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2010冬アニメ れでぃ×ばと!、ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド  

れでぃ×ばと! http://ladies-vs-butlers.com/

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主要キャラはこの↑1コマで瞬時に立ちあがるくらいのシンプル設定で
ひな型的なわかりやすさがあるが
唯一、彩京朋美(さいきょうともみ)に関しては
より極端でドラスティクな味付けが必要だったように思う。
要するに腹黒キャラのはずがたいして腹黒くないのが難点。

このせいで彩京朋美をめぐる人間関係の中では
物語がスリリングで予測不可能な方向には加速せず
ボケツッコミや掛け合いの妙もなく、
各キャラが基本設定以上の輝きを見せることもない。
例えばドリルは「何ですってー!」しか言わない。言う機会が与えられない。

自然と各エピソードは小さくまとまることになり
サービスシーンが売りの萌えだけアニメになってしまう。
これは原作の問題なのかもしれないな。
多分彩京は作者に一番愛されているキャラなんだろう。

ジーベック1軍だけあって作画水準は高いが
過激に見えて実はガチガチに保守的なよくある美少女物。
一言で言ってしまえばサビ抜きのクロマグロ、100円寿司。
光やシャワー、水などで特効の桜井英朗さんの仕事が際立つ。



ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド http://vampirebund.com/
フレンズは・・・まぁいいけど「ほぉー」で毎回吹く

ふつうの高校生に見える主人公が実は異国の騎士みたいな身分とか
なんでバンドに選ばれたのが日本の東京の埋立地なのとか、
なんで人間のお嬢さんは少年の正体が露見した直後から
当たり前のように普通に接してんのとか
お嬢さんは重要な会見場所にまでお邪魔していいのとか
細かいことはキリがないくらい色々あるんだけど・・・
ジェル塗るのと分娩台のインパクトで全部チャラかもしんないね。
この2つは狂気の沙汰だと思うけど、よくやるわと思った。

執拗なまでの目元アップ、瞳孔ズームとか
演出として意図している部分もあるのかもだけど
所詮リップシンクを省くための誤魔化しに見える。

修正はよく頑張ってるけど、作画は相当しんどそう。
実験的野心に富んだ01話やお馴染の紙芝居のせいで
出来てない部分が悪目立ちする。兼用カットも多い。

現場の力量的に回避せざるをえなかったレイアウトや
アクションが多そうなのも何となくわかるけど
水着回までボロボロなのは正直痛々しかった。
個人的には遠藤麻未さんが現役で嬉しかったけど。

胆力と儚さ、脆さを併せ持つ悠木碧の演技が最大の見所かなあ。
姫の幼児体型、盟約、三氏族の設定や整合性などはよくできてる。
伏線配置も効果的なので終盤は盛り上がる。愁嘆場も悪くない。
群集が姫のカリスマにかしずくシーンなどが
記号的な意味で必要だったと思う。

詮無いことだがもう少し制作に余力があればと痛惜。




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