大匙屋

健康第一

2010秋アニメ 百花繚乱 サムライガールズ  

百花繚乱 サムライガールズ
http://hyakka-ryoran.tv/

OPを見て、サムスピ以来の柳生二刀流が見られるかと思ったけど
それらしい描写はほぼ無かった。残念。

剣劇の醍醐味は一瞬で決まる勝負をめぐる緊張感と
大見得の清々しさにあると思う。
キャットファイトに和風テイストを加味するなら
そういうシーン満載で来るかなと期待したが、これも不発だった。
なんか能力バトル物だろうが徒手空拳だろうが剣劇だろうが
作り方が同じなのな。

アームス作品らしく、ヌルめのアクションとチラリズムへの執着は
平常運転としても、せっかく「サムライ」を前面に打ち出すなら
槍や刀を持つ所作やポージング、その佇まいの美しさには
もっと徹底的にこだわって欲しかった。
元々模型屋の企画らしいんで、これはよけいに大事なことのように思う。

派手なアクションは無くても、見得さえ上手に切れていれば
それなりに見られる映像に仕上がる。
上戸彩の「あずみ」がそうであるように。
僕としては今後もそういう作品の登場を心待ちにしてます。


・そもそもなぜ十兵衛や義仙は柳生姓なのか、なぜ柳生の奥義を使えるのか
・なぜ十兵衛は宗明の元に落ちてきたのか
・破邪顕正の陣とやらで邪悪なものではなかったはずだが何故か。

みたいな物語の根幹に関わる疑問は解消されないままだが
後半、義仙の背信からラストバトルに至る盛り上がりはかなり良かった。
敵の敵がやっぱり敵、といったパターン崩しや慶彦のツンデレ化、
とくに最終話の「心配無用だ」のシーンは何度見ても茶を吹く。

一見理不尽だがどう考えても理は慶彦にあり、それに逆らった十兵衛が
結果的に宗明を覚醒させ、自らは代償を支払うはめになるという展開も
最終戦にうまく悲壮感をもたらしていると思う。
望みが断たれる中で命を燃やし尽くすような戦いはやっぱり熱い。

クライマックスの色指定にはいろいろ事情もあるだろうが
義仙が絵的に判別しづらいので異形化でもしてくれたほうが良かった。


ちょこちょこと兼続のコメディリリーフを拾いにいくのも上手い。
暴走気味の兼続が適時又兵衛や半蔵のリアクションを引き出したり
見せ場をこしらえて二軍の空気化を巧みに防いでいる。

ただ、ヒーローが搾乳して戦うアニメが存在する時代に
変身に必要なのが初回契約時のキス1回のみというのは、筋立てとして地味か。
セキレイなどの先行作品ですら必殺技のターンごとに接吻したりする。
毎回ぶちゅぶちゅレロレロと舌を絡め合うくらいやらないと、インパクトには
欠けるかもしれないな。

あと、気のせいかもしれんけど
等身がなんかおかしい。

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