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健康第一

2010夏アニメ 戦国BASARA 弐  

戦国BASARA 弐 [12] http://www.sengokubasara.tv/

圧倒的多数で包囲し降伏を促した上で
秀吉が単身で敵陣深く乗り込み敵将を倒す、
半兵衛は知将ぶっているが戦術的な才能描写は皆無。

であるなら、伊達・武田が連合するよう策を弄す必要も無い。
個別に撃破していったほうが確実であるように思う。

策が成らず伊達が直接大坂を攻めることになった場合でも
ただ迎撃すればいいだけの気がするし、頑なに小戦を避ける理由もない。
秀吉はこの間慶次と接見しただけで特になにもしていないわけだし。

伊達を東で足止めしておいて、その間に西の富嶽を奪うというが
伊達や武田との戦いに富嶽が必須である理由もとくに見当たらない。

09話松永久秀に独眼竜の足止めをさせる過程で
小十郎の処遇を久秀に預けるような半兵衛の判断も意味不明。
結果として政宗の生存が確認され嘘が露見して半兵衛は信用を失い
あれほどこだわっていたはずの小十郎の転向はそこで絶望的となった。
その上で尚、10話半兵衛は小十郎が世界をこじ開ける戦列に必要と言っている。
これはもう、何がしたいのかわからずアホとしか言いようが無い。

秀吉は半兵衛の知略をしきりに絶賛するが
あちこちに戦線を広げるだけ広げておきながら
豊臣が実質的に攻略に成功したと言えるのは長曾我部だけ。

何か深い考えがあるように見せておきながら
実際は結果が伴わない。
これはもうパンチラのない一騎当千である。

「健康状態に不安」といった設定は半兵衛ではなく
秀吉のほうに背負わせるべきだったのではないかと思う。
戦略家としての半兵衛が機能していない以上
半兵衛がいなくても豊臣の実質戦力は変わらないが
秀吉を欠いた場合すべての計画が水泡に帰す、
ここに至って強引な戦線の拡大や半兵衛の焦燥なども
意味を持つようになる。


慶次や幸村の、平和な未来をめぐるさまざまな逡巡も
なんだかどうでもいい観念的な話のように思える。

バカが悩んで成長する姿を描きたかったのかもしれないが
一太刀で竜巻を起こし雑兵勢が吹き飛ばされていく
荒唐無稽な戦闘シーンこそが作品本来の醍醐味だった。
難しい話とか明日のことなんかわからねえよ!
男と生まれたからには天下を取りにいくのが当然だろ!
そういう情動のほとばしり、是非を越えた突き抜け感こそが
「BASARA」という状態ではないかと思うし
我々はまずそういうものが見たかったはずだ。


作画的には・・・
たいして動かさずに派手に戦ってるように見える作画が上手かった。
これにはけっこう感心した。

もっとお気楽なエンタテイメントを期待したんだけど
見ていて案外疲れる作品だった。


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