大匙屋

健康第一

2010夏アニメ ストライクウィッチーズ2  

ストライクウィッチーズ2 [12] http://s-witch.cute.or.jp/

第06話は支持。これはよくできていると思った。

まず宮藤への敵対心からエイラがペリーヌに接触する展開が良かった。
取り合わせとしては意外な感じもするが
独自の価値観を確立し最も状況に流されにくいペリーヌは
物語と視聴者間のメタ通訳的な位置にいる人物であり
隊内では何かと疎外されがちだが元々いじられ役としても優秀なので
強引に展開に引き込むと途端に人間関係が活き活きと動き出す。


第06話作戦行動におけるエイラの判断について。

消費者厚遇に慣れ、また軍人に美徳として悲壮感に似た決意や覚悟を求める日本人は
土壇場で私情に流されるエイラの判断に疑問を抱いてしまいがちだが
実は彼女たちはガチガチの職業軍人というより未成熟な子供である。
ギリギリまで任務を遂行しようとしてみたが最後で結局私情に負ける子供、
あの場面でのエイラはそれでいいのだ。

エイラ&サーニャの組み合わせが本来の作戦遂行上NGであったとしても
あの二人にとってそれがベストであることは全員が理解していることだし
二人にとってベストであるということは部隊にとってベストであるということ。

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この人はかように必死の形相でなにかを守ったことなどなかった。
エイラは「守りたい人を自分の手で守ること」の充実感を知り
「二流」と見下していた宮藤の戦いにも敬意を持つことになる。
この事実が部隊の今後にとってプラスに働かないはずがない。
結果として部隊は強化され、ロマーニャ市民も安全保障上の利益を得る。


第12話、最終決戦に関して

チートで解決という落ちは安易だけど
対価としてすべてを失うという結末に至るならそれもアリだろうと思う。
ただ、メンバーの唐突な魔力回復にはやはり説得力が欠けている。
余力を残していたとするなら11話で坂本を大和に先行させた理由が無くなり
どちらにしても整合性は取れなくなる。

第03話に登場したばあさんをマスターヨーダ的なデウス・エクスマキナにして
第08話において宮藤を震電に導くのも彼女に任せ、
事前にエネルギーチャージや力の解放を与えたり
坂本の暴走を見越して秘策を授けたりしとけばよかったかも。
それこそ展開としてはベタベタになるけど、現状よりはましのような。
もともと宮藤は治癒能力者なので、最終戦において艦上展開する巨大魔方陣の
範囲内で部隊員のステイタスが一瞬で全回復とかもアリだろう。
「ネウロイとの和解」を宮藤が一時保留する決断も
ばあさん絡みでなら序盤に演出できたはず。


かつて借金で傾いたガイナを救った起死回生のOVAに捧げられた数々のオマージュは
GONZOを救うには至らなかった前作への忸怩たる思いからか
爽快なまでの居直りで満たされているかのようだった。

問題点もあるが、少なくとも1期よりは作品として数段良くなっていた。
ただ、皮肉なことにパンツにはもう慣れてしまって絵的に何も感じるところがない。
この状態で今後シリーズを継続させていくのはいろいろ大変だろう。



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