大匙屋

健康第一

2008夏アニメ 鉄腕バーディーDECODE  

夏アニメレビューまだやるの→やるんです


鉄腕バーディーDECODE (13)[MX]
http://www.birdy-tv.com/season01/index.html


僕は旧版と言われる原作を読んだおっさん世代なんだけど
1985年に月刊サンデーで連載が始まった頃は
「宇宙連邦捜査官の美女と二心同体」っていう設定だけで
やたら面白かった記憶がある。実際に読者人気もあったし
同誌の他の連載作家が「バーディー面白い」と
誌面でコメントしていたのも覚えている。
しかし今になってアニメ化された新バーディーを見てみると
何故かこの設定、あまり面白いと感じない。

単にこっちが年を取って感性が擦れきったせいもあるだろうが
斎藤環なんかの難解な精神分析を引くまでも無く
セーラームーン以降の戦闘美少女は類型化と細分化が進み
「宇宙から来た女傑」という設定だけでは
物足りなく感じてしまうのではないかと思う。

昔はそれでもよかったのだ。アニメにおけるヒロインの理想型なんて
クラリスと峰不二子、それにナウシカくらいだったから。

だが現代のオタク嗜好は、程度の差はあれ
やはり大きな流れとしてペドファイル的方向に収斂されているし、
加えて社会情勢から視聴者は一般的に「宿命論」に非常に親和的であり、
命がけで戦う個人的事情の見あたらない宇宙捜査官には
今ひとつシンパシーを感じにくいのかもしれない。
冗談ではなく、バーディーの身長があと10センチくらい低ければ
印象がけっこう変わったのではないのだろうか。


ストーリー自体はいたってシンプルで
主要な登場人物それぞれの役割が最終的に消化されて無難にまとまっていた。
とくにテュートの使い方は良かったけど、少し退場が早すぎた気もする。
序盤の異世界編はちょっと唐突。鳥山ワールドみたいなステロタイプ。
ツトムをバーディの相棒にするために早い段階でビルゲバの惨劇を
見せる必要があったとは思うが、別のやり方のほうが良かったのでは。
個人的には第07話が一番ゆうきまさみ色のあるエピソードだと思ったけど
これはオリジナルなのかな。

作画的な見所はやはり随所にあった。
この作品は作る側が本当に楽しんで作ってそうだと感じた。

第09話では前から名前だけは散々聞いていた山下清悟さんのアクションを
初めて意識してじっくり見ることができた。
あの水の表現や鉄塔の倒れるタイミングは多少不満だけど
動きや破片はさすがにというか、本当に凄い。
若手の天才と言われるだけのことはある。
まだ若干21歳だそうで、末恐ろしい才能だと思う。

新年早々から2期放映だそうで、さらなるパワーアップに期待しています。



スポンサーサイト

category: アニメ

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://sajiya.blog89.fc2.com/tb.php/129-da2f0259
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)