大匙屋

健康第一

2009冬アニメ26編 簡単に感想とか  


月 25:00 続 夏目友人帳 (13) [TX] http://www.natsume-anime.jp/
終盤で的場一門が出てきてゲゲゲみたいに対決色を強めていくのかと心配したけど
最終話で主人公の意思表示もあり話が引き締まったように思った。
さまざまな出会いや触れ合いを通して人の成長をきちんと描くのなら
仮に3期があっても単なる雰囲気モノに堕することはないだろう。

月 25:30 宇宙をかける少女 (26) [TX] http://www.sorakake.net/
ネルバルにコテンパンにやられたせいで俄然面白くなってきた。

火 24:59 ONE OUTS (25) [NTV] http://www.ntv.co.jp/oneouts/
後半は展開を加速させて詰め込む構成じゃないと飽きられないかな。

火 25:29 はじめの一歩 New Challenger (25) [NTV] http://www.ntv.co.jp/ippo/
阪口大助の芸の幅に妙に感心した。

火 25:45 空を見上げる少女の瞳に映る世界 (9) [CTC] http://www.munto.com/
なんかよくわかんなかったよこれ。作画と歌は良かったけど。

水 25:20 とらドラ! (25) [TX] http://ani.tv/toradora/
最後に櫛枝が「亜美」と呼び捨てにするのが凄く良かったです。
良作でしたね。なんか甘酸っぱいものを見せられて軽く鬱になりました。

木 10:30 屍姫 玄 (13) [AT-X] http://www.starchild.co.jp/special/shikabanehime2/
「いや、大丈夫だし!俺ら絆あるし!」という〆方でも悪くはないんだけど
大僧正か高峰あたりが犠牲になる形でも、今後システムを維持できる仕掛けは
ある程度残されてたほうが良かった気がする。
クレイモア的な展開になると思ってたので、ちょっと意外な終わり方だった。
原作漫画より先に終わるってのはやっぱり色々と難しいのかもしれない。

木 13:00 とある魔術の禁書目録 (24) [AT-X] http://project-index.net/
一方通行さんと打ち止めの話が一番好きだったかな。インデvsゴーレムの戦闘も
良かったし、基本的に何でも一人で解決しちゃう上条さんがいないほうが
面白くなるんじゃないですかね。
だから今秋の「とある科学」は期待できるかもしれませんね。

木 25:25 黒執事 (25) [MBS] http://www.kuroshitsuji.tv/
最終的に幸せになった人が一人もいないってのも考えてみれば凄い話ですよね。
でもバッドエンドという感じでもないし。
独特の不思議な雰囲気は確かにあると思ったけど
DVDがあんなに売れる作品とも思えなかったりした。

木 25:29 明日のよいち! (12) [TBS] http://www.tbs.co.jp/anime/yoichi/
ベッタベタの展開の中で、次女と三女の存在がやたら輝いてました。
濃い他作品に囲まれれば息抜き的にヒットする可能性はあったと思う。

木 25:30 ドルアーガの塔 ~the Sword of URUK~ (12) [TVS/KBS] http://www.druaga-anime.com/
11話の作画はさすがに見ていてつらかったけど、12話は見事にまとめてましたね。
ウトゥのフラグ立てが良かった。ラストシーンの槍はアーメイのものかな。未確認だけど。

木 25:59 CLANNAD ~AFTER STORY~ (24) [TBS] http://www.tbs.co.jp/clannad/
「願いがかなう場所」で汐が眠っていたシーンだけは意味がわかりませんでした。
あの時の公子風子は、公園で岡崎親子と出会ったシーンから繋がってるのかと
思ったんですが、それだと多分時間的に整合性が取れないですよね。

木 26:40 黒神 The Animation (24) [EX] http://www.kurokami-anime.net/
まあ、本当は兄貴に理があるんだけどそこはディスコミュニケーションで
修行を積んで主人公は無限乾電池みたいになって仲間は次々やられて
女の子の新必殺技でとうとう最後の悪を倒したけど戦いなんて虚しいものさとか
海を見ながら語り合うんでしょうかね。

金 21:00 テイルズオブジアビス (26) [MX] http://www.tv-toa.jp/
大前提として良作であるとは思うんだけど、前半にあった引きつけるような魅力が
後半には消えていて、なんだろうと思ったら我儘王子のルークが成長して
生々しさや毒気・俗っぽさのない、きれいなルークになっちゃったからですかね。
ストーリーは原作準拠ということもあって非常に練れているんだけど
練れているからこそ単調というか調和的で意外性が足りないのかも。
嘘や裏切りといった暗黒要素も一応あるはずなんですけど。
よくできた再現ビデオを見せられているような不自然さがありますよね。

金 25:40 鉄のラインバレル (24) [SUN] http://www.linebarrels.jp/
登場時の絵美がマッパだった原因とか、ラインバレルにファクターが2人いる理由とか、
召喚時に乳を揉む理由とか、絵美がラインバレルに嫌われてる理由とか・・・アレ?

金 26:10 鉄腕バーディー DECODE:02 (12) [SUN] http://www.birdy-tv.com/
「どうして私たちが戦わなきゃいけないの」「それは君がイクシオラだからだ」
このやり取りにのみ強烈な違和感を感じたけど、他は良かった。
僕は容認派だけど、たぶん賛否両論あるでしょう。

土 10:30 マリア様がみてる 4thシーズン (13) [AT-X] http://www.gokigenyou.com/
瞳子が本来近しい関係であった祥子を直接遠ざける描写が序盤にあれば
瞳子が段階的に孤立を深め情緒不安定に陥っていく過程が鮮明になり
それが祐巳の成長を促す要因にもなり得たんじゃないかと。
ひたすらワケありを匂わせ迷走する瞳子と、様子見をしている祐巳の関係は
物語上停滞しているので心情の変化もわかりにくく
終盤の落とし方も無理矢理感が強く、唐突に思えてしまう。

でもこのストーリーをアニメでうまく表現するのは難しいだろうなー。
瞳子が本当はどんなに可愛らしい子であるかを読み取れるかがキモですね。


土 17:00 地獄少女 三鼎 (26) [MX] http://www.jigokushoujo.com/
これは意外な結末になりそうな…最終回楽しみです。

土 18:25 獣の奏者エリン (50) [NHK-E] http://www3.nhk.or.jp/anime/erin/
アケ村を出て、王獣絡みでようやく「獣の奏者」としてスタートかな。
面白くなってきた。
ジョウンが「あの部屋には入るな」と言っていたのは何か意味があったんだろうか。

土 24:00 アキカン! (12) [BS11] http://www.melomelomelon.com/
ひどい作画だったけど、もうこういうもんだと思って見てると案外楽しめました。
カケルはもっと外道でもよかった。各オーナーとアキカンの関係がやや画一的か。
各話演出に遊び心があったりして意外な野心作という面もあった。

土 25:00 鋼殻のレギオス (24) [tvk] http://www.tvk-yokohama.com/regios/
声優の力量のせいかもしれないがニーナ隊長の魅力が全然足りてない気がする。
学園都市とはいえ学生しか居ないってのも無理がある。町全体がモラトリアムか。

土 26:00 WHITE ALBUM (13) [tvk] http://www.whitealbum-tv.com/
携帯電話が無い時代って、人と人が繋がろうとする引力みたいなものは
今よりずっと強かった気がする。“逆の時も多いけどね。”
地味目の作品だけど、何故か退屈することなく全部見てしまう感じ。
とりあえず最終話のマナは可愛かったな。

日 17:00 機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン (25) [MBS/TBS] http://www.gundam00.net/
シーリンをレジスタンスではなくジャーナリストにしてサジ姉などと繋がりをもたせ
イノベイターの支配構造を民衆視点で暴いていく一貫した流れを一方に作っておけば
シーリンと姫様ももう少し本筋に絡めただろうし、連邦支援→アザディスタン復興の
流れもよりスムーズだったんじゃないかな。
マリナ姫がきちんと立ってれば手紙もゴロゴロの歌もグッと来たはずなんだけど。

物語も、結局リボンズさえ倒せば全部解決みたいな流れにしちゃったのは
失敗かもしれない。対立構造をシンプルにせざるを得なかったのでしょうね。
やはりガンダムを作るってのは色々と難しいんだろうな。

日 24:00 RIDEBACK (12) [CTC] http://www.rideback-anime.jp/
妙に懐かしいビッグ・ビートの香り漂うOPは秀逸で最後まで聞き飽きなかった。
琳が取り憑かれたようにフェーゴにハマっていく描写が見事。
クライマックスは敵メカ相手に半端な睨みをきかすより
ガン無視トランス状態で踊って倒すくらいでもよかったと思う。
これは渋いもん見せてもらいました。素晴らしかったです。
おっさんはこのように満足したけど、若い人は地味に感じる作品かもしれないな。

日 24:30 まりあ†ほりっく (12) [CTC] http://www.mariaholic.com/
終盤に近づくにつれて作るほうも慣れてきたのか、どんどんテンポがよくなって
面白くなっていったようか気がします。
個人的には真田アサミさんの声が役に合ってない気分が払拭できないままでした。

日 25:30 みなみけ おかえり (13) [TX] http://www.starchild.co.jp/special/minami-ke/3/
作画のクオリティはどんどん低くなっていったけど
お話自体は3期が一番面白かったような。ナツキ(次男)が特に良かった。


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category: アニメ

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「テイルズオブジアビス」でのミュウの役割  

前回エントリーの続きみたいな話になるのですが

テイルズオブジアビス 第25話「存在を賭けて」

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①エルドラント突入後、はぐれた仲間達と合流するルーク

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②追って来たルークを見つけたミュウがまず飛びつく

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③ルークはじゃれつくミュウに笑顔を見せる

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④ガイ「何があったかわからないが、アッシュがお前を認めたってことだろ」


ミュウがルークに飛びつくことによりルークが笑顔を見せ、
③ルークが笑顔を見せることによって仲間と視聴者は
はぐれていたルークが無事であったことを瞬時に了解する。
これにより仲間はすぐに④のアッシュの話題に移ることができる。

ここに至るまでにアッシュといろいろあり、ルークは心中期するものがある。
もし③がなかったら、アッシュに送り出されたルークは複雑な表情のまま
笑顔を見せることもなく合流し、仲間はそのルークの表情を見て気遣い、
はぐれてからルークの身に何が起こっていたのかを逐一聞いたり話したりの
無駄なやり取りをする必要が生じるわけです。
そうなればテンポは当然悪くなる。

この一連の動作の起点となっているのがミュウの行動であり、
ミュウがルークに飛びつくことで演出上の流れは一瞬止まるのですが、
そこから後の話を一気に簡略化することができ
逆に展開をスピードアップさせているわけです。

ゆるキャラやマスコットキャラというのは本筋の展開にはほとんど無益でも
こういう場面で存在感を効果的に示すことができる。


ついでに別の場面を見てみます。

テイルズオブジアビス 第02話「聖獣の森」


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エンゲイブ近郊の森、チーグルの巣でのミュウとの出会い。

物語はまだ導入部で、ティアがファブレ公爵家にテロを仕掛けた直後。
この時点でティアがどういう人なのかはまだ説明されていないわけですが
ティアがチーグル族の可愛さにあからさまに萌えを晒すことで
視聴者はティアとともにチーグルに萌えるのではなく
ティアに対する警戒感そのものを薄めていきます。

ミュウというキャラがティアの無防備な素の表情を引き出すことによって
まず善人か悪人かの大雑把な判断を視聴者にさせているわけです。
そのティアに対するルークのリアクションも含めて
ミュウはルークとティアの当面の関係を円滑に処理する装置となります。

動物や子供、老人といったキャラは
ちょっとしたやりとりで演出にタメを作り、絵を和ませ、
時には展開を早めたりもする。

「テイルズオブジアビス」は全体的に良作とはいえ、
正直に言ってレイアウトや演出などにちょっと?な部分もあるのですが、
キャラクターの細かな使い方、相関関係の構築などの面においては
同シーズンの作品の中でも抜きん出たものを感じます。

公式ページ




次回は黒神についてちょっと。それともう少しキャラクターの話、つづく。


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「とある魔術の禁書目録」とキャラクターの話  

たとえば「子連れ狼」なら、主人公・拝一刀は陰謀により一族を滅ぼされ脱藩。
刺客に追われつつ各地を放浪し、自らも剣客商売に生きる。
これだけの設定でも面白い物語は充分に作れそうだが
さらにこの物語には「大五郎」という一刀の幼い息子が用意され
これにより殺伐とした剣戟の世界に「父子の情愛」を持ち込むことが出来、
物語世界はより深みを増していく。

つまり息子・大五郎は剣客・拝一刀の「通常表には出にくい人間的な魅力」を
上手に引き出す「装置」であり、相互関係の中で人物描写に豊かさと膨らみを与え、
きっつ張っつの単調になりがちな展開に抑揚とツメタメをもたらしている。


「キャラが立つ」という言葉があるが、この言葉の意味を
「個性が際立っている」と解釈するのは本質を射ていないように思う。

作劇においては複数のキャラクター同士が相互に必要な部分を補完し合い
互いに魅力を引き出しあって話を回していくというのが理想で
そういった振幅のある関係性の中心にいるのが主人公である。
もちろんそうでない物語にも良い作品はあるのだけど。

つまるところ「良いキャラクター」というのは
設定てんこもりの個性派キャラクター単体のことではなく
引き出し得る魅力的な要素を抱えている関係そのもののことだ。

「とある魔術の禁書目録」を見ていて思うのだが
この作品の原作者・鎌池和馬という人は、若い作家さんらしいが
こと「個性が際立っている」キャラクターを数多く創出することに関しては
ほとんど天才的な才能を持っている。

だがそれはキャラ造形に関して本質的に重要な部分ではない。
上条当麻はどのキャラに対しても平均的で標準的な上条当麻であり続け、
彼を取り巻く大勢の人々の、それぞれの潜在力を引き出しきれていない。
ヒロイン・インデックスも、インデックスにのみ見せるはずの当麻の
本当の魅力をあまり上手く引き出していない。
結果的に、困難な事件に際しても「説教で解決」「右手で解決」などと
揶揄される単調な展開に陥ってしまう。
要するにこの物語には「因果関係」しかなく「相関関係」がない。

パワーバランスや初期設定を無視した「主人公補正」で
話を無理矢理解決しないのはとても丁寧で好感が持てるのだけど、
展開の中で「この人たち」が持ってるはずの魅力を存分に引き出すことが
できたなら、とてつもない傑作になりそうなのにと思う。




公式ページ



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ABC部数厳格化で押し紙は消えるか  

「ABC部数」厳格化におののく新聞業界
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20090303-00000000-facta-bus_all

社団法人日本ABC協会(新聞・雑誌の部数公査機構)の調査が来年度中にも
厳格化される。
「新聞再編・淘汰に拍車がかかる」(全国紙幹部)と業界は青ざめている。

新聞広告の掲載料や折り込みチラシの枚数を決める基礎データとなるABC部数は、
かねて新聞各社の「押し紙」行為により、信頼性を問われてきた。

ABC が07年9月までに全国79紙の販売店を調査した結果「正常」だったのは
46店のみ。残りの店では帳簿の改ざんや、本社からの配送部数と実際の
配達部数に異常な隔たりが見つかった。ABCは今後、新聞社本社と販売店双方の
実地調査に加え、工場から販売店を経て各戸配達される流通各段階で調査を
行うことを検討。「実売に近い数字を出す」(関係筋)という。



このニュースは当然新聞・テレビでは報道されないし
元々ソースも明確じゃないせいかあんまりネットでも話題になってなかったので
ちょっと取り上げてみる。
三橋貴明さんは「(押し紙は)普通に詐欺行為。ABC協会に圧力を掛けているのが
麻生政権だとすれば、昨年九月以降の大手新聞社の麻生叩きは色々と納得がいく」
と書いていた。

押し紙の実態解明と健全化が達成されれば
偏向マスコミの社会的影響力は弱体化することは間違いないけど
ほんとにそんなことできるのか?
そもそもABC役員には各新聞社幹部が大勢いるし
自浄作用なんて100%ありえないあの業界で実態解明とか健全化とか無理だろう。
だとしたら本当に内閣府・公取委の圧力かなあとも一瞬思ったけど

http://markets.nikkei.co.jp/kokunai/hotnews.aspx?id=MMMAc1002006032009
電通、2月の単体売上高20.8%減 10年ぶりの落ち込み

>新聞広告が36.7%減と過去最大の落ち込み

日本ABC協会の会長は成田豊(電通最高顧問)だし
今回の発行部数厳格化は普通に景気後退を背景にした
広告出稿価値の判定整理の線っぽい。

逆にそのほうが押し紙のビジネスモデルにメスが入る可能性は上がる。

政府・自民など、叩きやすいとこしか叩けないマスコミの体質は
今後悪質化してくだろうね。なにしろ広告主様はもう絶対に叩けないし
広告主様である経団連の意向と一致した景気対策も叩けない。
だから麻生を執拗に人格攻撃するしかないんだろうけど、
そんな調子じゃ読者は離れていく一方だろう。
某変態新聞は創価学会に擦り寄る腹かもしれないけど。

category: 雑感

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