大匙屋

健康第一

2011冬アニメ 夢喰いメリー  

夢喰いメリー
http://www.tbs.co.jp/anime/yumekui/index-j.html

序盤は、迷子のメリーが夢の世界に帰るために夢魔を探して倒す話。
中盤は「そもそも帰れるのか?」の話。ここでちょっと停滞。
終盤は、夢魔に取り憑かれたイサナを救う話に転換。

まずメリーの「帰りたい」という願望が日常感覚に照らしてシンパシーを呼ばない。
このため、序盤の展開はかなりタルい。

「夢の世界に帰りたい。帰るためには敵を倒す」
「敵を倒すと取り付かれた人間に影響を及ぼすので倒せない」
このアンチノミーがうまく成立してない気がする。
そのせいで中盤における各人の苦悩もあまり機能してない。

そもそもなんで夢魔を倒すのだろう? 帰る方法を探してるんじゃないの?
狂言回しであるジョン・ドゥと再接触した時点で、帰る方法の有無を聞かないの?
星野部長はクリスを剥がされても無事だったんじゃないの?


メリーに対し、ユメジが粉骨砕身で協力する動機も弱い。
OPにて幼少時代の二人の姿を表現したイメージが複数カットあり
第01話でもジョン・ドゥの前でメリーが名乗りを挙げた瞬間にユメジが何かを強く感じた、
これらのことが最終的に放置されたのは構成上の不備と言うしかないだろう。

物語は、たとえ閉塞しきった深刻な状況(=夢も希望もない)でも
「絶対に諦めない」という選択をする「思いの強さ」を表現したかったはずだ。
では、どうしてユメジは絶対に諦めないのか?
なぜそこまで執着があるのか。
それは本来なら、幼馴染設定があるせいじゃなかったのだろうか。

夢での強さが思いの強さであるなら、ジュカイやオニギリ先生にも強い思いがあるはずで。
その説明はないにせよ、ユメジが覚醒しメリーがジュカイを凌駕するのなら
その「思い」を裏付けるものは当然必要なはずだ。
そこを省くから、ただの気合で何でも乗り越える話で終わってしまう。
ここは一番大事なところだろう。

山内重保はボケたんじゃないかと思う。



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