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健康第一

2010夏アニメ セキレイ~Pure Engagement~  

セキレイ~Pure Engagement~ [13] http://www.sekirei-tv.com/

素材としてはとても魅力的な作品だと思うが
同時にあまり恵まれていないなと感じる。

制作セブンアークスという時点で作画にはあまり期待できないが
今回はお話自体もしょっぱい出来だった。

突っ込みどころを挙げていくとキリがないが
僕なりに、ここだけは許せないという1点について



第九羽 「数多ノ絆」
結「ウズメさん、お元気そうでよかったです」

長期入院している患者の病室でこの台詞はありえない。
この後月海、ウズメも何気ない会話をそのまま続けており
これは結のキャラクター解釈の齟齬というレベルの話ではない。

脚本家がアホなのか、コンテ台本での変更あるいは
それも含めた演出意図なのかは定かでないが
一つ言えることは、この制作陣がセキレイという作品の
各キャラクターを深く見ていない、大切にする環境にないということ。

こういった些細なほころびが後半での御中の行動選択に現れる。

千穂の治療のためMBIの医療データを必要とするミナトに対し、
御中広人はMBI本社ビル最上階での手交を約束した上で
さまざまなトラップを仕掛けゲーム感覚でミナトの来場を妨害する。

これは原作にはないオリジナル展開らしいが
結果如何に人ひとりの人生が掛かっており
仕掛ける側が遊び半分というのは人道上問題がある。

もちろんそれも含め御中のキャラクターであると言えるかもしれない。
だが作中で比較的常識人の部類として描かれる佐橋高美が
何だかんだでMBI/御中に長期にわたって協力しているのは
御中という人間に信頼のおける何か、人としてそこだけは踏み外さない
最後の良心を感じ取っているからに他ならない。

この御中の「遊び」が佐橋高美によって容認される条件があるとしたら
千穂の命よりも優先される何かが騒ぎの結果として得られるべきだが
MBI側にもたらされたのは勝者不在の雑魚セキレイ達の機能停止だけだった。
しかしそもそもこれは以前2週間と期限を切ってあった話でもあり
件の大騒ぎのエクスキューズには到底ならないし
当然ながら千穂の命に優先されるべきものでもない。

最終的にはこのオリジナル展開で御中、佐橋高美両名のキャラを
大きくブレさせただけに終わったように思う。


クライマックスでの鴉羽との直接対決だが
これは鴉羽が個人の意志でなく懲罰部隊の任務として
そこに立っているものと考える。
誰も知らないが鴉羽の本体は刀なので
折れた時点で勝負はついていたと解釈しておく。


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