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2011冬アニメ 放浪息子(2)  

放浪息子
http://www.houroumusuko.jp/

どうも前回の分、途中で送信してしまったようなので補足。
放浪息子について下書きしてたら二万字を越えた。ので、だいぶ割愛。
我ながら少しきもい。


高槻くんについてである。

以下、「男の子になりたい高槻さん」の物語が終わる瞬間。
ここでも、名もない端役がいい働きをする。
第10話



台詞「バッカヤロー高槻/
ヤマピー超いい奴なのに何振ってんだよ。てめえ。/
高槻のバーカ。ブース。男」


直前のシーンで「ヤマピー」と呼ばれた少年が高槻に告白する。
高槻は男装で登校したけれど、前よりモテてしまった。
男の子になりたかったはずなのに、余計に女の子として見られるようになった。

告白だけであるなら、高槻に恋するヤマピーが変わり者なのかもしれない。
しかし、ヤマピーの友人である「彼」が高槻を面罵することで、
自分を含め周囲の人間が、高槻を「魅力的な女子」として見ている事実を補強する。
彼は高槻が、親友の恋するに足る「女性」である点を否定しないからだ。

この二人によって高槻は自分の中の女性性を強く意識する。
しかもそのことを内心喜んで、舞い上がっている自分に気づかされる。
高槻は、男装した結果として逆に女性化することになる。


「ニトリ君、堂々としてた」「ニトリ君はすごいな」「ニトリ君、やるなあ」
この一連の高槻の台詞には
男装のためにどこか肩肘張って頑張っていた自分とは違い、
ニトリがしたいように行動した結果、周囲から一旦は拒絶されながら、
文化祭の準備を通し、自然体のまま少しずつ周囲に受け入れられていく過程が
高槻のケースとは真逆であることへの羨望が込められる。

そして最終話において――
高槻はサオリから「高槻さんらしい」という評価を得る。
力が入り過ぎていることも、互いに意見が一致しないことも
サオリは高槻らしさとして受け入れると表明した。
初めてサオリから存在を全肯定され、高槻は積年の呪縛から放たれるわけだ。


いや、これは良作じゃないか。
アニメ好きにとってこの作品の誕生はまさに僥倖である。

気になる点を挙げるとすれば
演劇部に入部した設定が活かされなかったことと
1クールのシリーズに文化祭だけが二回もある構成がさすがに不自然かなと。それくらい。
あと、「放浪息子」っていうタイトルがダメだな。内容をうまく表していない。



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