大匙屋

健康第一

2009アニソン編曲語り[1/5] 「涼宮ハルヒの憂鬱」ED  

年末恒例、バカが偉そうに編曲を語る企画
今年は5曲選びました。5回連続

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音楽ブログではないので概ねタワゴトと思ってご笑覧ください
アニソンについて語るのは基本この時期だけです




「止マレ!」(「涼宮ハルヒの憂鬱」ED)
歌:平野綾、茅原実里、後藤邑子/
作詞:畑亜貴/作曲:田代智一/編曲:安藤高弘

とりあえず最初はこれ。

Aでは2、4拍が強調されるがB~以降は1、3拍が追い越していく。
「キミが消・え・た」で存在の希薄さを強調したうえで
転調Bパートを平野綾に振りシンコペで決意を固めるように
サビへと繋ぐ。
強い印象を残すナゼナラのD♭-C-B-B♭は
横並びのコード表上をドミナントが縦断していく一音転調
時間平面を3次元的に突き抜けていくようなイメージが
作品の世界観と符合する
ユニゾンのサビではコーラスが小節と小節とを繋ぐので、
曲が進むほど前に前にと急加速する雰囲気が強まる。

不思議なことが起きているのは最終フレーズで

   A♭m7  B♭7  E♭     B  D♭  E♭
 もう忘     れて   た   キミ をさがそ   う(→ブレイク)

前半はサブドミナントm7を使ったIVm7→V7→Iのケーデンスだが
そのあと突然G♭に転調している。
といっても3度上なので、セブンスでルートを「消失」した状態か。
終止感としては微妙だけど、〆方としてはアニソン特有の
奇妙な高揚感を曲にもたらしていると思う。
多分これも編曲の領域の話だろう。

5月発表→8月発売という間隔と出来の悪いジャケ絵、
さらにE8のネガティブイメージといった悪条件の連続さえなければ
ここ数年のアニソンを代表するヒットになっていたかもしれない、と
この曲に関しては半ば本気で思う。
詞・曲・アレンジが世界観と混然一体となったサジ加減。
間違いなく2009年のベスト編曲。

ライブアライブなどの関係でこのアニメは元々ギターサウンドとの
相性が意外によく、平野綾の歌った新OPとの釣り合いもあって
こういう曲調になったのかもしれない。
世界的ビッグウェーブになった旧EDのように
踊りたかった人には不評のようだけど・・・

でもこの映像の演出がヤマカンなら、ダンスはもう入れないにせよ
サビのドミナントモーションからラインクリシェの部分で
坂を駆け下りていく絵を入れただろうなあ。
彼が去ったことでハルヒは4小節分ズレたのかもしれない。
なんか今うまいこと言った気がする。






アフィは嫌いだが公式に画像を使うためには仕方ないのだ


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