文字クオリティで
原作ファンの方は内心忸怩たる思いかもしんないです



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・主人公あらた=元いじめられっ子、正義感強いが臆病で非戦主義
・ちょっぴりトラウマ持ちで結構うじうじ悩む
・異世界でできた仲間たちといっしょに謀略をあばく成長の旅
・美形キャラ多め
・お色気シーン皆無
・お笑いシーン皆無
・ささやかなアクション
・展開ゆっくりめ

これに加えて韓国クオリティなんで・・・まあ多少、分が悪いか?


「ほつれた糸は直せばいい」「本当は良い友達、仲間」「今は行き違いで誤解してるだけ」
「すべては話せばわかる」「人はきっとわかりあえる」
大雑把に言うとそういう話だった気がする

主人公は戦力的には微妙、むしろ弱者な設定にされてて
それでも自分を信じてくれる人がいれば頑張れる。
戦うよりも別の方法で理解し合う、という方向に話を持っていく。
込み入った関係に主人公がどう決着をつけていくのかが見所のよう。

物語は現代社会と異世界が同時進行で描かれて
どこでリンクするのかなあと思って見ていたんですが
中盤以降、門脇参戦によって上記のようなテーマが判然としてきます。


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いじめられていた経験からか、主人公は一方的な暴力が嫌いで
そういう場面に立ち会うと、後先考えずに飛び出して行ってしまう。
このパターンはツツガ戦、カンナギvsアカチ戦、あと石切り場でも見られた。

何気にツレが危険なんですよね、こういう行動。
でもいつも何とか無事に収まっちゃうので、毎度まいど繰り返される。


してみると、この主人公はババを引くことがほとんどない。
たいして強くもないくせに言動は一人前、そしていつもわりと上手くいく。
こういう主人公は昨今の女性作家の作品に多い気がするんだけど
なんでボコられないんですかね?ボコられたほうがよくない?

僕は「もう少し報われるべき人」が「たまに美味しい目に会う」話のほうが好きですが
ボコられない、ババを引かない主人公がケガひとつしない話のほうが面白いですか?


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主人公がまったくボコられないのでケガもせず
ヒーラーである姉ちゃんの活躍の場がありません。
間違ってオパーイを出すチャンスもない。

野郎同士で悪ふざけしたり失敗したりもしないので
赤髪もただ旅に同行してるだけ、基本的に何もしない。語尾以外キャラ薄い賑やかし。
カンナギはツンデレ枠で戦闘時に解説するだけ。


こういうツレの人らはただ存在するだけで、損も得もしてないので
「もっと報われてもいいのにな」という感想すら持たれない。
可哀想さが足りない。同情を引かないので応援もされない。
彼らは悩める主人公にひたすらプレッシャーを掛けて励ますだけです。
これじゃ、つまんなくね?


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姫王襲撃テロの主犯であるカンナギが
アラタと行動を伴にできちゃうのも正直よくわからないんですが、
まあ事情説明はないけどそれは後々わかるんだろうと無理に納得するとして
ヨルナミに関してはまったく意味不明ですよ。

彼には彼の事情があって、彼なりに目指した世界があって姫殺しに荷担したはずなのに
それを全部放棄してアラタに降ることができちゃうのがわからないなあ。

そもそも姫王が暴君であった可能性もあるわけだし、
アラタが「この世界を変えてみせる」とか言い切っちゃうけど
そう言い切れるほどこの世界のことを知らないですよね、彼も。

まあ12話くらいでは何もわからない、壮大な物語なんだということなんでしょうけど。


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門脇くん
この子はなんか徹底的なルーザーという感じが良かった
門脇のおかげでシリーズ後半はかなり引き締まったと思う

「次は覚悟しろよヒノハラ、ぜってぇ、てめぇを下してやる!」→捨て台詞とともに吹っ飛ぶ
この少し前に「決着をつけようぜ」とか言ってたくせに
吉本新喜劇か


#12
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この抜刀シーンを背中越しに見せる演出も不思議な感じがした
抜刀シーンて、本来ひとつの見せ場ですからね。
どういう演出意図なのかまるでわからない。向こうの人のコンテだからかなあ

そういや06話のオヒカ邸客間シーンでの上座・下座の関係とか興味深かった
この世界って月が3つある異世界なんですよ。
だから太陽神じゃなくて月を信仰してたりするのかもしれない。
そこから発想していくと、いろいろ現実世界と価値観が逆転してって面白い。



#11



こういうリアクションの動きとかもそうだけど
なんかこう、真剣なのにコミカルで笑えるんですよね。バカにするわけじゃなくて。

後ろの2人のシンクロって舎弟の動きですよね。
こういう動きの発想って日本のアニメにはないっていうか
大昔にあったけど今はもうまったく見ないタイプの動きじゃないですか。

他にも、人が見る方向を変えるときの動きって
顔や頭より先に瞳から動かすもんなんだけど
そういうことから発想が違ってるのが面白いというか
いまでも韓国人が描くとこうなるんや?みたいな新鮮な驚きというか

まあ僕はそういう点でもちょこちょこと楽しめました
多分わかってもらえないと思うのでオススメはしません





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