大匙屋

健康第一

The Scarlet Flower (1952)  




巨匠レフ・アタマーノフによる1952年のソビエト作品。
普遍的なテーマと、鮮烈な色彩感覚で強いインパクトを残すファンタジー作品です。
しかし日本語版が無いせいで本邦ではマイナーなまま60年放置プレイ。なので
僕が翻訳して作りました。通報しないでくれ。

日本のアニメファンの方はほとんど興味ないと思いますが
見て損はないはずです。


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2015秋アニメ 学戦都市アスタリスク  

■学戦都市アスタリスク http://asterisk-war.com/




地球規模の災害の影響が「ジェネステラ」と呼ばれる超能力者世代を生み出した未来世界。
優勝すればありとあらゆる願いが叶えられるというバトル大会「フェスタ」を制するため、
力と才能を持つ若者達が学戦都市に集い、互いに覇を競う。

というような話でした。分割2クールの1期目。


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主人公アヤトは古流武術の使い手、実姉の失踪など事情を抱えてもいるが
彼自身は覇権争いに興味なく、学園へは自分探しのために転入して来た。
異国の皇女ユリスと出会い彼女の守護が自分の使命と感じ、戦いに身を投じていく。

茫洋として掴みどころのない人物であり、強い動機も持たないため
何がしたい人なのか今ひとつわからない。


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落し物を届けるために大ジャンプして窓から侵入しユリスの半裸を見てしまう。
逆上したユリスに決闘を申し込まれるが、腕の立つアヤトが無慈悲に圧倒してしまう。
さらに乳を揉んでしまう。

ただのラッキースケベと言ってしまえばそれまでだけど
ユリスにはこれといった落ち度がなく、一発殴られてしまえば上手に収まるところを
痴漢であるアヤトが逆にユリスをやり込めてしまう形になっており、
この序盤でアヤトの好感度は上がらない。

#03
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03話カフェテラスにおいてようやくレスターに毅然と立ち向かうまで
アヤトに主人公らしい魅力ある振る舞いはなく、これでは少し遅すぎる。
もともとアヤトが行動に確たる動機や主目的を見せないところもマイナスに働く。
序盤にお客をつかめない、これは構成上の不備であると思う。


#03
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同じく03話において、ユリスが回想を交え少女時代を語るシーン
自国民の住む町を「貧民街」と表現するのに違和感がある。「下町」とかでいいと思う。
現在統治者ではないとはいえ、ほんとうに国民に寄り添う目線に立つなら
「貧民」という、他人事のような言葉は出てこないはず。


#09
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フェニックス開幕後
ピリピリしているレスターに楽しそうに駆け寄って食事に誘うとことか
性格がわからないなあ。そんなに他人と仲良くしたいかな

余裕があり過ぎて相手は嫌味に感じるだろうし
見ている分には正直こいつ気持ち悪いとすら思える。
周囲の思惑を意に介さない、暴力的な無邪気さ。

#11
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イレーネ姉妹とのお食事会にいたっては、もう何が起きてるのかわからなかった。
なんで戦いを前日に控えた相手と食卓を囲む必要があるのだろう。

レボルフの生徒会長がセルベレスタの使い手を警戒してる、という情報は
アヤトの今後にとって有益かもしれないけど、イレーネとの対戦前に必須なものではないはず。
ここで何がわかったところで、どうせ翌日には戦うわけだから。
ならばここで終盤の緊張感をわざわざ削ぎにいく意味はあるのだろうか。


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12話通して僕が得た結論は、
要するにこの主人公アヤトは忍者ハットリ君みたいな存在だということ。

田舎から出てきた剣術の天才的な使い手で、
本人には明確な行動の動機はないかわりに、周囲にいる人の力になって助けていく。
それ以上でも以下でもない。そんな感じです。


作画的見所は05話のエルネスタ登場シーンとか。

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A Christmas Carol 1971 Richard Williams   



ストーリー概要

 

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カトゆーさんのハロウィン記事  

カトゆーさんのハロウィン記事
http://katoyuu.hatenablog.jp/entry/2015/12/05/212344
が、えらい面白かったです。
記事では巨神ゴーグ(#01/1984年)やスプーンおばさん(#97/1983年)に触れられてなかったので
ご本人にお伝えしようかと思ったけど、すでに補足記事も出てるみたい


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ほかにも僕の知る限りでは
「悟空の大冒険」(1967年)の第37話「かぼちゃの化け物」というエピソードがある。
放映は9月下旬で、よい時期ではあるけどハロウィンとは直接関わりない内容でした。
でも「緑色ではない黄色いカボチャ」というイメージは当時からあったことになりますね。


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オズの魔法使い #19 (1986年)

少年チップが魔女のモンビ婆さんを驚かすために作ったカボチャ君
命の粉を掛けられて自律駆動しドロシーの道連れとなる。
これもハロウィンとは直接無関係だけど、ジャックオーランタンであることは見ての通り。


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■妖怪<世界編>入門 (1978年) 水木しげる著

この水木センセの著書にジャック・アランターンの紹介があるけど、ハロウィン関連の記述はなし。
当時は「アランターン」という呼称がわりと普通だった。

1965年の「少年ブック 昭和40年8月号」においても北川幸比古先生による
「世界の幽霊・おばけ100選」に「ジャック・アランターン」の記事がある(らしい:未確認)。
ハロウィンの祭事関連の情報より先に、単独で妖怪としてジャックランタンが
日本に紹介されてたことになります。

じゃあ、あの「彫りの形状」が何時どこから導入されたのか、という疑問が残りますね。


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ベバリィ・クリアリーの著書「ラモーナは豆台風」(学研)
小学校の図書室にも置かれ、後年NHKでTVドラマ化もされた名作シリーズのひとつ。
日本版の初版が発行されたのが奥付によると1970年末


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■IT'S THE GREAT PUMPKIN,CHARLIE BROWN (1966)

邦題 「チャーリーブラウンとかぼちゃ大王」がNHKで初めて放送されたのが1972年の正月です。
だいたい1970年代前半には、児童書や輸入アニメを通じて
ハロウィン文化とその一次情報が子供達にもたらされたと考えていいかもしれない。
もちろんこの時点では外国文化の諸知識に過ぎず、定着するのはずっと後になるわけですが。





カトゆーさんの記事の主旨からは外れるけど
僕にとって印象に残ってるハロウィンアニメは「イカボード先生」です。

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これは後半の終盤、追いかけっこの演出・作画がすんばらしいですので
是非見ていただきたい、
The Legend of Sleepy Hollow、1949年の作品です。



それから定番の Trick or Treat (1952)

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探したらあったんでリンクしちゃったけど、大丈夫かな。あとで差し替えるかもしれない
これは英語版を探して見たほうがいい気もする。英語なんかわからなくてもいいので。


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「とっておきの物語 / ミッキーの王子と少年」などのDVDに収録されてる、
調べてみたら2003初夏の発売で、当時ハロウィンに季節商材としての価値がなかったことがわかる
あと今は「王子とこじき」という題名は言っちゃいけないんですね。

Trick Or Treat (邦題:ドナルドの魔法使い)はDVD「ミッキーの悪いやつには負けないぞ!」に収録
こちらも2003年の春発売でハロウィンの季節感はガン無視
「トリックオアトリート」というフレーズを世界的に有名にしたのはこの作品らしいのだけど
あまり扱いがよくない。まあドナルドはあまり人気ないから仕方ないのかも

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「トリックオアトリート」といえば・・・
漫画コミックで僕がやたら記憶に残ってるのはゆうれい小僧のミスターハロウィン

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ゆうれい小僧がやってきた! (1987年/ゆでたまご)3巻

なんか憎めないキャラだった





漫画といえば萩尾望都を挙げないわけにはいかなくなる。

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■集会 (1978年/萩尾望都)

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日本においてハロウィンの狂騒のイメージ大本は
ブラッドベリ作品の70年代萩尾望都フィルターを通したものが原型と思う。

毀損する気は毛頭ないけど、僕は萩尾望都作品とはどうにも相性が悪いらしく、
そのせいかブラッドベリにも距離感があって、原作を読んだのも成人してからでした。




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■万聖節に黄金の雨がふる (1977年/内田善美)


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内田善美については、若い人を困らすだけなので多くを語るまい。
これもハロウィンを日本の子供たちに紹介した、非常に重要な作品であります。


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SHOCKING PINK GIRL MOMOKO  

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■SHOCKING PINK GIRL MOMOKO (OVA/1990年)

某所にて、水木先生の話題から流れでマンサン作品~この作品の話になったのですが
アニメブログでこの作品が取り上げられることはほとんどないので
ちょっと触れておこうかと。

だいぶ前の作品ですが、10数年前にDVD化され、楽天やゲオで今でもレンタル可能です。
セックスシーンがあり成人向けカテゴリーではあるのですが
正直ポルノアニメとしても、恋愛ストーリーとしても中途半端な作品です。
自分が発売当時に見てさえそうだったので、今の若いアニメファンが見ても
まったく物足りない内容に見えると思います。

ではこの作品の何が見所かというと、作監菅原浩喜さんのシワと矢木正之さんの女体作画です。


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パケ裏には菅原浩喜さんが原画にもクレジットされてるけど
本編EDでは鄭雨英さんになってる
殿河内さんが成人向けの演出やってることに驚きます。まあこの作品は演出的良作とは言い難いですが


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シワの上手い人はたくさんいるけど
菅原浩喜さんもやっぱり上手い。菅原さんは今でも深夜アニメで活躍されてますね


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矢木正之さんはご存知の方も多いと思いますが北海道・遠軽高という奇跡の高校出身
なぜか他の方とセットで語られがちな方ではあるのですが、やはり上手い方です。


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曲線と指・ツメの描き方に矢木さんの特徴が出てるんですが
菅原浩喜さんがもし原画にも参加してたら、わからない。
全部がそうではないかもしれない

参考までに、ハイスクールミステリー学園七不思議(1991年)の矢木パート
僕はこの学園七不思議が矢木正之さんの代表作と思う

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ふくらはぎのカーブとか、手指に特徴あります



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こういう表情とか、可愛いですよね。

前述したとおり話もエロもつまらないんですが、シワや女体をじっくり見る分には良い作品と思います。
こういう作品があってもいいんじゃないかと。いいのだ。






以下おまけVol.02から
主要スッタフは同じ、山本正文さんが参加

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リヴィールフレーム  

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■うたわれるもの 偽りの仮面 #07 (2015)

聖誕祭へと向かうハクとクオンの個別カットを、画面を遮断する影でつなぐ。
こういう遮断物によるカットのつなぎ方をリヴィール・フレーム(reveal frame)といいます。
トランジションの技法のひとつです。





通常、観客はカットやアクションがこの先にどのような経過をたどるか、
順当な未来をある程度予測しながら映像を見ています。

そこへ、リヴィール・フレームはカットの変更やアングルの変更などで
そうと意識されない程度の驚き、意外性を与え
観客を物語に引き込んでいくジャブのような効果を発揮します。



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■緋弾のアリアAA OP (2015)


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■学戦都市アスタリスク #03 (2015)


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■ケイオスドラゴン 赤竜戦役 #01 (2015)


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■響け! ユーフォニアム OP (2015)



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■俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」としてゲッツされた件 #01 (2015)

この柱とか、出現はかなり強引だけど、それでもわりとまとまる


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■GATE(ゲート) 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり #08 (2015)



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■セイント・オクトーバー #01 (2007)

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