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「絶対衝激」 作画は我慢するとして…  

企業10社による一大プロジェクトとして大々的に発表され
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/07/08/001/index.html
八宝備仁氏の描くキャラクター原案が話題となり
痛バスを走らせるなど物量宣伝を繰り返していた
http://blog.livedoor.jp/geek/archives/50714725.html
「絶対衝激~プラトニックハート~」OVA第01巻が発売された。
http://zettai.jp/#/index

制作は「スタジオ旗艦」とクレジットされているが
実態は「エルフェンリート」「一騎当千」などを手がけたアームスであり
少しは期待できるだろうと思っていた。
しかしこれは・・・


声優も有名どころを使っている。
格闘ワザがヒットすると服がビリビリと紙のように破れるのも
サービスシーンとしては、ご愛嬌の範囲だろう。

しかし、公式サイトやパッケージでは徹底して八宝備仁の美麗な原画を使い、
30分の1話DVDに4000円を払わせておいて中身がこの作画レベルというのは、
言い方は悪いが詐欺に近いのではないのだろうか。
これが企業10社を集めた大プロジェクト「絶対衝激」のメインコンテンツなのか。
衝撃的な作画レベルの落差と考えれば間違いではないけれど。

まぁ作画やアクションのひどさは我慢するとして
物語の序章という位置づけの第01話で
敵が人質を取って主役の動きを封じるという展開はいただけない。

1984年に「超人ロック」というくだらない劇場アニメがあって
それを見てとにかく頭にきたのを思い出した。

たしかに、人質を取ることで敵は卑怯度を大幅に増すし、
主人公の窮地を手っ取り早く演出することもできるだろう。

でも、誰もそんなものを金を払って見たいわけがないのだ。
金を払うからには、もっと敵味方が全力でガチンガチンにバトって
主人公がドカーンと大活躍して大勝利するのを見て大カタルシスを得たいのだ。
そうしてこの主人公やるじゃないか、次も見るぞと思いたいのだ。
せせこましい小悪党などシリーズ中盤にでも出しておけばよい。
シリーズ初回ってのはそれくらい大事だ。そこがわかっていない。

作画は低調、アクションはぬるい、敵は小悪党。
要するにこの「大プロジェクト」が
我々に何を見せたいのかがわからない。
パンツか。犬に食わせろ。金を返せ。

そんな作品です。




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category: アニメ

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田中宏紀さんについて僕が思うこと  

ロザリオとバンパイアcapu2 04話では
終盤お約束の「戦闘シーン」における
様式美を逆手に取ったアイロニカルな演出が目を引きました。
これは1回しか使えない禁じ手のようなやり口ですが
思わず感心し膝を打った人も多いかと。

日本アニメは、その多くが低予算で量産するという制作の都合上、
「いかにして動かない絵を動いているように見せるか」という
点に創意工夫を重ねて発展してきた経緯があります。
「金田アクション」や「大張イズム」などが最たるものですが
このロザパン04話も、低予算・短時間という悪条件下で
ひねり出された苦肉のアイデアが意外な効果をもたらした
好例といえるかもしれません。

このパートを含め、04話では田中宏紀というアニメーターが
活躍しています。

田中宏紀という名前を知らなくても
いわゆる作画崩壊の典型的事例として悪名高い
「夜明け前より瑠璃色な」第03話、通称「キャベツ」事件を
ご存じの方は多いでしょう。
田中宏紀さんはこのキャベツ回の作画監督だった方です。

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もちろんキャベツ回の戦犯として名高いのは「太観アニメ」ですが
2006年の放送当時は田中宏紀さんもやはり作監として
汚名を被ることになりました。


しかし田中宏紀さんの凄いところは、そうして一度地の果てまで
堕ちた名声を、自らの実力で回復しようとしているところ。

彼の描き込みの特徴は、女性の髪や、肘から先の手の所作、
指の動き、そして走り方などに現れます。
また、アクションに極端なパースを多用するのも傾向のひとつです。
静止画で見るとなんじゃこりゃという絵になるのですが
これを動画で見ると一連の動きがとても合理的で
軽やかなのに気がつくと思います。
これは金田伊功さんの絵などに顕著に見られる現象ですが
田中宏紀さんが「金田の系譜」に位置する方なのかは
残念ながら僕にはわかりません。

ただそれを見る側にヒシヒシと伝わってくるのは
ひたすら「アニメを動かしたい」という並々ならぬ意欲です。

動画工程がデジタル化され第二原画というシステムが当然に
なった昨今で、若い原画マンがその仕事で個性を発揮
できているという点だけでも本来大したものなのですが、
キャベツ事件という歴史的汚名を被っても腐ることなく
再び業界に名を轟かせようとしているクリエイターとして
彼のアニメーションに賭ける深い情熱とともに
田中宏紀という名を記憶しておく価値はあるでしょう。




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紅kurenai06話ダンスシーン 闇絵・九鳳院 紫の髪の表現などに個性が見られる


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ストライクウィッチーズ06話潜水訓練~シャーリー出撃まで


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ストライクウィッチーズ10話ネウロイの巣近辺でのバトルシーン
ストライクウィッチーズ12話赤城突入からペリーヌ扉破壊までのシークエンス

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ロザリオとバンパイアcapu2 04話仙童 紫キャラソンシーン、終盤モノローグシーン


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かんなぎ01話 美少女土地神シーン


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あかね色に染まる空03話(肝試し回) 演出&全編一人原画




10/30追記
以下のURLで田中宏紀作画MADが見られるようです
http://jp.youtube.com/watch?v=YZcUddQ7vKs
上と同内容の高画質版

>>28
情報㌧

category: アニメ

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CLANNAD、田村ゆかりさん、そして奥田泰弘さんについて  

個別エピソードの感想は控える方針なのだけど
これは書いておかないとと思う自分的神回があったので。

CLANNAD~AFTER STORY~ 第03話

岡崎とメイのデートシーン
これはとにかく田村ゆかりという声優の恐ろしさが炸裂してました…。


「ためしに兄のように接してくれ」という岡崎の提案に対し
メイは大人の女性の代替的存在としての少女から
一瞬にしてナボコフでいう「ニンフェット」へとスイッチする。

そのおおきな双眸の上目遣いには
要求される条件を満たそうとする誠実さと
条件の卑俗な本質をも看破する攻撃性を並存させ
なおかつその破壊力がもたらす結果には一切の関心を示さない。

実妹を持たず遇し方もわからない岡崎は困惑するしかないが
メイはその困惑すらも洞察し攻勢の手を緩めない。
この攻撃はおそらく度の弱いロリ傾向の相手ほど有効だと思う。
ある種の確信を持って二人だけの世界を構築するには相手が幼すぎ
精神的平衡を維持するにはニンフェットの魅力が強烈すぎるから。

僕は声優オタクでも作画オタクでもないつもりなのだけど
このシーンにおいてメイの魅力を決定付けているのは
堀口悠紀子による卓越した原画のクオリティよりも
むしろ声優田村ゆかりの力量に負うところだと思う。



さて田村ゆかりさんといえば
このブログが更新を休んでいる間に
「魔法少女リリカルなのは」劇場版制作が発表されましたよね。
http://www.animate.tv/nf/detail.php?id=0000003065

雑誌を中心にぼちぼちと情報も出始めてるんですが
キャラデ奥田泰弘氏による番宣素材を拾ったので
一応紹介してみます。

up8745.png

奥田泰弘さん、版権絵とか見てもそうなんですが
なんかデザインに独特のクセが出始めてますよね。
なのはで映画化するのは1期エピソードのはずですが
デザインは3期DVD修正差分のテイストに近い。

vl2_063873.png


奥田泰弘さんという方については僕には情報はほとんどありません。
最近だとまかでみWAっしょい!等に原画で関わってますが
作監とかもめったにやらないし絵柄もなのは関連で判断するしかない。
PurpleSoftwareのギャルゲ「あると」(あまり売れなかった)で
OP原画を担当したという話もあるのですが
どうもよくわからないですね。

継続的なテイストを踏襲した絵柄か、まったく新規の企画なら
声優田村ゆかりの実力でオールオッケーかもしれないのですが
「新しいデザインのなのは」というやり方だと
どうしても違和感のほうが先行しそうな不安があります。

ハートフルな部分を排してバトルアクション中心にやるということなら
それはそれで興味深いのですが。



category: アニメ

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2008秋アニメ 11編簡易レビュー  

日 09:00 イナズマイレブン [TX] http://ani.tv/inazuma/
DSゲーム原作サッカー物、OLM和崎チーム制作のようです。
物語構造は「少林サッカー」というより「メジャーリーグ」
メガネ君は参謀キャラだと思ったのに、このまま逃げちゃうんですかね。
必殺技のレイアウトかっちょいいけど、バンクにするのかな。
ED「青春おでん」が謎だけど楽しい。


日 17:00 機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン (25) [MBS/TBS] http://www.gundam00.net/
サジのカツ・コバヤシ化とルイズのサラ・ザビアロフ化
そして2人の邂逅→殺し合いが目下唯一の楽しみです。
ガンダムを作るってこと自体が富野に喧嘩を売るってことなんだと思う。
どうせやるならあの糞ハゲを越えるという姿勢や気概を見せて欲しい。
でもそれは「誰も死なないガンダムにします」ということじゃない。


日 25:30 今日の5の2 (13) [TX] http://www.starchild.co.jp/special/gononi/
2006年より発表されたエイベックスによるOVAシリーズが意外に好評だったのと、
桜場コハルによる次作「みなみけ」のヒットでコンテンツ価値が再評価された結果
キングレコード(講談社系)主導による新シリーズ化が決定した、といったところか。
この場合シャフトとか童夢じゃなくてジーベックに話が行くところが謎だけど、
とりあえず両社の関係はほぼ完全に修復したってことでしょう。
旧作との差別化を意図した上でのキャラデ一新でしょうが
けっこうクセのある絵柄に変えてきましたね。


日 26:00 スキップ・ビート! [TX] http://ani.tv/s-beat/
化粧もお洒落もしないで炊事洗濯バイトばっかしてりゃ、そりゃ家政婦ですよ。
本人は「それも相手のためだから仕方ない」とか思っちゃってるからタチが悪い。
と思ったら、これからちゃんと覚醒する展開になるんですね。
主人公の挙動不審さはひとつの芸と言える領域かもしれないし
原作が人気作品だけに、人気になるだけの理由はきっとあるはず。


月 25:00 ヴァンパイア騎士 Guilty (13) [TX] http://www.vampire-knight.jp/
試しに見てみたら、自分でもびっくりするほど1期の内容が記憶になくて
こりゃいかんと思ってウィキペディアで復習しようとしたところ
豪快にネタバレを食らってしまい、軽く鬱になりました。


火 24:59 ONE OUTS -ワンナウツ-(2cours) [NTV] http://www.ntv.co.jp/oneouts/
ざわ・・・
という感じでしょうか。


火 25:29 魍魎の匣 (もうりょうのはこ) (13) [NTV] http://www.ntv.co.jp/mouryou/
CLAMPキャラらしい。キムタカもいいけど西田亜沙子のほうが色気はあるなあ。
柚木加菜子役は伊藤静さんかと思いきや戸松遥さんでした。
戸松遥って最近よく聞く名前ですね。久々の大物級登場の予感がします。


水 26:08 ミチコとハッチン (22) [CX] http://www.michikotohatchin.com/
なべしん選曲、劇伴にカシンを持ってくるセンスは流石というか驚き。
アレシャンドリ・カシンはラテンジャズ期待の若手ベーシスト
説明するスペースがないけど強力にオススメなのでじっくり耳を傾けてほしいです。
本編では清水洋という人の仕事に注目かなあ。
この方はマッドの人だと思うのですが脚本も演出も作画もこなす才人で
多分これからよく名前を聞くことになると思う。
EDは湯浅政明/伊東伸高のカイバコンビ
スノビズムが鼻につくという人もいるかもしれませんが
何かと毛色の違う作品を渇望してる人には興味深い企画となるでしょう。


木 23:00 CHAOS;HEAD (12) [CTC] http://www.chaoshead.jp/
まず絵柄が実に良いですね。微妙にデッサンやバランスが崩れてて
美少女も流行の萌え萌え路線とは若干趣を異にしています。
でも主人公の男の子は、ちょっと最初から壊れすぎかもしれない。
メタな視座を匂わせようとする語り口に多少執拗さというかクドさを感じますが
対人距離を維持することで際限なく肥大していく自我や妄想の表現と
普通のことが普通に感じられなくなる瞬間の違和感の演出などは際立ってます。


木 23:32 タイタニア (26) [NHK BS2] http://www.tytania.jp/
バロック様式とスペオペの融合って田中芳樹特有の折衷主義ですが
実は僕、これだけは苦手なんです。銀英もどうしても無理だった。
スタッフにはかつて一時代を築いたクリエイターがずらり名を揃え
ナレーションも懐かしの潘恵子さんというこだわりよう。
猫の視点から窮鼠を描く作劇も悪くはない。
僕以外の方なら充分楽しめるんじゃないでしょうか。許してください。


金 24:45 天体戦士サンレッド (26) [tvk] http://www.sunred.jp/
ゴレンジャイとか県立地球防衛軍とか、ああいうノリですかね。
サンレッドをもっと外道にしちゃえばギャグのキレは良くなるんだろうけど
あえてそうせずに、ユルめの世界観にしてるのが長寿人気の秘訣なのかも。
結果的に見る人によって好き嫌いがハッキリと別れる作品でしょうね。
キャプテンはこんなとこで何やってんですかって感じもしますが。





category: アニメ

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2008秋アニメ 22編簡易レビュー  

今期は落ち物ばっかりだなという印象です。
時間的な余裕がなかったのもあって、ほとんど全部予備知識なしで拝見しました。
は現時点での、自分的な注目作です。


日 24:30 まかでみ・WAっしょい! (12?) [CTC] http://www.macademi.tv/
なんかやたらと可愛いので、つい見ちゃいそうだなあ。
レイアウトもアクションも良かったし。

月 26:15 ef - a tale of melodies. (12) [tvk] http://www.ef-melo.com/
新房風の小技が控えめでいい感じです。空も綺麗。

火 22:00 黒塚 -KUROZUKA- (12) [ANIMAX] http://www.animax.co.jp/feature/index.php?program=NN10000730
導入部のアクションはバレットタイム風のモーフィングなどお金と手間が掛かってて◎
初回はオーソドックスですが演出は変に芝居がからず抑制的で淡々としたもので
「見せたいのはさらにこの先です」という姿勢が垣間見え好感が持てます。
杵勝まで引っ張り出してくるのは吉田潔さんの差し金でしょうか。

火 25:15 伯爵と妖精 [CTC] http://www.myfairy.tv/
藤井まきさんはこっちに参加してるんですね。
まき絵以外にも見所があるといいのですが。

水 10:00 喰霊 -零- (がれい ぜろ) (12) [AT-X] http://www.ga-rei.jp/top.html
「屍姫」とかもそうなんですが明度を下げて重厚感を出すのもいいけど
何やってるのかよくわからないのがなんとも。アラは目立たないけど。
比較的明るいシーンでの作画はとても綺麗でエフェクトも見事なので
メリハリはありますが。
初回はちょっと視聴者置いてけぼり感が強かった。

水 25:20 とらドラ! [TX/TVO] http://www.starchild.co.jp/special/toradora/
全然期待してなかったけど、これは悪くない。ってか予測不能で面白い。
理恵ツンデレはもうお腹一杯って人もいるでしょうけど。
男の子はもっとひねくれてもいい気がする。

水 25:30 キャシャーン Sins (24) [TVS] http://casshern-sins.jp/
こりゃまた、思い切ってざっくりした絵柄にしましたね。
自分探しみたいな展開にならないことを祈ります。
蹴って殴ってぶっ壊すだけのアクションで2クール持つのかな。
内海賢二さんの円熟芸にも期待してます。

水 26:25 ロザリオとバンパイア CAPU2 (13) [TVO] http://www.rosa-vam.com/
学校の怪談みたいな話でずっと引っ張る気じゃないよね?

水 26:35 ヒャッコ (13) [TX] http://hyakko.jp/
なんかレイアウトが凄いなと思ったら福田道生初監督作品なんですね。
膨大な人脈を持ってるでしょうから、制作進行は楽だろうなあ。
崩れる可能性も低そうです。

木 10:30 屍姫 赫(シカバネヒメ アカ) (13/分割2cours) [AT-X] http://www.starchild.co.jp/special/shikabanehime/
ガイナには珍しいホラーテイスト。
主役棒過ぎ、画面暗すぎ。
面白そうな素材だけど、アクションアニメにしちゃうんだろうな。

木 24:45 のだめカンタービレ 巴里編 (11) [CX] http://www.nodame-anime.com/
パリ編はストーリー的には地味だったはずなので
演奏シーンのクオリティに期待ですかね。

木 25:00 あかね色に染まる坂 (12) [CTC] http://www.mmv.co.jp/special/akasaka/
上江洲誠+元永慶太郎/スクイズスタッフ
TNKは若手育成モードに入ってる気がするけど
柳沢さんはもう監督やらないのかな。

木 25:25 黒執事 (2cours) [MBS] http://www.kuroshitsuji.tv/
正直、小野大輔は執事役には高圧的で暑苦しいと思う。

木 25:28 北斗の拳 ラオウ外伝 天の覇王 (1cours) [TVA] http://www.haoh.tv/
フラッシュアニメみたいなクオリティだけどシンプルで悪くは無い。
こんなに喋るの?というくらいラオウが饒舌なのが何とも。

木 25:29 夜桜四重奏 ~ヨザクラカルテット~ (12) [TBS] http://www.tbs.co.jp/anime/yozakura/
異種共存がテーマかなあ。
でも外部から見たら普通に隔離政策ですよねこれ。

木 25:59 CLANNAD ~AFTER STORY~ (24) [TBS] http://www.tbs.co.jp/clannad/
いきなり草野球で戸惑いましたが、これは制作に余裕があるんでしょう。
普通初回にこういうエピソードは持ってこれないよね。
一説によると後半は鬱展開らしいのですが、どうなるでしょう。

金 26:25 鉄のラインバレル (24) [TBS] http://www.linebarrels.jp/
主人公の最低っぷりが非常に楽しいです。ワクワクします。
なんで目の下に線が入るんですかね。

土 17:00 地獄少女 三鼎 (26) [MX] http://www.jigokushoujo.com/
引継ぎはどうするつもりなんだと思ったんですが普通に始まりましたね。
クオリティはシリーズ最高になるかも。期待しています。

土 22:30 かんなぎ (13) [MX] http://www.nagisama-fc.com/
良くも悪くも注目されるヤマカン監督作。
難解なEDが速攻でファンサブ化されてたのは笑いました。

土 25:35 とある魔術の禁書目録 [CTC] http://project-index.net/
ベランダの手すりにぶら下がってる絵だけで視聴者を掴んでくるのは凄い。

土 25:55 テイルズ オブ ジ アビス (26) [MBS] http://www.tv-toa.jp/
あの庭師が犯人ですね。

土 26:00 ケメコデラックス! (26) [tvk] http://kemeko.jp/
これは反則技かな・・・。
ギャグアニメ見て笑ってる自分に驚いたりしてました。
パラシュート状態で滑空するケメコが自分的にツボだった。
斉藤千和さん、何かカベを突き抜けてます。


category: アニメ

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2008夏アニメ ストライクウィッチーズ  

ストライクウィッチーズ (12) [FTB] http://s-witch.cute.or.jp/

パンツ設定を含め余計な説明をしないことで
女性集団にありがちな湿っぽさを排除することに成功しているが
勢い余って人とネウロイとの異種間交流まで描くのなら、
ネウロイの本来の目的やその存在の意味など、ドラマティックな展開に
いたる描写がもう少しあってもよかったのでは。

この世界には社会や人の気配や生活感がほとんど感じられない。
宮藤も「守る守る」と念仏のように繰り返すが
誰を守るという前提で戦争嫌いを翻意するのかが定かでない。
人が痛い思いをしたり死んだりするところを描くことによって
宮藤の今後に悲壮感が漂うのを避けたかったのかもしれないが
序盤の赤城攻防戦で事前に平時クルーとの交流を1カットでも差し挟むなり
やりようはあったと思うのだけど。
赤城は重要なシーンで何度か登場するし、これは尺の問題ではない。

08話のミーナの一連の行動も意味不明なものだし
宮藤の単独行動にも動機付けがなされておらず、回収もされない。
終盤におけるマロニーの行動及びウォーロックの単機運用に関しても
どう考えても拙策であり権謀術数に長けた軍高官のすることではない。

総合的にはパンツアニメの謗りを免れる出来とは言いがたい。
しかしそれを踏まえたうえで尚、キャラの可愛さやメカ描写の精緻さ、
背動の多用による卓越したスピード感、プロペラ音の途方もない爽快感など
エンターテインメントとしてはそれなりの完成度にある作品とも言える。
伏線回収や心理描写に拘泥しカタルシスを軽視する独善的な作品が多い中
こういう開き直りに似た制作姿勢はある意味異質であると思う。

「まほろまてぃっく」でキャラデザインを手がけた高村和宏は
貧乳の美少女を描かせたらそのシルエットの美しさは天下一品だが
この「ストライクウィッチーズ」が監督デビュー作。
デビュー作ということなら、多少の不備は大らかに見過ごすべきかもしれない。
それでもDVD1巻は発売初週から爆発的な売り上げを見せているようで
苦境のGDHには起死回生の一打となる可能性もある。
有名になった例のキャッチコピーも、広告大賞をあげたいほど秀逸だった。

主にJPOP界隈で楽曲提供を中心に活動する長岡成貢によるサントラも
素晴らしく良い出来であったことを付記。

でも個人的には、リビングで気まずい思いをするアニメはもう結構です。




category: アニメ

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2008夏アニメ ゼロの使い魔3/セキレイ  

ついさっき知ったのですが黒田和也さんは降板ですか。
でも小林利光さんとは驚いたな。




ちまたでは秋冬アニメが始まっちゃってるんで
夏アニメレビューなんてやっても誰も喜ばないとは思うのですが
まあ、やりかけちゃったんで急いで終わらせます。



ゼロの使い魔 ~三美姫の輪舞~ (12+OVA) [CTC]http://www.zero-tsukaima.com/

1クールなのに総作監が4人もいたりする回があったり、
平均的に各エピソードで原画担当の人数もやたら多く、
かなり分業で無理をしてる感じがするので、このシリーズの進行は
相当大変だったのではないかと。
人気作品ゆえに作画崩壊だけは許されないという雰囲気があるし
スタッフはプレッシャーだったと思いますが、まぁよくやった方なのでは。

内容的には、ルイズが可愛いし今はそれでいいんじゃないですかね。
謎も矛盾もてんこ盛りですが、シリーズはどうせ続くのだろうし。



セキレイ (12) [MX] http://www.sekirei-tv.com/

あまり知名度のない作品でも先行投資でアニメ化に踏み切ることで
デジタルコンテンツと紙媒体を相乗効果で売っていこうとするモデルは
すでにいくつかの出版社がやっていますが
業績予測が難しいせいか、斬新で野心的な企画自体が少ないため
結局どこの版元も期待したようなヒットは出せていないような気がします。

このセキレイもそれと似たような分類に収まる作品かもしれません。
落ち物、さえない浪人生、バトル、ハーレム、ハイランダー。
基本ストーリーは聖杯戦争やアリスゲームと同じ路線。
それに巨乳を足して1丁あがり。そんな感じですかね。

この作品が新たに業界に切り拓こうとしてる境地には見当がつきませんが
唯一斬新だと思ったのは、女性心理を猫などに準えイメージするのではなく
そこに野鳥であるセキレイを持ってきたこと。
小柄で軽やかで縄張り意識が強く、猫ほど情念深くもなく
彩りは華やかで独占欲もない。
正直言ってこの装置は作品内で充分に稼動しているとは言い難いのですが
それでも試みとしてはそれなりに新しいと思います。

それと、ペアリングを繰り返すほどに男のカリスマが増幅され
より高次元の相手にアピールできるようになるというのも
ハーレム構築のエクスキューズとしてはアリだと思います。

この設定があるから、ミナトがより強力で魅力的なセキレイを
手に入れることがあっても、結の本妻の位置が揺るがない。
なおかつ月海や風花など、後続のセキレイの抱く恋愛感情が
実はミナト本人の魅力によるものではないかもしれないという
論理的矛盾を孕んでいて面白い。

このへんは女性作家ならではの発想なのかな。



category: アニメ

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リハビリ更新 2008春アニメ 二十面相の娘  

二十面相の娘 CX (22) http://www.chico-tv.com/

作画もアクションも高いレベル。並んでる名前も豪華です。
展開も、断片化された情報を散りばめつつハイスピードで疾走する流行とは違い
口数少ない少女の表情に叙情を持たせじっくりと感情移入させてくれる。

劇伴も凝っていて良い出来だったのですが、なんだか音量が低いのか
あまり印象に残らないのがもったいない感じです。音響のせいかな。
OPを歌ってるのもHIPHOPの人らしいのですが、曲自体はフォーク調で、
これはどうなんだろ。好みが分かれるところかもしれない。
少なくとも冒険活劇が始まるって感じのOPではない気がする。

往年のまんが映画を彷彿とさせるレトロチックな世界観と
洗練された現代的なアクションが妙な化学変化を起こし、
わりと類例のない独自のテイストをかもし出してます。
このへんはかつてアニメーターの東大と言われたテレコムの抜群に高い技術力と
稀代の名物プロデューサー南雅彦を擁し業界の最先端を疾駆するボンズの合作
ということで、ある程度想像はつくと思われます。まぁ、失笑も可ですが。

ただ、全体的に抑制された演出なので必然的に掴みは弱い。
派手さがない分、目立つことがないので商業的にはやはり苦戦するでしょうね。


少女を誘拐し盗賊の仲間に加えるという行動には道義的な問題がある筈だが
感性豊かな表情を取り戻し、擬似的な家族関係の中で幸福な成長を遂げる少女を
見ていると、いつしかそんな疑問も奇妙に薄らいでいく。
しかし少女の幸福な時間は長く続かず、結局擬似家族は崩壊し離散。
冷酷な実家に連れ戻されたときには、元の口数の少ない少女に戻っているが
その瞳には以前には考えられなかった、覚悟と矜持の光が宿っています。

この物語は、ようするにダメな親父とその娘の物語だと思いますね。

二十面相は序盤こそ世間を揺るがす大怪盗として描かれますが
物語が進行するにつれ、その理想像もカリスマもどんどんダメになっていく。
和やかだった家族関係も全滅の憂き目にあい、娘や息子とも引き離されるが
結局自分の力でそれらを取り戻すこともできないばかりか
離れていてさえ、自分との過去の関係が彼らを窮地に追い込んでいきます。

あらゆる困難な状況をトリックやギミックで華麗に乗り越えていくのではなく
二十面相が超人的なのは自分の身を守ることくらいで、
基本的にチコや他の登場人物を窮地から救うのは、本人の意志と
いくつかの偶然です。

二十面相はチコのピンチに颯爽と登場するものの、結局あまり活躍しない。
爆弾を満載し落下していく飛行船に、微笑みながらチコを置き去りにするし
地下実験室に爆弾を仕掛け、チコの窮地に登場するまではいいのだけど、
敵有利の状況を逆転させることはできず、事態は悪化の一途をたどることに。
クライマックスでさえ、大量破壊兵器の発射スイッチに手を掛ける教授に対し
「やめろ!」と叫ぶことしかできなかったりする。
要するにこの人は序盤に比べて万能ではなくなっていくわけです。

つまり二十面相は本当は「怪人」などではなく、過ちを繰り返すだけの
ただのダメな大人であると暴露されていくのだけれど、
ただの弱い子供だったチコが、いつしか父を超え、「二十面相の娘」として
確率変動を起こし、事態を奇跡的に切り拓いていくことになります。

二十面相は、自らの犯した過去の過ちに対する贖罪と現実世界への絶望を
その行動の動機とするけれど、チコが二十面相との出会いから学んだのは
強烈な信念と未来への果てしない希望だった。

彼女はどんな目に合わされようと相手を恨んだり憎むといったことがない。
これは見ようによっては偽善的な価値観なのだけれど、
それ以上に、どんな局面にあっても希望を失わなければ
今はダメでもいつかきっと何とかなる、という風にまっすぐ未来を
見つめるゆらぎのない瞳が我々を強く惹きつけてくれる。

世の中なんてそんな甘いもんじゃねえよと冷笑的に受け流すこともできる。
しかし我々のようなオッサンが「純粋だった少年の頃に戻りたい」などと
血迷う時、大人ってのは学校も宿題もなくて金もあって何処にでも行けて
ものすごく自由じゃないか、いったい何が不満なんだという少年からの
反論に、返す言葉など持ち得ないわけです。
だって大人になるってことは、疑うことを覚えるってことだから。

この時点で僕らは薄暗い、二十面相のいる側に立って、
光の当たる場所にいるチコの笑顔に羨望のまなざしを向けることしか出来ない。

「おじさんたちは急ぎすぎたのよ」とチコは言う。
まあ、ゆっくり考えてみるのも悪くはないかと思いますね。
良作でした。





category: アニメ

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