大匙屋

健康第一

スポンサーサイト  

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

category: スポンサー広告

tb: --   cm: --

2013冬アニメ 琴浦さん  

■琴浦さん http://www.kotourasan.com/

6532013008004_200410448.jpg


話題になってた1話のAパートは確かに面白かったし
4話からの展開のギャップもそれなりに楽しめはしたのですが
どうでもいいような細部がやたら気になったので
僕には向いてなかったのかもです



6532013008004_200410450.jpg


他人の心が読めるというのは
その分だけ自分と他人との境界があいまいであるということです。
琴浦さんには人がどのように考え、どのように自分を見るかが全部わかる

転入早々に能力をオープンにして人との間に壁を作ってみせるのは
そのほうがお互い傷つかない、差しさわりがないという配慮ですが
行動としては幼稚ですよね

もっと上手な人との付き合い方はあるだろうし、
客観的に見ている我々ならいくらでも思いつく
でも琴浦さんはそういう選択をしない
それはそれで別に構わない。彼女がそう選択しただけのことだから

つまり琴浦さんにとって「他人」は何を考えてるかがわかるので
適切な距離さえ保っていれば怖い存在ではない。


6532013008004_210200510.jpg


しかし真鍋くんですが――
彼は琴浦さんの能力を知った上でなお近づいてくる


6532013008004_200530590.jpg


琴浦さんは最初は戸惑いますが、結局すぐに真鍋と打ち解け、受け入れる。
これは彼の本質に悪意がなく、エロスだが誠実だと知るからです。


僕は思うわけです。
真鍋くんというのは、他人との境界があいまいな琴浦さんの前に
最初に現れた「他者」じゃないのかなと。

何を考えてるかはわかるのに、なぜ近づいてくるのかわからない。
みんな自分を怖がるのに、真鍋くんは怖がらない。

だとしたら、琴浦さんが真鍋くんに対して感じるのは「恐怖」のはずなんですよ。
この人怖い。不気味だ。意味がわからない。
一般的に僕らが「何を考えてるのかわからない人」に感じる感情を
琴浦さんは真鍋くんに対してのみ感じるはずなんです。


6532013008004_200560130.jpg


物語はこの部分にある隙を「真鍋くんのエロ妄想」でカバーしている。
琴浦さんが真鍋くんに距離を置こうとすると、
真鍋くんにエッチな妄想をさせ、それをキャッチする琴浦さんを困らせて引き戻す。
これはアイデアとしてはすばらしいです。

すばらしいんだけど、これでうまく誤魔化されちゃって
真鍋くんがどうして琴浦さんに構うのかとか、
なぜ琴浦さんを怖がらず、平気でそばにいられるのかといった
根本的な疑問は解消されないわけです。

そんな二人が、ああも早い段階からラブラブになるのは
僕にはちょっと理解しがたい。
琴浦さんには真鍋くんが「わからない」はずだから。


真鍋くんに関してはずっとモノローグもなしで(妄想はOK)
琴浦さんにとって唯一の「他者」であり続けるほうが良かった。

琴浦さんにとって「わからない」のは真鍋くんだけ。
そして「わからない」からこそ「わかりたい」と考えるようになる。
その過程の描写は、もっと丁寧であるほうがいい。

彼との関係構築を話の主軸にすれば中盤エピソードの浮きも解消され
物語はもっとまとまり良く仕上がったと思う。
ほとんどのエピソードは二人が恋人関係でなくても成立しますよ。
まあ僕が思うだけですけど


6532013008004_210200520.jpg


ESP研も同じですね。
三船に関しては動機があるので理解できるんですが
室戸に感じるのはむしろ不気味さですよね。
室戸は真鍋からエロスを抜去した存在で、不気味さを徹底することで成立はしてるけど
結局彼が琴浦さんと平気で付き合える理由は明らかにされてない。
まあ室戸は造形からして水木キャラの引用だろうし、不可解なところは問題ないですが。

琴浦さんがそこに居場所を見つけて馴染んでいくという過程は
終盤までじっくり時間を掛けて描かれるべきだと思った。

あと真鍋は、最初からESP研の部員だった設定のほうが良かった。
まあこれはどっちでもいいことか


6532013008004_200490010.jpg


琴浦さんの最初のオサレ部屋

これもね、どうでもいいのかもしれませんが気になるんですよ。
この部屋は「転入してくるまでの琴浦さんの人生」を象徴してないといけない。

琴浦さんは、友達は欲しいけど一人もいないんですよ。
だったら琴浦さんの部屋ってのは、もっとサボテンとか観葉植物で溢れかえってるはずですよ。
もしくは、小物やぬいぐるみなど「カワイイ」で埋め尽くされている。
あるいは、オタ部屋になってる。

こんなオサレな部屋で一人、絶望と孤独の暗闇に耐えられる人間なんていませんよ。
人ってのはそんなに強くないです。足りない何かをモノで埋めようとする。



僕はこの作品の監督やスタッフのこれまでのキャリアには
一定の評価をしてるつもりですが
この作品に関して言えば、ちょっと作り込みが甘くないか?という気がしてます。
まあ原作力の問題でしょうかね。
キャラデザインかわいいし、欝萌えとか斬新なだけに
いろいろと惜しいですね。




#07


7話のこの作画、レイアウトも含めてなんか良いですよね
何気ないシーンなんだけど、なんか印象に残った





スポンサーサイト

category: アニメ

tb: 0   cm: 2

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

 |  #
2013/08/05 18:18 | edit

大変申し訳ありませんが
僕はこのブログで儲ける気はないので
遠慮させていただきます

URL | 管理人 #pBoZlR9Y
2013/08/05 20:55 | edit

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://sajiya.blog89.fc2.com/tb.php/339-c976cc44
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。