大匙屋

健康第一

這いよれ!ニャル子さんに足りてないもの  

真尋君のそっけない態度が不快な水準なのが勿体ない。
ざっと見たところ問題点は二つ。


真尋君には行動目的がない。何をどうしたい、どうなりたいというエンド目標がない。
→真尋君にとって理想的な状態というのがわからない。
→真尋君がニャル子さんの何を嫌がっているのかがわかりにくい。

これに関してはオーソドックスな作劇として真尋の片思いのヒロインでもいればよかった。
本命の女の子が別にいれば、真尋がニャル子さんから逃げ回る必然性は確保される。
暮井珠緒がそのポジションなのだと思ったら違った。これは悪い意味で意外だった。
現状の真尋はせっかくドラえもんがいるのに道具を必要としないのび太である。


もう一つはニャル子さんのあり方。

ニャル子さんは実質的にコンフュージョンをもたらすがカオスはもたらしてない。
うっとうしさやウザさはあるが、それもフォークで刺すという報復が妥当な水準ではない。

純真で一途な美少女という演出だが、これを一体どうする気なのだろう?
美少女なのは強調するまでもなく、見ればわかること。
これだと真尋は美味しいポジションなのに何故そこまで拒むのか?という疑問だけがわき
それも結果的に真尋へのネガティブイメージとなる。

彼女の実体は異様な造形を持つおぞましい怪物であるという点の強調が足りていない。
これに関してはクトゥルー神話体系が今いち一般人には認知されてない状況を逆手に取るべきだ。

具体的には、ニャル子さんに「何をたくらんでいるかわからない怖さ」があればいい。
何をたくらんでいるかわからない怖さがあれば、それに脅える真尋も描写できる。
誤解されないように言っておくが、ニャル子さんの本質の部分は純真で一途でもかまわない。
どこかに得体の知れない怖さがちゃんとあり、それが「真尋以外には伝わらないもの」であれば、
孤立する真尋には視聴者の同情が集まるだろう。
それなら真尋が現状どおり極端なツンであっても理解はされる。


這いよれ!ニャル子さん



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