大匙屋

健康第一

3回ドカン  


進撃の巨人 第07話 「小さな刃」

こういうの僕は3回ドカンとか2回ドカンとか勝手に呼んでるんですが
正式にはダブルアクションとかトリプルアクションとか言うようですね
なんか他ジャンルの用語とかぶるから使いにくいんだよねこれ


一度のアクションを、カットの起点に戻って
カメラアングル変えて複数回繰り返す

作画する人は手間が倍になって最悪でしょうけど
視聴感覚は加速感があってインパクト倍増でいい感じです

そういえば「BTOOOM」を視聴してる時に
3回ドカンとかやればいいのになあとかいつも思ってました。

技法自体は昔からあるんだけど
最近この手法の採用が増えてきてる気がしてます。

意味の伝達だけにとどまらず、演出にひと手間かけて
表現のグレードを上げようというのは傾向としては好ましいですよね。
普通のアクションカットよりは動かさないで済むでしょうし
ってあんまり変わらないか

このへん2回


問題児たちが異世界から来るそうですよ? 第10話 2013
・そんなに凝った動きじゃなくてもカッコよくなるのがいい
・むしろ動作はシンプルであるほうが映える


黒子のバスケ 第17話 「ふざけた奴ばっかりだ」 2012
・なんかこれはもっさりしてる気もする
・黒子ってダブラシの煙とか相当力入れてますよね


3回だとこのへん


アクセル・ワールド 第24話「Reincarnation;再生」 2011


境界線上のホライゾンII 第05話「猟場の人道主義者」 2012


境界線上のホライゾン 第10話「スタートラインのラッパ吹き」 2011

・弓射は拳銃よりさらに動きが少なくてあんまアニメ向きじゃないんで
こういう演出が逆に映えますね
・アクション自体というより、決定的な瞬間を切り取って印象づける演出なので
対象が静止してるほうが美しい
なんかこういった美意識っていかにも日本人的なものかもしれない


ダブルアクションについて適当にググったら
氷川さんの話で「この演出は東映時代劇がルーツ」みたいなのがあって
まあ東映時代劇って黄金期は昭和30年代とかなんで、さすがにその影響は古い
僕はとっさに暴れん坊将軍とか思い浮かんじゃいましたけど
若い人はピンとこないですよね





今の演出さんが影響受けてるとしたら、多分時代劇とかじゃなくて
90年代のテリー伊藤とかが作ったバラエティじゃないかって気がする





アニメで最初にトリプルアクションをやったのは何だろう?とか考えたけど
結局これだという確信に至らず



劇場攻殻とかがけっこう走りだったりするのかもしれない
ここは川崎博嗣さんの担当パートですね※1
これは1995年か。これより古いのってちょっと思い当たらないです




もう少し検証を続けてみるので
何か思い当たれば追記ということで



※1
※余談ですが、こういう話の流れでこの攻殻のパートを見ると
押井守という人の意外な「可愛さ」が見えてきませんか?


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category: 3回ドカン

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コメント

 いつも楽しく読ませて頂いています。
 目の付け所がさすがですね。今までぼーっと見ていた自分は一体…

 私の記憶が確かなら、不思議の海のナディア 第36回「万能戦艦Ν-ノーチラス号」(1990年?)において、空中戦艦を撃ち落とす時の主砲発射シーンで2回ドカン?があったと思います。あの作品がパロディ満載だったことを考えると、もっと古い起源があるのでしょうか。

 確かに押井さん可愛いですね。私の中では比類なき天才少年という印象があるので、凄く納得できます。

URL | テツ #-
2013/08/08 23:10 | edit

あー、ダブルアクションは相当前からあるんじゃないかな?
松本アニメの艦砲射撃とか、いかにも使われそうだし想像つきますね
ナディア#36、見たはずなんだけどもう覚えてないなー
近いうち再見してみます。情報ありがとうです

押井さんやっぱ可愛いとこありますよね
3回パンとは違って、作画に余分な手間掛けてまで感動を誘うわけですから
自分から客に寄って行ってますよね

URL | 管理人 #pBoZlR9Y
2013/08/09 01:24 | edit

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