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リリカルなのはVividと都築進行について  

多忙。小更新。


■魔法少女リリカルなのはVivid http://nanoha-vivid.tv/

#03
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「ヴィヴィオとアインハルトさんはこうして出会いました」
「これが二人の、そしてみんなの、ビビットな物語の始まりの始まり」



03話にして和解というのにちょっと驚きました。


都築真紀という作家さんには、基本的に1つの作劇パターンしかありません。
「宿命を抱えて心を閉ざす乱暴者との出会い~交渉と和解」

この類型はもはや「都築進行」であります。
フェイト・テスタロッサ、ヴォルケンリッター、ルーテシアにナンバーズ、
ガレット獅子団領国姉弟、竜の巫女シャルに星の民ベルデ。全部そう。
この類型あまりにも鉄板であり、この作家さんは何度も何度もこれを繰り返し、
その上で10年以上成功し続けている。

#02
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「Vivid」にも早々に覇王さまが登場し、「よし今回もきたな」と思うわけですが

#03
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宿命のライバルとなるはずの二人が
知人の紹介で普通に知り合い


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これがなんと03話のうちに和解する。
おかしい。

この二人の関係は、こじれさせたままで引っ張れるはずなのです。12話でも引っ張れる。
理解し合ってしまい、通じ合ってしまったらもう、二人には戦う理由、動機がなくなる。
二人はお互いに、笑顔以外の表情を引き出せなくなる。
これは失敗なんじゃないの?と僕は思う。

OP
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この、OPに客入りしたスタジアム的な風景が出てくるあたり、
多分この先は天下一武道会みたいになっていくはずなのです。

せっかくの宿命のライバルから、わざわざしこりや宿命性を排除して
本当に大会が盛り上がるのかな。


やらおんがよくピックアップする「シリアス展開いらない」といった市井の声を
華麗に拾って成功してみせたDogDaysの先例は無視できませんが
ああいったヘソで茶を沸かすような性善説/平和至上主義を
モンスターコンテンツである<なのはシリーズ>でまで、やる気なんですかね。
それは普通にバトルヒロイン同士が
互いの存在理由を賭けて全力で戦う展開よりも、より良くなるんだろうか?


OP
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とりあえずこの下乳の子はよ



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category: アニメ

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2015春アニメのカメラワークいくつか  

■終わりのセラフ #01 (2015)

すげえ。アバンからなんちゅうもんを見せてくれるんやと思ったクレーンショット
このあとカメラ左ロール後スイッシュパン→タイトルイン、全部ワンカットで。


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BG一枚絵なのかと一瞬思ったらこれが動くものだから、あれ?これは3Dマッピングしてあるの?
・・・と思ったんだけど、よーく見たらBGも各Bookも個別のパースは変わっていない。
すなわちこれ、3DCGではなく密着マルチT.Bなのである。

それにしてもこの奥行き感はすばらしい。
これは撮影が上手過ぎるっていうか、ここまでくるともう、人間技ではない。
各部の密着引きのタイミングが完璧すぎる。
なので、おそらくこれは3DCGガイドつきレイアウトによる作画と思われる。








■響け!ユーフォニアム OP (2015)

おそらくこれも3Dガイドによるものと思われるけど
京アニはこのくらい普通に作画でやってそうで怖い。死ねます





■アルスラーン戦記 #01 (2015)

圧倒的高密度な群集回り込み。このくらいなら、ものすごいけど、驚くほどではない。
3年前のSAO1期にもすでに似たような絵はあった。
しかしこの作品には10万の軍勢とか普通にバンバン出てくるようなので今後期待しています。
正直わくわくしています。




■ポケットモンスターXY #67 (2015)

フィールドを縦横にかけめぐる。回り込みクレーンから高速ドリーのドローンショット
最後のT.Uはいったん下降してから直進してるのがポイントでしょうね。
たぶん直接サトシにT.Uをかけると急に平坦な絵になってしまうんだと思う。

この各話はいくつかのカメラワークに加えてバトルもエフェクトも良く、
ストーリーも熱かった。未見の方は是非一度






category: アニメ

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(2015) 冴えない彼女の育てかた #05Bの加藤恵  

■冴えない彼女の育てかた http://www.saenai.tv/


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#05 B

ショッピングモールでのデートシーンですが
焦点距離ごとにレイヤーを切り分け、各階層でボケ味を微妙に変えてあるんですね。
TVシリーズのアニメでここまでやってるのは記憶にないんだけど、前にもあったかなー


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これは奥行き感を意識した撮影のリアル志向というより
意図するポイントに観客の視点を誘う演出的仕掛けであると思う。
真ん中の二人、2コマ作画なんですよね。この1カットになぜそこまでするのかと思うけど。
被写界深度を管理して視点を誘導する演出は02話時点でかなり目立っていて

#02
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焦点をズラしつつ、周辺にはノイズを過剰にばらまき、
明確な演出的意図をもって加藤めぐみの存在感を減殺しようとしてる。

#02
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このトモヤ君のうしろにいる客の後頭部などもノイズのひとつですね
こういうものを配置することで、わざとシーンの印象を散漫にさせてる。
「印象が薄い加藤恵」を表現するギミックであるわけです。

それにしても会話の主体のひとりを黙殺させる演出ってかなり無茶だと思うんですが
強引なレイアウトと撮影さんの頑張りもあって、わりと何とかしちゃってます。

撮影ではシリーズを通してパンフォーカスを意図的に回避してるというか
序盤からボケ味を徹底して管理する絵作りをしていて
それが05話Bパートのデートシーンで生きてくる

#05
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02話と打って変わって、05Bでは徹底的に加藤恵をフォーカスする。
ここも周囲がいい感じにボケているので、人物がぐっと引き立ちます。

ここで僕らが気づくべきなのは、主観視点で加藤恵を見た時に
「加藤恵はかならずトモヤ君を見ている」という点です。


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トモヤ君がオタクらしくショッピングモールの攻略に夢中なときも
加藤恵の視線は常にトモヤ君に向かっている
彼女はデート中、ほぼ常時にわたりトモヤ君だけを見てるわけです。

トモヤは加藤恵とのアウェイ戦=デートについて事前に金髪に相談したりしてるわけですが、
加藤恵はトモヤがプロットで煮詰まっているのを見ていて、
とにかく彼が自分とのデートを楽しんでくれることを考えてる。

直接の言及はないにせよ、このBパートには加藤恵の人柄や配慮、気遣いなど
彼女の魅力があふれている、そこへ撮影によって視点誘導してると

#06
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そして06話Cパートで金髪の指摘に図星を突かれ、加藤恵が初めて「ムっとした表情」を見せる。
彼女にとってこれは「現実ではあり得ない表情」(#05)なので、
つまりは彼女自身がコントロールできない感情の初めての発露であり――

加藤恵は実際のところトモヤをどう思ってるのか、
表情変化にとぼしい普段からはわかりにくいのですが、
少なくともこの日、トモヤとのデートを加藤恵自身も心底から楽しんでいて、
かつトモヤに途中で去られたことに、彼女は内心で傷つき深く失望していた、
その事実がここで顕わになるわけです。


まあ結論を言うと冴えカノはすごいです。とくに撮影がすごい。
ただのテンプレ萌えアニメでは全然ないです。
この作品に関してはもうちょっと語りたいネタがあるんだけど、また次の機会に




category: アニメ

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