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健康第一

2013秋アニメ BLAZBLUE  

■BLAZBLUE Alter Memory ブレイブルー オルターメモリー http://blazblue-am.jp/


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各地に点在する「釜」と呼ばれる異世界との接点を破壊して回るテロリスト・ラグナ=ザ=ブラッドエッジが
「青の継承者」ノエルと出会い、宿敵ユウキ・テルミが画策する神殺しの謀略に戦いを挑む。
というような話でした。


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キャラデザインは下谷智之で、女性キャラが魅力的です。


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男はわりとどうでもいいけどハクメンさんはかっこよかった


あとはバトルシーンの作画やエフェクトを中心に吉原達矢
ノエルの抜刀バンクはかなり良いと思った、濱口明さんとのこと


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作画に関しては、序盤は良かったけど、途中から修正が追いついてない感じ
パクがズレてるとこもあったりして
よほどスケジュール的に厳しかったのかなと思う。





これ#12の爆発なんですが、これってCGですかね。
手描きだったらすごいと思うけどまあCGですよね
高温部から黒い影がにじみ出る発想って意外とない気がした



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ストーリーに関して。
まあ随所に作中専門用語や厨二的な言辞が散りばめられていて
それ自体は僕は好物ではあるのですが、進行は徹底して内的必然のみに沿いつつ、という感じ。
よく言えば禁欲的で、視聴者に対して媚びのない――言い換えれば、極めて無愛想な作り。

見えてるんだけど何もわからない。これ、多くの人にとって視聴は苦行かもしれないですね。
こういう語り口を否定する気はないけど、もっと上手いやり方もあったんじゃないかな。

・たとえば、ラグナはなぜあちこちの釜を壊しているのか。
釜をぶっ壊すと何がどうなるのか?

・青とはどういった存在で、どんな力を持ち、何ができるのか?

・レイチェルが月読ユニットを「開放」すると何がどうなるのか?

・ココノエがバトルに介入してまでハクメンを拘束する理由はなにか?

・ジンはなぜ職を放棄してまでラグナに執拗にこだわり、つけ狙うのか?

・人間関係が錯綜してるけど、ツバキヤヨイはラグナの妹とは別人なのか?


序盤だけで数々の疑問を保留にし、何もわからないままに視聴を続けていくためには
キャラクターや作画、アートスタイルがすごく魅力的であるとか、
バトルが凝ってて超絶カッコイーとか、ショッキングな急展開とか、女の子がエローイとか・・・

要するに視聴モチベーションを誘引するものが何かしら必要だと思うわけです。
逆に言うと、この複雑な設定や重厚な世界観を引き受けるためには
下谷智之のキャラクターや、ゆるいギャグをまじえた構成では荷が重いんじゃないかな。
そもそも視聴者は、最初はあまり難解な作品だと覚悟してなかった、
美少女の出てくるハーレム厨二アニメだと思ったはずですし。

他と違うことをやりたいなら、より個性的な演出やらアートスタイルに特化するとか
あるいはリアル系に傾倒して緊張感を表現するとか、そういう挑戦も必要になると思う。
普通はそんなこと簡単にはできないから、素直にわかりやすく作るんだと思うんですけどね。


#09
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「世界は常に均衡を求めている」

このネコ師匠がわりと要所で重要なことを言いますね。

複数の陣営が覇を競い、結果的に勢力が拮抗してバランス取れてる状態が
ベストな世界だよっていうのが話の落とし所になっていくんだろうな。


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category: アニメ

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なんか弓がはやってるらしいんですよ  


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category: アニメ

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ANGEL(遊人)のプール表現  

今日は通常更新しようと思ったのですが
なんかうまく書けないので、別の話を…


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まあプールアニメではないですけど
あまりアニメ関係ブログで触れられる機会のない作品をひとつ


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発売日: 1990/08/25 品番: HBVA-60050 廃盤
製作年: 1990年 年齢制限: R-18
収録時間: 40分
メーカー: 創美
監督: 高山秀樹

これ、今でも手に入るんですかね。オクとかで探すしかないのかな
遊人原作のOVAなんてアニメファンはバカにしてるかもしれませんが
けっこう良く出来てるんですよこれ。なにしろ90年代、OVA黄金期の作品ですし


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クレジットだけ見ると、いったいどこの大作だよって雰囲気です。
90年なんで後藤圭二さん、しもがさ美穂さんはまだ駆け出しのころ、
西井さんと越智博之さんはメカのあたりとして
金沢さんは当然カラミのシーンでしょう
梅津さんは多分アバン↓

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するとプールのシーンは山下明彦さんしか残らない
パート当てを消去法で考えるのは非常に良くないやり方なんですが
この作品について語られた文章って見たことがないんで
ヒントが何もないんですよね


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現在の山下明彦さんはジブリにおいてパヤオの側近の一人、そして吾郎の影武者です。

大作を監督する実力が充分あるのに、あまり光が当たらないのは
若い頃アダルトアニメに関わったことが、ジブリの提携先ディズニーの
モラルコードに引っ掛かるからかなあと僕は勝手に邪推してる









いやーこれアダルトアニメのクオリティじゃないよ。びっくりする。
まあ「使用目的」としてはアレですけどね

廃盤で気軽に見られそうにないのが残念です。
山下明彦さんについてもそのうちもう少し紹介したいなあ






category: アニメ

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SEXFRIEND ~セックスフレンド~  

今回は18禁アニメの話です。


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昨夜、某所でこれの話題になりまして
意外と知らない人が多かったんで紹介しますよ。

去年くらいに前後編各30分を1本にまとめた60分の廉価版が出たんですが
もとは2004年の作品なんで、もう10年経つんだ・・・
そりゃ忘れられてるわなあ

ていうかよくある「おすすめのエロアニメ」みたいなスレッドでも
ほとんど話題にされてない


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キャラクターデザイン/作監は志田ただしさん
スタジオジャイアンツの初期メンバーとか言っても若い人は興味ないか
咲OP2とか、ストパン2EDとかを描いた人
ただこの作品にはあまり全力を傾注できずスタッフに叩かれたりもしてた

この作品が忘れ去られたのは
一部に作画崩壊を起こしてるため、なかなか他の人に勧めにくく
話題にも上りにくいからだと思う。


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ヒロインは中古のビッチなんですが
なんか知らんけどめったやたらに可愛いんですよ。しぐさとか性格とか。
さすがに10年経つんで今見ると絵柄は古いですが
逆に絵柄の古さが人物の素朴さを引き立てるのかもしれん






前編はあまり出来は良くなくて後編のほうが数段良い
とくに階段のシーン、記事冒頭に貼りましたがロッカーで悪戯をするとこは実にいい


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シルエット綺麗だしシークエンス通して安定してるんで
たぶんここは藤原未来夫さんの作画だと思うんだけど確証はない
でも誰であれここはムチャクチャ上手い






前後編あわせて60分のうち8割くらいエロシーンというのは今でこそ珍しくないけど
当時はわりと珍しかった気がする。
そのエロシーンよりも、残り少ない時間でヒロインの可愛さを表現できてるのがすごい
主人公と一緒にヒロインに恋をする気分になれます。
まあ中古ビッチなんですけど

でも後半でアナルをいじられたり舐められたりしたことがあるとか告白するんですが
軽くイラっとくるんですよ。うは嫉妬じゃんそれ、みたいな

TRUE BLUEなんかで本格的なNTR物が出てくる前だったんで
なんでエロアニメ見て嫉妬味わってんの俺きめぇとか思ったもんです

まあ何が言いたいかというと、ヒロインが可愛くて所有欲を掻きたてられるんですよ。
セフレであって恋人関係じゃないから余計に。


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イチャラブ物というのは話を転がすのが意外と難しいです。
陵辱系ならそれこそ出会って5秒でなんちゃらですが
和姦にはどうしても段取りが絡んでくるし、エロくするのも簡単じゃない

この作品の場合は女の子のほうが恋愛感情を排除したままリードしてくれるんで
そこは捗るように出来てます。

作画的には、養護教諭のパートとかどうしようもない部分もありますが
おおむね良くできてると思う。絵柄が大丈夫な方には強力におすすめ。
っていうかこの作品、このまま消えていくのはあまりにも惜しい。

もし可能なら北米版を見るといいです。普通に通販してるんで
前述したロッカーのシーンでの挿入の作画がなんかすごいです。めりこんでいく感じで。


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アフィ苦手なんで画像だけ


category: アニメ

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2013秋アニメ 蒼き鋼のアルペジオ  

■蒼き鋼のアルペジオ http://aokihagane.com/

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謎の種族「霧の艦隊」の出現により、地球のすべての海から人類が駆逐された時代。
士官訓練生・千早群像(チハヤ・グンゾウ)の前に「霧」の潜水艦「イ401」とその分身「イオナ」が現れた。
二人は仲間たちと力を合わせ、滅びに瀕した人類を救い、新しい世界を切り拓くための戦いを始める。

というような話でした


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大きな特徴として、作画においてフルCGアニメを謳っています。

まあしかし、これはCGという定義に所謂デジタル原画も含まれてる感じで
アクションのみならず日常芝居を含め多くの部分をCGモデルで動かしているものの
これは視聴者にとってはフルCGというよりハイブリッド作画ですよね。
原画マンがレイアウト用紙と鉛筆を使ってないだけで。


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このあたりがわかりやすいかと思いますが、まあどう見ても手描きやなあと。
ポイントは眉毛ですかね。人の手じゃないと引けない線というか、よほどのセンスがないと、
ツールでは表現できない、出せないカーブというものがまだある感じ。

ただモデルを使って動かしてる部分も相当に進歩してる感じはあるんで
一部にまだパペット臭い、いかにもぎこちない動きはあるものの、
ごく近い将来、手描きだCGだといった指摘自体が無意味になるのでしょう。
無意味になるというか、見分けがつかなくなっていくと思う。


#10
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タカオとヒュウガとの概念伝達空間での対話
このあとタカオが群像とイオナを救うわけですが
「それが艦長の、千早群像の望みなら」という、このときのタカオの顔はすごいです。
喪失感と満足感が入り混じったような、とても微妙な表情。
ここの表情をCGでやってるのがすごい。ここは感心しました。

タカオの顔はバタ臭いためか、余計にCG映えしますね。

#10は演出面でもいろいろ面白くて、コンテ演出は平井義通さん
Aパートでのこの二人のデッキでの会話シーンにタカオの凝った動き方があったり
群像の死に際でフカンのイオナ振り返りの芝居なども無情感出てて良かった。
ただ、401発見時のタカオの泣かせ方はちょっと直球過ぎる気もしたけど。


#11,#09



作画についてもう少し

海の表現はベタ波ばかりであまり面白くないですが、艦首波は良かった。波斬りが良い感じ。
最近艦これの影響でマニアが増えてしまい、彼らはバウ形状や艦首波形までチェックしそうで
作るほうはホント大変と思う。

富野や宮崎はオタクがアニメを作ることをバカにしますが
今は特定分野に精通した才能や知識を持ち寄らないとアニメって作れないんですよね。
なんでこんなことになってしまったのか。

そういえばEDの演出はどことなく富野アニメを彷彿とさせます





あと回り込みやクレーンショット多用も楽しかった
まあこれは好みの問題ですけど、僕はカメラを動かすカットのほうが好きなんで

メンタルモデルの女の子を起点に艦の巨大感、大きさを表現する必要が多々あり、
それでこういうカットが必然的に増えるんでしょうけど
取り合わせが異質すぎるせいか、メカの重厚さや敵役としての迫力、凶悪さといった面は
今ひとつ感じられないのが残念
かといって、どうすればいいのかは僕にはわからない・・・


あとはストーリーについてですが――


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#09、401囮作戦はいいけど、乗員を全員タカオに乗せる意味はあまりなかった。
レーダー係の子がいればフルバースト後の双子の攻撃は防御できたかもしれん

タカオが勝ち誇るけど、金剛のターゲットはあくまで群像とイオナなんで
振動弾頭なんかどうでもいいんですよね。


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#07、ハルナ・キリシマがマキエを連れて霧に戻らない理由が足りないな、と思った。
振動弾頭は実戦で使用されるべきだったと思う。
振動弾頭のサンプルが失われることによって、マキエの渡米と安全確保が最重要になる。
現状だと戦場でマキエを連れまわすための合理的な理由がない。


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あとは金剛ですね。
ミサイル八艘飛びも面白かったし良かったけど、
金剛に関してはあくまで戦術的に倒さないと、彼女を越えたことにならないんじゃないかな。

群像が硫黄島で金剛への直接のアプローチに失敗したままなので
「人類から学ぶことは何もない」金剛とイオナの友情ストーリーとして完結させちゃうのは
話の持っていき方に少し違和感があった。
というより、これだと群像いらないじゃんと思ってしまった。生き延びた意味がない。



大火力で押してくる脳筋を戦術的に翻弄する話は日本人の好みにぴったりなんですよ。
これは基本的にいつの時代にも需要がある。
本作はそれにAIが人格を獲得するピノキオ話を絡めてる感じ。

僕はそのシンプルさがこの物語の魅力だと思う。
続きがあるなら、世界各地を転戦してく話とか見てみたいです。

あとサンジゲン、マジすげえ。これはガチ。


category: アニメ

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プルンギルとか六角亭とか雑感  

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■プルンギル(青の道) 2003年

もう10年経つんだこれ。今日押し入れをひっくり返してたら出てきたんで
懐かしくて読みふけってしまったです。

雑誌連載されていたのは日韓W杯の直後、当時の2ch半島ヲチの中心地はまだハン板で
まだ今ほど嫌韓がネット全面に吹き荒れてはいなかった。

内容は歴史認識において多少、韓国寄りの解釈があるけど
日韓問題を主要テーマとして扱う漫画というのは当時としても非常に珍しく
しかもエンタメとして成立させてるところが画期的だった。
小泉訪朝前に北朝鮮拉致問題に触れているのもすごい。

彼我で「けっきょく考え方が根本的に違うんだなあ」というのが
引用最後のコマから得られる感想かと。
この感想は10年振りに読んでも何一つ変わらなかった。


というのは、2、3日前にこの記事を読んだから





 ■岩国市名所「六角亭」、韓国が返還求める
 http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20140307-1267079.html

 山口県岩国市の観光名所にある建築物「六角亭」をめぐり、当初の所在地とされる韓国・高陽市が     
 岩国市に返還を求めていることが7日、分かった。
 岩国市によると、高陽市は2012年ごろから、六角亭をきっかけに観光交流を進めたいといった
 意向を示していたが、今年に入って六角亭の返還を強く求めるようになった。
 竹島や従軍慰安婦の問題を背景に挙げることもあるという。




「12年ごろから、六角亭をきっかけに観光交流を進めたいといった意向を示していた」とあるが
岩国にお住まいの方のブログから当時の写真を引用させていただく


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横断幕の文字

 고양시 벽제관 육각정 문화유산을 찾아서    
 高陽市 碧蹄館 六角亭 文化遺産を 探しに 



このときの写真がかの国での報道にも掲載されているのだけど


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「高陽市碧蹄館六角亭文化遺産の探訪」という日本語の文字が消えている。
横断幕自体が別のものに差し替えられているように見える。

岩国市のブログの方はこの団体について、文化遺産の調査にこられたボランティアの方々、と
友好的に記述しておられた。おそらく実際そのように聞いていたのだと思う。
20名のボランティアが六角亭前で神事を行い、熱心に勉強しておられたと書かれている。

しかしこの二枚目の写真の横断幕には


 고양시 벽제관 육각정 반환 번시민 운동       
 高陽市 碧蹄館 六角亭 返還市民運動

 일본 야마구치현 이와쿠니시 방문단
 日本、山口県、岩国市訪問団


思いっきり「返還運動」と書かれている。

わざわざ横断幕を二種類用意して来日し、
日本人には文化遺産の探訪とだけ説明して真意を隠し、
体よく現地を案内させていたわけ。

そして母国での報道では横断幕を入れ替えた写真を使い
ブログ主さんはまんまと「良心的日本人協力者」に仕立て上げられた。
いつもの手といえばそれまでだけど。


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岩国の紅葉谷公園には僕も行ったことがある。あいにく紅葉の季節ではなかったけど
六角亭も(地味ながら)美しい場所だった。
まあ、そのへんの公園にある東屋のようなものと思ってくれればいい。

文禄の役に出兵した吉川広家(地元岩国の戦国武将。毛利の参謀)が
激戦を繰り広げた碧蹄館(ソウル付近)という古戦場にちなみ
朝鮮総督だった長谷川好道(岩国出身)が地元に移築・寄贈したと言われてる。

ちな吉川広家というのはこんな人です


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まあこの六角亭、強引に奪ってきたとかそういうレベルのものでもないわけです。
歴史的文化的価値よりも、情緒的価値のほうが高いくらい。

それでも向こうの表現では「日帝強占期に収奪された」とか書いてますけどね。
いつものことで。岩国副市長についても「恥知らず」とか書いてるwひどいw


高陽市というのが2013年で市制600年だそうで、どうせウソでしょうけど、
それでいろいろと記念イベントとかやってるらしいんですよ。
その一環として文化財整備したりしたい、古戦場・碧蹄館を観光開発するんで
六角亭をその目玉にしたいとかいろいろ思惑はあるんでしょう。

「両国の友好に資する」とか言われたほうが、多くの日本人は真面目に考えると思う。
でも彼らはあくまで、お前らの先祖が奪ったんだから返すべき、というスタンス。
やっぱり考え方が違うんだなあ。いつまでも、どこまでも違うっていうか。

しょぼい東屋なんですけどね。それでも「日本から奪還した」って話になると
大きなハクがつくわけです。
愛国的な観光客が大挙して押し寄せ、外交的勝利に涙する。
だから、頼んで返してもらうんじゃなく世論喚起して「奪い返す」必要がある。
そのために竹島や従軍慰安婦を背景に挙げる。
「お前たち日本人は泥棒で犯罪者なのだから、反省して我々の言い分に従うべき」と言わんばかりに。

このしょぼい東屋が、岩国じゃ考えられないようなお金になるわけです。
奪還成功のあかつきには、名誉も賞賛も得られて観光収入まで入ってくる。
彼らは絶対にこの愛国ビジネスをやめないでしょう。

まあ王室ギキの時もそうでしたけど
「ぶっちゃけ要らないし、面倒くさい」と思っても、すんなり返すとロクなことにならないです。
岩国市には、慎重な対応をお願いしたい。

ちなみに「彼ら」の最終目標は「法隆寺百済観音の奪還」ですから。
これ頭の隅に置いておきましょう。



ところで。その高陽市600年記念の一環イベントのポスター


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このキャラ、どっかで見たようなw




category: 雑感

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2013秋アニメ DIABOLIK LOVERS  

■DIABOLIK LOVERS http://anime-dialover.com/


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だまされて吸血鬼の館に放り込まれ、捕らわれの身となった少女が
6人兄弟の加虐性向と狂気にもてあそばれ、徹底的に血を吸われる話でした
乙女ゲー原作

最初は怪物王女みたいなノリかなあと思いながら見始めたんですが
吸血鬼たちがデレもせず、ヒロインに乱暴狼藉を貫くところがとても新鮮。
上級者向けな感じです

吸血行動の描写はとてもエロティックだけど、
胸ひとつ触らないところが女性向けってことなのかなあ。
服なんかはもっと乱暴に引きちぎっても良いのでは、と思うけど。


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制作はゼクシズ、美術は小倉工房。小倉工房って株式会社だったんですねえ
IGの美術部だと思ってた

吸血鬼モノだけあって美術コンセプトは西洋風。
本格的なロココ調がくるかなと思ったけど、ロココは家具・調度品だけだった。
01話冒頭の3Dレイアウト、アーチの銘版を越えて行くクレーンショットが綺麗です。

ちょっと凝ってるなあと思ったのがこれ

#02



三面鏡TUで三面とも違う像を動かしてるのね
ほんの短いカットなのに、妙に丁寧に作ってある


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ストーリー的には、ユイがほいほい危険に首を突っ込んでいく感じが妙でした。
06話あたりになると、ベランダの手すりに座って歌ってるカナトに
わざわざ自分から近づいていくユイの姿に、たくましさすら感じ始める


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10話でリヒターに「このままだと兄弟は死ぬ」と言われ、コーデリアを受け入れる。
このあたりで「あれ?そういう気分なの?」みたいに驚くというか。

血を吸われるのがイヤだったはずなのに、自分のせいで兄弟が死ぬのもイヤなんや、と。
いつの間にそういう心境に至ってたんだろうと、戸惑ってしまう。

兄弟たちの抱える事情をユイが斟酌するイベントは特に用意されてない。
だからユイが「誰も傷つけたくない」と考える過程は、一見して構成上の失敗に見える。

でも、ここが実はこの作品の難解なところで。
ぼーっと見てたらわからないんですよ。ハイコンテクストな部分。

#03
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あの晩餐会で「マナーをみっちり教えてあげます」とかレイジが言ってたのは
たとえば彼は言っても仕方がないことは言わないわけです。
だからシュウやカナトには彼は何も言わない。

マナーについて何かを言うってことは、
食卓にユイを家族として迎えるよってことなのね。わかりにくいけど。
ここはだから、レイジのデレ部分なわけです。


プールに放り込んだあとタオル掛けてくれるアヤトの気遣いや
月の欠けた晩に屋敷から逃がそうとしてくれるスバル、
ひたすらユイの気を引きたそうなだけのカナト。
この4人はまあいいとして


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でもライトとシュウはまったくわからないですね。この2人のことは、ちゃんと描けてないと思う。

とくにライトは、ユイの信仰心を破壊することに固執してた感じだし、
なにか強く信じていたものに裏切られた経験を彼も持ってるはずなんですよ。

そもそも3つ子が母親を殺さなければならなかった理由もわからない。
いやむかつくBBAだけど、理由もなく簡単に殺さないよ。いくらなんでも。

この母親殺しによってユイは「もうイヤこんな家」という状態になったはずなんで
事情が解明されない限り、ユイと彼らとの関係が改善されないはずと思った。


シュウに関しては――ずっと寝てたけど、最後だけ心配して起きてた。
それだけしかない。一体なんだこのキャラ。



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あとあれだ #10
泳げないくせに桟橋の真ん中によじ登ってくるの笑った
そこ水面から50~60センチはあるだろうに


#06



このカット綺麗ですよね。吉田徹さんかな

カナトは実に面白いと思いましたよ。#04のコーヒーのやりとりとか、素晴しいです。
彼は取り繕ったような言葉やウソが大嫌いで
ユイにもウソをついて欲しくないと思ってる人なんだなと。
純粋な狂気という感じで。


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2013秋アニメ 機巧少女は傷つかない(2)  

いやー書きたいことは山ほどありましてね
シンプルにまとめねばと思ってはいるんですが追記


・シグムントの巨大感

#01
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この01話の巨大感はよく出来ていて
シグムント周りで作画的に特筆する点はないんですが演出レイアウトは素晴しいです
(作画で良かったのは雷真が褐色ドールと組み手するあたり)





ライトアングルのアップからTB回り込み
これ綺麗ですよね





オーバーラップ後フカンからアオリへのチェンジが鮮やか
陽光をくぐってゴーストが生じた瞬間にキャラがスペースを埋め
高低差とアングルで広い空間が作り出される





背景の一枚絵があまり大きくない点に注目
TBとSLの組み合わせだけで奥行きと距離感が作り出されてる
これぞ日本アニメという感じ。カッコいいよねこの絵


#11
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シグムントの巨大感は11話も良くて
#11は#01と同じ鈴木芳成の演出(#11は連名)


ただこの11話はBパートの一部、病室あたりから急にコンテがガタガタになり
以下の演出的問題点に至る。ちなコンテは原博


#11
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(1)妹を人質に取られて強迫され、やむを得ず悪に加担するシャルに
雷真が手を差し伸べ「俺を信じろ。俺に任せろ」的なことを言う

(2)シャル胸キュン、わかったわ貴方に着いていくわ的な

(3)雷真、即座にボコられる


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これじゃあギャグですって。
この演出はないわ。

ここでカメラはわざわざやられ顔を舐めてうしろにシャルを配置し、負け犬感を強調


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そして安定のピン送り。もうわざとやってるだろこれ



まあ原博さんらしいコンテだけど、演出はこれ通しちゃだめだよ。
ここは普通にやったらギャグになる、でもギャグにしていい場面じゃないんです。

やられるにしても、もっとカッコいい、絵になるやられ方があるはずなんですよ。
ケリで吹っ飛ばされて、そのへんの木々をなぎ倒すとかでもいいんで。


演出というのはシリアスな場面ならコミカルに、
コミカルな場面ならシリアスに表現できる魔術なんです。
普通にやったらギャグになってしまう、こういう場面こそ演出家の腕の見せ所でね。

でもこのシーンの演出は、そのまんまギャグで終わらせちゃってる。
そこには何のアイデアもない。想像力もない。挑戦もない。
これなら演出なんか誰がやったっていい。

演出家なら、こういうシーンを任されたら闘志を燃やさないと。
それができないなら演出家なんかやめちまえって話ですよ。




category: アニメ

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2013秋アニメ 機巧少女は傷つかない  

■機巧少女は傷つかない http://www.machine-doll.com/


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人形使いからの魔力供給で自律行動する人形「オートマトン」が存在する世界。
傀儡師・赤羽 雷真(アカバネライシン)は、最愛の妹の仇である実兄を倒すため、
世界最高の技術で作られた自動人形「夜々(ヤヤ)」とともに英国の魔術学校に乗り込み
魔術界の王者を目指して「夜会」と呼ばれる対抗戦を勝ち進んでいく。


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原作はかなり人気のラノベらしい。絵師は俺修羅の人で、目蓋の描き方に特徴がありますね。
制作はラルケとなってますがこれはCGIも含め実態はスタジオ雲雀、ダンガンロンパを作ったところ
老舗の実力派ですが元請作品がなかなか当たらなくて苦労されてる会社でもある

この作品は作画的にいろいろ特徴があって
↑の絵なんか見るとわかりますが肌周り、肩の部分まで丁寧にDF掛かってます。
顔周辺の髪に肌色を飛ばすのは最近京アニなんかがやってますが
絵全体もなんだか意識して白っぽくまとめてある感じ


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主線も色トレスになってるとこが多く、もちろん効果的に見えるシーンもありますが
正直なところその多くは近似波長の、やや見づらい絵になってるような気がする。
これ何なのかなと思いながら見てたんですが、よくわからず。


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憶測ですが、この色トレスの多用はセルルック3DCGとの親和性を意識したためだと思う。
序盤において↑のような、まあ公平に言って微妙な出来映えのCGが出てくるんですが
これがさすがにこのレベルでは使い物にならんという判断なのか、
戦闘や夜間シーンを除くと中盤以降はほぼ使われなくなる。

おそらく企画初期段階では日常シーンのカットつなぎを含め、それなりの数のパートを
3DCGでまかなう目算だったと思うんですよ。わざわざ主要キャラのモデルを作ってるわけですしね。
これが監督の判断で使えなくなって作画に変更された、結果として色T指定だけが
スタイルとして残ったのかなと。



#10,#11
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ストーリー的には、わりと無難というか、堅実というか、地味というか。

#10 マグナス「そうする必要があったからだ」「神を創るためだ」
#03 硝子「復讐なんて下らないわねぇ。真実を知ったら坊やはさぞ私を恨むでしょう」 
#11 グランビル「(赤羽の首は)すばらしい魔術マテリアルだろうからね」

この台詞でだいたいわかるけど、まあよんどころ無い事情があってこうなった、
雪月花の正体は妹だよって話になるんでしょうな。

もちろんこれがミスリードである可能性は排除できませんが、
事実として、真相究明にあたりグイグイと引きつけるような魅力は
少なくともこのシリーズからは感じないです。
イレギュラーな展開を予感させる要素が、今ひとつ足りないのかもしれない。

ていうか、物語の縦軸は雷真のリベンジだったはずだけど、主敵の仮面が何もしない。
友達が困窮して、雷真が人情からそれを助け、怪我をして入院する話ばかり。
雷真の立場に危機感が薄いせいか、09話などは特に何が起きてるのかわかりにくい。


あとは12話で綺麗に収まるような山場が作れなかったのが、不幸なところか。
最終話の切り方は釈然としない、「ちょっとこれはない」というレベル。
原作ラノベはとても人気があるようなんで、
物語はこれからどんどん面白くなるところなんでしょうけど。


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バトルシーンはCGメカ相手だと特にそうなんですが
ダメージが効果的に表現されないせいか、夜々の攻撃が効いてるのかわからない。
爆発エフェクトもほとんどないんで、迫力がもうひとつです。

夜々の攻撃は雷真による強化とキックパンチの単調な繰り返し。
わかりやすい必殺技とか、必勝パターンがあればよかったのかな。


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見所を挙げるとすれば、とにかく女の子が可愛いところですかね。
これはもう、女の子たちを見てるだけでけっこう楽しいものがあった。

あの目蓋の描き方が受け付けんという人もいそうですが
嫉妬に狂う夜々の百面相とか、池沼巨乳のパヤパヤッとした雰囲気とか。
あと指の描き方が綺麗。肌に朱が入ってるのも良い感じで

ただハーレム物として見た場合、収拾のつかないカオスは存在しないですね。
これは雷真のディフェンシブなキャラクターのせいと思いますが。
雷真は人情家だけど何の執着も見られないんで、その点もこのシリーズの弱点になってる気がする。


新機軸なのは和装黒髪の戦闘美少女が主役っていう点かな。
これ過去にありましたっけ。おおかみかくしとか?

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