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2013秋アニメ 革命機ヴァルヴレイヴ(第2期)  

■革命機ヴァルヴレイヴ http://www.valvrave.com/
★ほしひとつ

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ドルシア国の急襲を受けたモジュール77の学生たちは、中立地帯である月へ避難しつつ臨時政府を設立。
謎のロボット「ヴァルブレイヴ」と契約して人間をやめるはめになったハルトたちは
ヴァルヴレイヴ計画の真実を知るため地球へ降下、世界を操る闇の組織「マギウス」の存在を知る。

という話でした


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やっと2期を見ることができたんですけど
むちゃくちゃ面白かったです。これはいい。僕の好みに合っていた。

急に出てきて説明だけしてすぐ死ぬサブキャラとか、未消化に終わるプロットもあるんだけど
「トキシマハルトの物語」という核心的な部分、その叙情性は高く評価できる。

ちゃんと感情をゆさぶられるし、通じない心と心、コミュニケーションの断絶に失望する。
何度も何度も間違えた末に、至極まっとうなロボットアニメの主人公に
最後になってようやくたどり着く彼というのがまぶしくて、とても悲しい。


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ロボ戦は正直言ってつまらない。むやみに速い動きばかりで緩急がない、
おかげでロボの形状さえ、まともにつかめない。
「ルーンを喰らうロボット」の怖気や不吉さ、禍々しさがこのデザインには出ていない。

まあ、そういうコンセプチュアルなデザインはサンライズは元々やらないですが、
デザインからアクション演出も含めトータルで独自性のある作品になってたら星2つだった。
ハラキリブレードはとても良かったですが


#24
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作画的な驚きはこれといって無いんですが
最終話のカインに突撃するイクスアインのとこが良かったです。

あとは#22の月面

#22
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月面の、宇宙服着てるシーンがCGで、なんかフワフワした感じが出てて面白かった。
まあ一部の重力作画、制御しきれてないんですけど


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これも面白いカット、フルコマ
カメラ寄ってるんでWeXPだか鏡像なんだかわからなくなってるけど。
最初の目パチのあとに視線が⇒に動くとこが好きだなー

この#22は、全体的にせわしない展開の中で
唯一静寂を重視した特別な各話なんですが
ハルトとエルエルフにとって転機となる最重要回でもあります。


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「みんなで考えるんだ。世界中のみんなで」
「そのためには、マギウスや101人評議会のことを知ってもらわなくちゃならない」
「なるほど。世界を暴くというわけか」

もともと争ったり戦ったりするのが嫌いで、人間じゃなくなってしまって、
もうこれ以上何も失いたくないと思ってたからショーコに何も話せなかった、
その結果として、逆に多くのものを失ってしまった。
だからもう逃げたりしない、未来作るために僕は戦うよという、
これが何度も間違えた末にたどり着いた、主人公ハルトの境地であるわけで。

「隠し事をして、痛い目に逢ったからね」というハルトのセリフで
ずっと気をもみながら見守ってきた気分が、ここで一気に救われる。



■最終話、エピローグ

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ジオール残党にドルシア王党派/ジオール支持勢力(クリムヒルト&アドライ)が合流して
噛みつきと共存する国(第三銀河帝国)ができたという話っぽいですね
マギウスは、少なくとも各国首脳と繋がってた主流派組織が解体されたということになるのかな。


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1期07話のおっさんは第三銀河帝国が掲げる共存を善しとしない勢力で、
治らない傷が顔に残ってることから人間ということになるんでしょう。
黄金の七人とかいうのは物語とは直接無関係な、未来世界の話なんですね

僕は、未来のサキの中の人がサキ本人とは限らないと予測したけど
そういうひねりは結局無かったな。


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「メモリアルホールに侵入者」という報告があった時に、ショーコがすでにそこにいる。
赤いスーツを着てるから、1号機のパイロットになってると思われる。

重要なのは、ハルト像の横にステップ階段が用意されてるとこです。
このときショーコは、たまたまこの場所にいたわけじゃない。
ここはもうショーコ専用の場所で、彼女は頻繁にここに来てハルト像を間近で眺めてると。
もう長い時間が経って、ショーコの持っていたハルトとの記憶は
ルーンとして消費され、失われちゃってるわけです。


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ショーコは記憶がなくなるまで戦って、今でも戦い続けていて、
それでもハルトを覚えていたくて、コクピットにはたくさんの写真を飾り、
足繁くホールに通っては像をながめてるのかもしれない。
カミツキと人間が共存する国を守るため、つまりはハルトの遺志を継ぐため。

ちなみにコクピットの写真は、選挙公約だった文化祭のようです。

あの皇子が誰の子かとかはわかりませんが、ちゃんと子供が生まれて育ってる、
彼らの国は不死者だけの国ではないという意味を持たせてる


僕は正直言って、カインと最終決着をつけるのはエルエルフであるべきじゃないかと思った。
だからあのラストバトルは少し違うという気が今でもするんだけど
そのあとのエピローグが秀逸だったので、物語は美しくまとまってると考えます。



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毎度おなじみ!何かあったら地面割れる、壁壊れる、山崩れる、
これぞ大河内スペクタクル



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category: アニメ

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2013秋アニメ マギ The Kingdom of Magic  

■マギ The Kingdom of Magic http://www.project-magi.com/

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すべての魔法使いの頂点に君臨し、同時代に3人しか存在しない大魔道士「マギ」
そこへ4人目のマギとして現れた謎の少年と、彼によって「王」に選ばれたひとりの若者を中心とする
中世アジア風の魔法&冒険ファンタジー。の、第二シーズン

原作は王道的な少年マンガで単行本は1700万部も売ってる大ヒット作
アニメは2012年秋のTBS系、日5(全25話)を一期とし、
ビデオ売り上げは各巻5~6千枚といったところでした。
原作の売上や人気、潜在力から言えば、数字的に物足りないアニメ化なのかもしれない


#10/#14
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作画はまあ、う~~~ん、どうなんやろなコレはという感じで
この2枚もそうなんだけど、何かがヘンなんですよ。細かい話ですが

序中盤の一部アクションと、終盤のスペクタル部分とエフェクトには見応えがあったものの、
大半はまあ、シンドそう、というか本当にこの程度しか描けないのかなあというか
まあ当然いろいろ事情もあるんでしょうけど。少なくとも絶賛はしづらい

#09
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ここは小島崇史さんですね。オバケといったほうがいいのか、長剣の動きが印象的
強い光と密着引きモブのボカシ、背動の対比で空間に奥行きが生まれてる感じ
ノーマルの柱がちょっとペラペラで浮いてますが


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ステージ上の人物のアウトラインの周囲(主に上半身)に
ディフュージョンフィルターのようなものが掛かってるのが見えるでしょうか。
この強い光源の表現は「はじめの一歩」なんかで見た記憶はあるのですが
どうやってるのかはちょっと分からなかった。覆い焼きとか、いろいろ技法があるらしいんだけど。

#24
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これは24話の巨人ですね。さすがの京田コンテ
よろけのタイミングとか、関節と筋肉の動き、作画もいい。


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外周のカベと地面の市街地でうまいこと巨大感を作ってる
イイですよねここ。ちょっとエバンゲってる。倒れ芝居もいいんだこれ

他にも

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#24はわりと総力戦だったような感じ
面白い構図やゾクゾクするようなタイミングの妙がいっぱいあった。
25にいたる海上戦は魔砲戦になるんで、ちょっと単調

#25
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25のコレはなあ・・・
せっかく頑張ってケムリ描いて人物描き込んで・・・でも海面CGが全部台無しにしてる。
全員で極大魔法打ち込んで、ものすごい大爆発起こしておいて、このベタ波はないよ。
なんでこれでOKが出るんだろう




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ストーリーに関しては、原作はファンの心を掴んでるわけだし
アニメは2期ということもあるし、未完でもあるしで僕が語っても仕方ないんですが
1点だけ

#05
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海賊島ですね。
せっかくチビッコ海賊なんだから、侵入者撃退トラップをたくさん仕掛けるべきだろと。
楽しそうな子供たちにあの手この手で翻弄されるアリババたち、
そういうのは子供が一番得意とする分野なはずだから、やらないわけがない。
ああいう場所を与えられたら、子供たちは夢中になって遊び倒すと思う。

どうも原作者は女性作家さんだからか、秘密基地ごっこみたいな話には
あまり興味がなかったのかもしれない。
この作家にとってのチビッコ海賊は、必死の形相で刃物を突きつけてくる連中なのね。

アクティアの港町が大変辛気くさくて、海賊島も辛気くさくて、
アクティアに戻ってもやっぱり悲惨で、登場人物が楽しそうにしてる場面が
この章にはほとんどない。僕はもったいなかったと思いますね。


#21
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レームとの戦争が止まった後、コウ帝国がやってきて、学長先生が闇落ちする
このときに学長先生が
「5位の王が魔道士を使い倒すのと、自分が部下を死なせてるのと、同じではないか?」
みたいな自省をする、このくだりは非常に良かったと思います。

マギの世界には倫理的宗教がないので
集団の指導者を戒めるための戒律が存在しない。
学長が自己批判に踏み込めるのは実は画期的なことなのかもしれない。

誰もが悪人であり善人でもある、
ふだん穏健そうなシェヘラザード様が本当は非常に好戦的であったり
腹黒そうな錬紅炎が学者肌であったりと、どの人物も一筋縄でいかないところが
この作品のおおきな魅力のひとつなのでしょう。

#22
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エン兄
ここはセリフがあまり良くない。わかりにくい。


#09
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チョコチョコ入るデフォルメとギャグ
僕はせっかくの緊張感が途切れるのであまり好まないんですが
これもファンには愛されてる部分なんだろうな。



今後の展開は――

シンドバットとも激突しない、シェヘラザード様とも激突しない
錬紅炎とも激突しないで
何となく馴れ合ってしまう展開なら最悪なんですが、
でも結局そうなってしまうのだろう。

登場人物いっぱい出てくるけど、立場や属性が違うだけで基本的な性格や思考能力は皆同じ、
どの台詞をどのキャラに言わせてもそんなに違和感ない
おそらく最後は錬玉母に知恵ダイブして本音をさぐり
ソロモン&白龍への謝罪とか言わせて成仏させて終わる
そういう話になるんだと思う




category: アニメ

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2013秋アニメ メガネブ!  

■メガネブ! http://mgnb.tv/

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メガネの町・鯖江市にあるとされる架空の工業高校を舞台として
女の裸が透けて見える「スケスケメガネ」制作に情熱を傾ける「メガネ部」部員たちの
時にナンセンスで暑苦しい、友情青春コメディ


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まずイケメン日常コメディというのが、意外と手垢のついてない分野です。

監督はよく知らないんですが若い女性の方が抜擢されていると。
でキャラデザインが中嶋敦子、制作がディーンということで
まあ彼ら特有の強烈な色彩が、さらに極端なことになっています。

ディーンの色彩感覚については、僕はこれをもちだたけしの呪いと呼んでるんですが
ハイビジョン化時のパラダイムシフトで多少の保守化はあったものの
伝統的にこのスタジオの色使いは個性的です。

もちだたけしという人は「しおんの王」などに見られる狂気の色指定が持ち味なんですが
ひぐらしの成功も彼のセンスに拠るところは大きかった。
良くも悪くも、今のディーンの色彩設計に影響を残してると思う。


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本作はこれに加えて松根マサトという人の才能が特記されます。
この方はギャルゲーやADVのビジュアルを主にやってきたゲーム業界の人
「ビジュアル演出」という肩書きですが、要するに2Dのモーショングラフィックや
キネティックタイポといった部分で数々の謎効果を加えてると思われます。

#04



これとか。
「何か思いついた」瞬間のカットなんですが
こういう発想やアイデアはアニメ業界からはなかなか出てこないと思うんですよ。
しかもこれワイプにつなげるんですよ。↓





トランジション後のマスターショットより先に
お兄さんたちが弟の異変に気づく横顔をワイプ挿入するっていう
このセンスが凄いなと思う。まあゲームOP的といえば、なるほどという感じ。


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キャラデザイン
メガネキャラっていうのは記号に記号が載ってる状態で造形は難しいと思う。
通常のデザインにメガネが載ると大抵キャラが負ける。セルフレームは特に。
栗山未来(境界の彼方)なども見ていて「これメガネいらんだろ」と思いますしね。

作品特有のビジュアルと、全員メガネという特殊性から中嶋敦子の(良く言えば)オーソドックスな
デザインが選択されたんだとは思うけど、ホモチビと伊達メガネ君、この2人のデザインだけは
僕は最後まで受けつけなかったです。目がでかすぎるねん

顔を立体的にデザインすると影などが多くできるわけですが
影にテクスチャーを貼りこんだり、ハーフトーン化(網点)したりして
状況に応じた形でいろいろ手を加え工夫してますね
フレームの影を顔に描写するのは非常に珍しい


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あと、ストーリーに関しては――

最終話のラストシーンでの鮮やかな回収が一部で話題になってましたが
確かに見事だと思いました。
「アレもコレも伏線だった」と後で気づかされる、
これは確かにこの作品の、ひとつの救いではあった。


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それを承知した上でなお、「つまらないものはつまらないんだよね」と感じる。
各話のシナリオが、構成やギャグやオチが、絶望的につまらない。
「ああ、そういうことだったのか」と思って見返してみてもやっぱりつまらない。

これはもうちょっと各話脚本を上手くやれば良作になったんでないか。
仮に準備段階でそう思っていても、若い女性監督では
なかなかベテランのスタッフにダメ出しもできないことでしょう。

この監督にどんだけの才能があるのか、この作品だけではよくわからないけど
「若手女性監督を抜擢」という宣伝文句で祭り上げておいて
クソ脚本で詰め腹を切らせるというのは少々エゲツないなと僕は思う。
なんで周りはフォローしてやれなかったんですかね。


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あと初めて見たと思う、月にクロスT光
この作品の場合はアリでしょう。


category: アニメ

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志乃武丹英の新刊と装丁  

志乃武丹英の新刊が出まして。


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やはりちょっと支障があるみたいなんで画像一部修正で。
リアルで周囲の人にはほぼ理解してもらえないんで
多分ココで書いても伝わらないだろうと思うんですが
僕はエロマンガの「装丁」を見るのが大好きでしてね。

出版各社にはそれぞれにお抱えのデザイナーがいて、単行本の装丁や
ロゴデザインを担当されてます。三和出版であれば井上剛志さんであったり、
茜新社であれば宮村和生さんのように中心的なデザイナーがいて、
それぞれ独自に工夫をされてると。

そんな中で富士美出版、こちらも老舗ではありますが
装丁家・デザイナーの名前をあえて公表してないとこもあるわけです。
この富士美コミックスの中で、数年前から異彩を放ってるデザイナーが一人いるんですよ。
名前わからないんですけどね。でもデザインで毎回この人だとわかる。
以前、富士美出版さんにこのデザイナーについて問い合わせてみたことがあるんですが

「個人でお仕事を受けていただいてる方なので、
個人情報保護の点からお教えすることは困難です。」

とのことで、やっぱり教えてはいただけなかった。まあ普通そうですよね。

「この方は弊社の単行本を毎月1冊はデザインされてます。
引き続きご愛顧頂けますと幸いです。」


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志乃武丹英「義妹禁断衝動」富士美出版 (2014/11/25)

で、この方が志乃武丹英作品の装丁をここ数年ずっと担当されてて
これがイイんですよ。良くないですか、このロゴ。
あんまり理解してもらえないんですけど、僕は好きなんだなあ。


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義妹絶対領域 (2011/4/25)


81URGbh02.jpg71zHg2KnFAL.jpg
義妹熱愛領域 (2012/5/25)


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義妹処女幻想 (2013/10/26)

ギリギリ読めない、でもなんか「攻めてる」感じがビシビシ伝わってくる



DTPソフトというものにこの10年で起きた変遷、
ページメーカー→クオーク→アドビインデザインという流行の変化があった、
でインデザインが主流化したとき(2008年ごろ)にデザイナーの若返りというか世代交代があって
そのあたりで現在のエロマンガ装丁もひとつの完成を見たと思うんですが、
このデザイナーも多分そのころに出てきたような気がしてます。

まあ本当は「なんか少しでも情報欲しいな」という話なんですけどね。




以下同じデザイナーと思われるデザインのいくつか,
すべて富士美コミックス


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あさぎ龍「初めて恋をした」 (2009/7/25)


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幾夜大黒堂「夢見るお嬢様と僕らの愛情」 (2010/8/25)



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睦月「誘惑スイートタイム」 (2012/3/24)


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そよき「ぢゅぶぢゅぶないる」 (2011/8/25)


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アーセナル「でびるちぇりーぱい」 (2012/10/25)


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たまごろー「サンキューベリービッチ」 (2014/2/25)


category: 雑感

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2013秋アニメ リトルバスターズ! Refrain  

■リトルバスターズ! ~Refrain~ http://www.litbus-anime.com/refrain/

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'12年秋冬の全26話・第一期に続く、全13話の第二期・完結篇シリーズ。
思いを遂げて消えてゆく少女たち、直枝リキを中心としたリトルバスターズのリユニオン、
そして「この世界の謎」とされた驚愕の真実が語られる。


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制作はJCスタッフ、
原作がKey作品であり否応なく京都アニメとクオリティを比較され気の毒ですが、
派手さはないけど堅実、前期シリーズ以上に精緻かつ丁寧な仕事が目立ちます。


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まあたとえばの話ですが、こういうシーンだと
京都の連中なら妙に奥行きのあるフカンやら、三点透視で並んだ机を大抵描きますね。
JCはライトアングルから入りがち、最初から作画負担軽減を考慮したコンテを切る
各話演出にもよりますがポン寄りアップ多目で平板、カット自体もあまりタイトに割らない
「場所はどこか」「喋ってるのは誰か」という情報伝達優先の演出


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#06終盤の逃避行は叙情的で、先行きに希望がなく、
警官突入あたりのカット割りは非常にタイトかつスリリングで
ああこんな演出もするんや、とちょっと驚きました。
ここはとても良かったです


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これは#10だったかな。この人物の後ろの光、あとカーテンから差す光エフェクトもそうですが
CC Light Burstっていうのかな。動くんですよね。これ面白いと思った。

#13
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この涙綺麗ですね。これも撮影処理か

#06
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06話、これも撮影ですね。珍しい垂直方向の。ツケPAN+デジタルTB

#05
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これは05話、リキが部屋から眺める夜空。ここ星が明滅してて綺麗でした。
なんか印象に残ってるんで一応。
02話の色パカ花火照明とか、その影のうつろいとかも省力だけど良かった。



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ストーリーについては09話、
恭介との勝負の途中で古式ゆかりに動揺するケンゴがほぼ意味不明でした。
これ、なんだか構成上必要なはずのプロットが抜け落ちてる気がする


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あとはクドリャフカの物語が整理しきれてなかった(ような気がする)。
これは前期の話ですが、二期において補完されるのかと思ったので。


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僕の勘違いでなければ、正しい世界では旅行前にカーチャンに会えないまま
死別してることになるんですよね。
そしたら最後にクドは仲間たちと心から笑えるのかな。ちょっと混乱する。

#05
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良かったのは05話、リキの強い思い込みで転回していくリンの転校話
リキの善意が独りよがりになって、やがて恭介への猜疑心に変わっていく過程とか。


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若いし、未熟だし、考える時間も足りないしで全員に余裕がない中
とにかく答えを出していこうとする、誰も悪くない、互いに心配し合ってるのに、
みんな不幸になっていく。

僕はこの作品の淡々とした愁嘆場の数々を概ね興醒めしながら見てたんですが
この05~06話だけは食い入るように楽しんでました。絶望へ向かう加速度がいい。


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リキは恭介が「なんて頼もしくなったんだろう」(#10)と言うほど
頼もしく成長したようには見えない。
終盤のリトルバスターズ再結成というのはイージーモードだったように見えた。

でもまあ、過去を繰り返し作ってきた人たちのために
リキが未来を作る、といったラストには、この作品独自の希望があると思いました。
多少出来過ぎたハッピーエンドのようにも見えますがあれでいいと思う。

でもみんなで海に行くのはさすがに古いセンスじゃないかという気もした。


category: アニメ

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2013秋アニメ 夜桜四重奏 ~ハナノウタ~  

■夜桜四重奏 ~ハナノウタ~ http://yozakura-anime.jp/

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あの世とこの世の境に存在する、人間と妖怪が仲良く暮らすふしぎな町を舞台に
のどかで和やかな住民たちの暮らしぶり、その幸せを守っていこうとする青少年と
町を乗っ取るためにあの世からやってきた勢力との攻防を描くファンタジー。

2008年にアニメ化され商業的には失敗した前作品とは別の、
より原作内容に準拠したリブート企画だそうです。
声優はフィックス、監督・キャラデザインをりょーちも氏が担当した作画寄りアニメ。
この作品がどうこうより、こういうリメイク企画が立ち上がること自体に
希望を感じる人は多いことでしょう。


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女体に反りやひねりを加えたりアオリ多用したりのわりと婉曲なエロ表現多数
パンチラも濫用気味で女性視聴者はちょっと引くレベルかもしれない


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わりと難しそうな角度にも挑んでる感じがそこかしこにする


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#04のプール表現もハイブリッドでよかったです。
水際も完璧とは言わないけど丁寧に描写されてた。



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上の桃華とアオのカットの奥でも幼女が足パタパタしてて細かいけど可愛かった
幼女の足パタパタは#12アバンにもあって相当大事にしてるんだなという感じ。


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作画的に最強と思ったのはやはり#12
バトルは少なかったけど、全編ため息の連続でした。この各話はマジでいい。


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逆に#05の槍さばきとか、#09のざくろちゃんは
やり過ぎてる感じで僕は苦手だった。
こういうのは良い作画というのとは少し違う気がする。

あとは

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#05背動のドアミラー。ふつうこういう作画は回避するんだけど丁寧だと思う。
まあでも、この手のミラーって本当はもっと広角かもしれない。
それと#09小芝居、細かくいうと木刀で肩ぽんぽんの影とか完全じゃないし最後の影も角度変だけど
タイミング変則的で4コマとかも挟んであって、デジタル原画ならではの作画なんだろうな。
移動する男に合わせて女が首から体勢変わるとこがいい

まあ作画に関しては上げていったらキリがないんで、このへんで
おおむね素晴らしい出来だと思います。

以下追記

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シリーズの特殊な事情として、08話と09話の間に本来なら入るはずの3話分のエピソードが
原作単行本第09~11巻の限定ふろくOADシリーズ「ホシノウミ」として2010年に別売されたらしく
そのため08~09話の間で多少話が飛んでいると。(→2013年7月にBlu-rayで発売済)
これは主にざくろちゃんのエピソードのようですが、飛ばしても内容はなんとなく理解できるものの
この構成はむしろ原作ファンで先にOADを見ている人に痛痒があるでしょうね。
新規視聴者にわかってもらえないのではないかという。


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大筋は、「七号」と呼ばれる七本の巨大な桜が開花しそうになっていて、
開花すると、あの世とこの世が融合して世界がぐちゃぐちゃになる。
それを防がなきゃならない、という話。

ひとつ特記しておくと、このシリーズは序盤数話の構成・脚本がかな~り良くて
前回2008年のシリーズを見ていても、見ていなくても、見たけど忘れてても、
それなりに各キャラクターの特性や能力などを一通り理解できる作りになってます。


主人公の基本設定は――

(1)ふだんは凡人として公職に従事。疲労なく余暇も多く、ストレスとは無縁。

(2)可愛い女の子(妖怪)がいっぱいの町で、適当にモテる。
若い男は自分のほかに親友一人だけ。
誰からも慕われ、子供は懐き、大人は親切。町の住民には身勝手さがなく従順。

(3)責任者は幼馴染の美少女で、町の人気者。ひたむきだが弱い部分もあり、支援を必要としてる。
自分は重責のないサポート役。(責任回避)

(4)博愛主義で、理不尽なことを言う長老には堂々と正論で対処。

というわけで、ほぼエロゲー設定。日常は居心地が良い事この上ないです。
物語では、これにヤンキー漫画の要素が加味されます。

(1)突如、強力な敵が絡んできて町の平和をおびやかす。
(2)過去の血の因縁によるちょっとした負い目。
(3)主人公には出自に影響された特殊な戦闘力が備わってる。頼りになる仲間もいる。

設定/プロットでここまでやって
「自分の信じる正義と仲間のために戦うぜ」みたいな話が一丁上がりそうなんですが


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まあ、そう上手くはいかないというか、主人公が弱いと。
敵に相手にされないレベルで弱いと。
なんでここまでバランスが悪いのかなというくらい敵が強く、主人公は仲間に助けてもらうばかり。

長老には啖呵を切り、仲間たちと楽しく余裕で日常を過ごし、女の子にはもて、
敵前に堂々一人で立ち、自信にあふれていながら、いざ戦闘になったら何もできず、役に立たない。
敵は圧倒的にチートで、ストレスがたまるばかり。これだと単純に、見てて哀れで惨めです。

シリーズ13話を掛けて、最終的に僕らは「彼」(=自分)のダメっぷりを、失望を見せつけられるわけで、
この話を、もろ手挙げて喜ぶ人はいないんじゃないかな。
こういう話を「是非に」と他の人にオススメしたくなる人も、いないんじゃないか。(ココ重要)
なんでこういう話にしたんだろう?


#08
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「明名君、君はあちらの世界がどうなってるかわからないからチューニングを行わないと言った。
だがね、今この町での暮らしが80点として、あちらの世界が100点、
それこそ妖怪たちにとって楽園だとしたら?そう考えることはないのかい?」


これ元老院と相容れない明名に対するシダレの台詞なんですが、
一見、公正な意見に見えて、実は意味のない台詞です。
そもそもあちらの世界が天国なら、敵はこちらにやってこないわけで。

教頭なら素朴な疑問として成立する、しかしシダレさんにこれを言わせると、
彼は状況をわかっていて明名をかく乱しようとしてることになり、
会話に別の意味が生じ、関係を混乱させてしまう気がしますね。


#07
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06話Bまでは問題ないと感じたんですが
07話の巨大怪獣との戦闘はあれでいいんですかね。
僕は巨大感がイマいちだと感じた。何より、せっかくの巨大怪獣なのに
町並みを破壊しないのは何故なのかと。何のための巨大怪獣なのだろう?


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この07話のバトルは竜槍のお披露目でもあり、
槍使いのバトルの面白さを表現するのにも、そもそも巨大怪獣が相手では最適でない
長物はやっぱりパースが細かく取れる等身大の相手のほうが映える


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案の定、怪獣に飛びかかろうとするとすぐにどうでもいい邪魔が入る。
違うんだ、そうじゃないんだ。
ここはヒメがついに竜槍を手にして、大活躍するための大切なシーンなんだ。
雑魚が軽率に水を差していい場面じゃない。

なんというか、こういう演出をするセンスがダメ。
しかもここで雑魚が戦闘に水を差すということ自体が、この巨大怪獣との戦闘に
これ以上何のアイデアもありませんと宣言してもいる。残念。



category: アニメ

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