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2009夏アニメ 5篇(2)  

かなめも (13) [TX] http://starchild.co.jp/special/kanamemo/
各人物の性格設定が画一的で、一つひとつのトピックがあまり発展しない。
ボケがメガネのセクハラ行動一辺倒なのは別に構わないが
ツッコミではなくボケ自体で落とそうとしているように見える。
落としを拾う側が先回りしないためツッコミが視聴者の想像を超えず
そのせいでボケの魅力が引き出されることがなく笑い空間が形成されない。
この状態はわりと苦痛で、視聴中のほとんどは無為で退屈な時間だった。
もしかしたら「登場が早すぎた作品」なのかもしれないけど。


プリンセスラバー! (12) [CTC] http://prilover.tv/
だいぶ絵柄が変わってるけど、これはこれで。
 
銃撃戦やモンスター襲来や猟奇殺人や異世界の冒険譚に飽き飽きしてる
人にとって、巨乳の美少女達から一方的な好意を寄せられる、便宜主義的で
ストレスフリーなロマンチック恋愛劇というのは必ず一定数の需要があって

・伏線を記憶したり設定理解に努力を必要とせず気楽に楽しめる
・絵がそこそこに綺麗、作画的見所
・おっぱい、ヒラヒラ、メイド

このあたりの条件をちゃんと満たしていれば作品としては充分であり
要するに遊園地デートで絶叫マシンやコースターの合間に乗る観覧車や
コーヒーカップのような存在。必要ない人には一切必要のないもの。
でも、無いよりはやっぱりあったほうがいい。
こういうものに対して面白いとかつまらんとか語ることに意味はない。
スキかキライかっていう、ただそれだけでしょうね。

余談だけど主題歌を歌う橋本みゆきさんの声質は
堀江美都子さんに似ていると思う。


ファイト一発!充電ちゃん!! (12) [AT-X] http://mv.avex.jp/juden-chan/

ぷらぐが近江閃登宅に入り浸る動機付け(これ大事)が弱い。
ライフコア(異世界)のパートは省略して、最初から近江家で
落ちモノ展開にしたほうがまとまりは良かったんじゃないだろうか。
ライフコアでの生活を描くより地球で日常を過ごすほうが
エロシチュには断然持っていきやすいんじゃないの。制作的には。

バットで殴るという行為が必要以上に暴力的に見えるのも良くない。
これは殴られたほうのリアクションが地味なせいだろう。
迎え頭突きで金属バットを腕ごとヘシ折るくらいやればいいのだ。
電気注入前後の対象の状態変化が視覚的にアピールしないのも残念。
CもBもAもあまり変わらないように見える。

ふわふわと宙に浮かんでる女の子とか、電気注入で人が再生するとか
たとえ低予算でも面白いレイアウトがいくらでも作れそうな話だけど
なんか普通かそれ以下の出来だなと思った。
出来ていてほしい部分がおざなりなのに、作画では女体描写や失禁などが
執拗なまでに描き込まれていると、一体何がしたいのかと思ってしまう。
でもスイーティーミリィの劇中劇は結構よくできてる。


よくわかる現代魔法 (12) [BS11] http://gendaimahou.com/

まずOP曲、アレンジともに素晴らしい。

第05話では第01話に絡んで高度な演出をやろうとしていると思う。
残念ながら上手くいっているとは言い難いし、かえって作品理解を
阻害する結果になってるかもしれないが、それでも何かに挑戦しようと
する意欲だけは全力で買う。その調子でガンガンやってほしい。

制作に余力がないのか、アップ多用→レイアウト失敗のパターンが多く
キャラの表情もどちらかといえば情緒的な変化に乏しいので
何をしようとしてるかが絵的に伝わりづらい。

表情の変化は少ないけど、最近ありがちなギコ猫顔(白目とかデー口とか)を
使用しない点は個人的に好感が持てる。無理矢理誉めてるけど。


090903145136.jpg
こういう絵もヘンだろう、いくらなんでも。
出崎光?他が大変すぎて修正が追いつかないんだろうか。
人間関係上重要なシーンなのだがここは劇伴のチョイスもひどい。

野中藍というのは良い鼻腔共鳴を持つが使いどころが難しい声優で、
独特の間延びした芸風やスキルが歯切れの良い演出に乗ることで
意外な相乗効果をもたらすのだが、この作品では良さを活かしきれて
いないように思う。

この作品をもっと誉めたい。誉めたいんだけど。


化物語 (12) [MX] http://bakemonogatari.com/
かなり評価が高いようなので新房演出が苦手な僕が野暮を云う必要はないかと。
苦手というか、漢字タイポグラフィのカットインはもう飽きたというだけなんだけど。

これはマジですげえと思ったのは
第06話「するがモンキー其ノ壹」の演出
脚本 木澤行人/コンテ 福田道生 尾石達也/演出 福多潤 鈴木利正(協力)

終盤の線路でのシーンが強烈な印象を残すが
むしろその承前、羽川翼とアララギの携帯電話での会話パート。
ここではアララギ側音声がフィルタリングされ、羽川翼の音声のみになる。

一般に電車内で携帯電話の会話が他者心理に不快感を与える原因として、
周囲の人間には片方の声しか聞こえないため会話内容から無視/注視の
判断が無意識にできず一方的に注意を奪われるせい、というのがあるが
6話のこのシーンはそれと同じ現象で、アララギの音声をカットすることで
会話の内容を羽川の台詞のみから推察する必要に迫られるため
視聴者はほぼ無意識に物語に集中「させられて」しまう。
そのせいで数分にわたるシークエンスにほとんど退屈することがなく
さらにその緊張が途切れないまま続けて暗い線路のシーンに入ることで
予想外のショッキングな出来事への恐怖感が増幅する仕掛けになってる。

こんな人心をたばかるような演出を何気なくやってしまうところも
広義において新房マジックということか。









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