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2008夏アニメ ストライクウィッチーズ  

ストライクウィッチーズ (12) [FTB] http://s-witch.cute.or.jp/

パンツ設定を含め余計な説明をしないことで
女性集団にありがちな湿っぽさを排除することに成功しているが
勢い余って人とネウロイとの異種間交流まで描くのなら、
ネウロイの本来の目的やその存在の意味など、ドラマティックな展開に
いたる描写がもう少しあってもよかったのでは。

この世界には社会や人の気配や生活感がほとんど感じられない。
宮藤も「守る守る」と念仏のように繰り返すが
誰を守るという前提で戦争嫌いを翻意するのかが定かでない。
人が痛い思いをしたり死んだりするところを描くことによって
宮藤の今後に悲壮感が漂うのを避けたかったのかもしれないが
序盤の赤城攻防戦で事前に平時クルーとの交流を1カットでも差し挟むなり
やりようはあったと思うのだけど。
赤城は重要なシーンで何度か登場するし、これは尺の問題ではない。

08話のミーナの一連の行動も意味不明なものだし
宮藤の単独行動にも動機付けがなされておらず、回収もされない。
終盤におけるマロニーの行動及びウォーロックの単機運用に関しても
どう考えても拙策であり権謀術数に長けた軍高官のすることではない。

総合的にはパンツアニメの謗りを免れる出来とは言いがたい。
しかしそれを踏まえたうえで尚、キャラの可愛さやメカ描写の精緻さ、
背動の多用による卓越したスピード感、プロペラ音の途方もない爽快感など
エンターテインメントとしてはそれなりの完成度にある作品とも言える。
伏線回収や心理描写に拘泥しカタルシスを軽視する独善的な作品が多い中
こういう開き直りに似た制作姿勢はある意味異質であると思う。

「まほろまてぃっく」でキャラデザインを手がけた高村和宏は
貧乳の美少女を描かせたらそのシルエットの美しさは天下一品だが
この「ストライクウィッチーズ」が監督デビュー作。
デビュー作ということなら、多少の不備は大らかに見過ごすべきかもしれない。
それでもDVD1巻は発売初週から爆発的な売り上げを見せているようで
苦境のGDHには起死回生の一打となる可能性もある。
有名になった例のキャッチコピーも、広告大賞をあげたいほど秀逸だった。

主にJPOP界隈で楽曲提供を中心に活動する長岡成貢によるサントラも
素晴らしく良い出来であったことを付記。

でも個人的には、リビングで気まずい思いをするアニメはもう結構です。




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