大匙屋

健康第一

2010春アニメ いちばんうしろの大魔王  

いちばんうしろの大魔王 (12) http://www.mmv.co.jp/special/daimao/
主人公少年が温厚で平和主義な草食系の人柄であるがゆえに
周囲の人物・ことに女性は(その行動をいちいち主人公に突っ込ませる必要性から)
常識と条理の埒外にいるかのような極端な性格設定になる。

それは別にいいが、たとえば03話での服部絢子の転向などは
キャラが脈絡を無視して急に自己否定に走るような変節水準で
物語の進行を優先したせいで人格が破綻してしまっているように思う。
この結果として中~終盤で重要なはずの服部の苦悩が空々しく見えてしまう。

この服部を魅力的に描けなかったのは痛かった。
彼女の本音部分を代わりにさらけ出している緑の子は輝いてるんだけど。

04話ステージに飛び込んでくる照屋栄子など、
もはや狂人以外の何者でもない行動を取る。
まぁそれも極端な性格を表現するためと見れなくもないし
この行動が照屋の人格を直接阻害することはないが
少なくとも、照屋相手にまともな会話が成立することには違和感が残る。

そもそも脚本からして、いたる部分がガタガタで
元々わかりづらい全面戦争突入に、余分なカオスをもたらしている。
脚本がガタガタだとコンテもレイアウトもガタガタになる。
たとえば下

325416001_1_5_12.jpg

これなどは連続している1シーン(主に金髪男が喋るシーン)なのだが
アクトとケーナの場所や相互の位置関係がコロコロ変わってしまっていて
何が起きているのかわからない。
こういうつまらないミスが妙に多い。

準備期間不足やスタッフの力量の限界などさまざまな要因は考えられるが
いずれにせよ作品やファンにとっては不幸なことだったとしか言いようがない。



でも、スタッフが本来やりたかったことは
それなりに高水準なことだったんではないかという気はする。
たとえばキャラデザ。

3312560_01_05.jpg

わかりにくいかもしれないが、女の子の目の形状が全部違う。
こういうとこまで凝った作りになってる作品は最近あまりないのも事実。
作画スタッフは描き分けが大変だったろうと思う。

そういえばクライマックスでOPのインスト曲が流れる作品というのも
久しぶりに見た。



スポンサーサイト

category: アニメ

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://sajiya.blog89.fc2.com/tb.php/205-e820948b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)