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2012秋アニメ BTOOOM!  

■BTOOOM! http://www.btooom.com/

銃を使わず、爆弾のみで戦うというのは斬新で面白いと思うのですが
見続けてると、爆発のインパクトはどうしても薄れてしまいますね。
主人公は死なないしケガもほとんどしない、
それはともかくウェザリング(汚し)やらダメージ表現がほぼ皆無なのがどうも。

作画が追いつかんのでしょう。
一箇所汚したらつなぎのカットもいちいち統一せにゃならんわけですし。
それはキャラデザを変えるのと同じことなわけで、悩ましいところです。

でも、さんざん死地をくぐり抜けておいて
シャツや顔が綺麗なままなのは、やっぱりおかしいですよ。


6102013001028_050030170.jpg


視聴に際してどうしても気になった点が二点あります。
ひとつは主人公がアホに見える点、もうひとつは伊達の存在の意味です。

(1)まず主人公についてですが

6102013001028_120380441.jpg


スタンガンを構えて「やめろ!」と背後から叫んで脅す。
意味がまったくないです。
どうせ殺傷力ないんだし、さっさと気絶させちゃえばいいのに。


6102013001028_120410361.jpg


敵が人質を取ってるってことは、
爆弾投げてくる主人公に対し、追い詰められてるのが傭兵のほうということです。
なぜそこにわざわざステゴロを挑むのでしょう?
ここは物陰から石コロひとつ投げ入れるだけで、敵をビビらせられる場面です。
傭兵相手に、ナイフを奪えば勝算があると考えてしまうのもクレバーじゃない。


このように、主人公の対人行動が何かにつけて不用意なのは
彼がゲームの世界ランカーでチート力を持ってるからで
展開上、どんなピンチでも最終的にそこに頼れるのがアダとなってるわけです。
とりあえず深く考えず突っ込んでいく。いつもスタンドプレイ。

それなのに、彼の行動目的は「人との協力による島からの脱出」です。
ここがわかりにくくて、アホに見える。


6102013001028_120520001.jpg


他人の爆弾や食料を持っていたヒミコを徹底的に疑ってみせたかと思えば、
爆弾の使用形跡がない伊達はあっさりと仲間に引き入れてしまう。

彼は基本的に、人を信用したがってる人なわけです。
だから必要な情報さえあれば、これ幸いと相手を信用してしまう。

というのも、彼は@数個のチップを「誰も殺さずに」手に入れたいと思っている。
人殺しや強奪は極力したくない。
だからチップを融通し合える、信用でき仲間となれる人を求めているけれど、
「もし襲われたら、相手を殺してチップを奪い取る」というオプションも
放棄まではしていない。

そのため伊達にもヒミコ・平にも、生き残るために何が最優先なのかを言わない。
「こういうプランで@数個のチップを手に入れたい」とハッキリ明言しない。
「人を殺すことになるかもしれない」と、彼らにも視聴者にも言えないわけです。

建前上、ノープラン。結果として主人公の行動は場当たり的な印象を強め、
お人好しのアホに見えてしまう。



(2)伊達の存在の意味について

6102013001028_110530330.jpg

「あの、もし良かったら、一緒にこの島から脱出するの協力してもらえませんか」
「はい。チップを8つ集めて、迎えのヘリを呼んで、ヘリを奪って逃げるんです」
「俺たち、今チップを3つ持ってます」

チップを3つ持ってますという、この情報公開は
(1)の印象のつながりで主人公がすごくアホに見えてしまいますが、
実は3つ持っていると教えたことで、結果的に伊達は彼らを殺せなくなった。
伊達が彼らを皆殺しにしても、脱出には@1個足りないからです。
ココは実は、よく出来てるところです。


で、伊達と出会ったことによりもたらされたメリット/デメリットを整理してみると

<メリット>
・投下物資の定期便情報
・平を孤独にしたことにより死に追いやり、結果2+1でチップ3個ゲット。計6個に。
(平と協力関係なので元々2個は手に入るが、平が死ななければ3個目は手に入らなかった)
<デメリット>
・簡単に人を信じてしまう主人公の不用意さがまた強調されてしまった。

結局、チップ数の勘定としてプラス1なわけです。
伊達を殺せていれば、チップは7個揃ったので損をしたとも言えますが。


6102013001028_110550020.jpg


今回のゲームに限って言えば、一応伊達は誰も殺してないので
死をもって償うほどの罪過ではないといえば確かにそうですが、
必要以上に露悪的なモノローグが登場時から執拗に繰り返されたため
平が死に伊達が生き残るというのは、どうしてもモヤモヤ感が残ります。


6102013001028_110550021.jpg


つまり、そうまでして伊達を生き残らせたのは
物語的には必ず意味があるはずなのです。そうでないとおかしい。

今後の展開上、伊達の再登場は必ずあるし
そこで伊達が生かされたことが主人公側に何らかのメリットをもたらすはず。
しかし、今回のシリーズではその結果を表現する尺が足りてない。
となると、これは致命的なんですね。
視聴者は普通そこまで都合よく先読みしないし、意味がつながらない。

なぜ平が死に、伊達は生き残るのか。結果としてこのモヤモヤだけが残ってしまう。
これは、中途で投げて終わる物語のわずかなカタルシスを
さらに中和してしまう悪影響を残したように思えてなりません。


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