大匙屋

健康第一

大木は横倒しに倒れない  

緋色の欠片 第12話 「決戦の刻」
鴉取マヒロとロゴス・ツヴァイの空中戦シーン
この直前のカットはディーンにしてはかなりよく出来てるアクションシーンなんですが

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うしろのハーモニー大木の倒れ方。
こういう木の倒れ方って、数十年前から全然進歩しないですよね。
そろそろ考えたほうがいいんじゃないでしょうか。


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大きい木はこういう風には倒れないです。
大木には当然太い幹があって、その幹も非常に丈夫なので

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こうなるか

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こうなりますよね

仮に真一文字に横倒しになる場合、広がった枝ぶりがクッションになるので
どんな大木でも、倒れる瞬間に一度大きくバウンドします。
ドミノみたいに倒れるものじゃないです。
演出さんやアニメーターさんはチェンソー持って山に行けばわかります。

アニメファンの人はこういう雑なシーンを見せられたら、ちゃんと怒らないといけません。
誰も何も言わないから進歩がない。




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黄昏乙女×アムネジアはどこで間違えたのか  

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地下の遺体発見は本来なら警察沙汰であるはずだが、主人公・貞一は事実を隠蔽し、
情報を社会的に共有しようとしない。ここが間違いの元のような気がする。

もちろん、展開を面白くするためにあえて主人公に妥当性を欠いた選択をさせるという作劇は、
普通にあり得る。
今期でいえば「さんかれあ」の例では、主人公がヒロインの属性情報を周囲に対して
秘匿しようとするが、それは無用な警戒を回避するためであり、
その行動は比較的上手く行っている。

あり得ないような無理を上手に通すのは、予想外の方向に話を転がすための演出における
ひとつの見せ所であると言える。
しかしこれには、一般常識や妥当性のある判断と天秤に掛けた場合に、主人公側に
一定の利益がないと意味がない。
「黄昏乙女×アムネジア」の場合、地下の遺体を隠匿することで、主人公が得られる
利益は見当たらない。借りに夕子がそれを強く望んだとしてもである。


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そのくせ主人公は、校史(書籍)などで夕子に関する情報を集めようと努力する。
真実に辿りつくための情報収集は、主人公本人によってその間口が狭められているにも関わらず。
この行動が合理的でない。アホに見える。


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情報を共有しないことによる弊害は07話アバンなどにも見られる。
ここはコミカルな演出であるにも関わらず、モモエをその場しのぎの茶番で煙に巻き、
彼女を信頼できる仲間とは見なしていないように見えてしまう。

軽佻浮薄な主人公をめぐるハーレム展開だとヒロイン達もアホに見える。
モモエはともかく、イラチの霧江が貞一を何かと気にかける動機も今ひとつ見えてこない。
モモエ・霧江は<精度の低い情報をもたらすだけの役>に縛り付けられ、わずか四人しか
登場しない物語であるにも関わらず、各キャラの好感度がいつまでも一定のまま変動しない。
結果としてこの作品の見所は、夕子さんの脱ぎっぷりとデレっぷりだけになる。


このせいで、05話における
「人を好きになるのに幽霊かどうかはあまり関係ないんじゃないですか?」という貞一の主張は、
本来なら作品上とても重要な台詞であるはずなのだが、幽霊かどうかが関係ないとは到底思えない。
通常は、人外だろうが宇宙人だろうがアニメのヒロインは可愛ければいいはずなのだが、
なぜかこの夕子さんに関しては「いや幽霊はちょっと……」といった微妙な気分になる。

これらは元をただせば原因は結局、主人公の行動選択のまずさにある。


黄昏乙女×アムネジア


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