大匙屋

健康第一

五指に入るストッキング作画を挙げてみる   

8362017005020_200064449.png


今をさかのぼること77年前、米デュポン社がナイロン・ストッキングを開発し全米で発売。それまで日本製の絹製品が独占していた戦前のストッキング市場がナイロンに奪われた記念すべき日が1940年5月15日。この日が今や「ストッキングの日」とされていることは小さな子供でも知っていることでありましょう。ええ。
そこで今回は、アニメに登場する善きストッキング/タイツ表現を見ていこうと思うわけであります。15日に更新しようと思ってたんですけど。オムレツの不発弾がはじけたのでタイミングが狂った。


8362017005020_200064448.jpg

まあ基礎知識として、30デニールから上はタイツですよ。うっすら透明感があるのがストッキング。このうっすら透明感というのは昔のアニメでは表現できなかったわけです。とくに、主流だったベージュなどは肌の色と着彩上区別のつけようがない。だから昔のアニメに出てくる妙齢の美女、たとえばめぞん一刻の響子さん、あるいは峰不二子やキャッツアイの三姉妹など真冬であろうとストッキングもタイツも履いてなかったです。


8362017005020_20006bc01.gif
■(OVA) 魔法使いTai! 第06話 (1996年)

脱着シーンは付けパンが多いけど、ナイロンの素材感、伸張性を表現するのにT.Bは意外と効果的。
※よく見ると左足などでカゲが暴れていて、原画動画は上手いのに仕上げさんが今ひとつなのがわかりますね

8362017005020_20006bc11.gif
■(OVA) 清純看護学院 新人ナース“裕未”恥虐の看護実習 第02話 (2005年)

半透明感はWラシでも出せるけど、透ける肌の色を綺麗に見せるのはわりと難しい
この着圧の作画良いですねこれ。凌辱物なのにヒロインがノリノリで笑える。南澤十八作品。


8362017005020_200064323.jpg8362017005020_200060624.jpg8362017005020_200064443.jpg
■ナイトウィザード The ANIMATION (2007年)

この作品あたりから、仕上げの着彩にグラデーションが使われるようになった。具体的には髪の毛の部分。
この同色相グラデーションがその後ストッキングの質感表現に応用されるとは、この時誰も思っていなかった


8362017005020_20006bc09.gif
■とある科学の超電磁砲 第09話 (2009年)

ねっとり1コマティルト+まとわりつくような質感、シワの寄り方など


8362017005020_20006bc08.gif
■ぬらりひょんの孫~千年魔京~ 第07話 (2011年)

この薄手のデニール感よ。なんだデニール感て
左右の手で交互に引っ張り上げる履き方がリアル。GOLDENBOY(OVA)にもこういうのがあった気がする


8362017005020_20006bc07.gif
■お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!! 第06話 (2011年)

着圧で移動するパンツが作り出す尻の立体感。本放送では修正用キャラクターが画面いっぱいに載っていた


8362017005020_20006bc06.gif
■(OVA) アクセル・ワールド EX01 Reverberation 残響 (2012年)

ヨレとシワが伸ばされ消える瞬間のカタルシス。その後の左手の運指と付近シワの残心。色彩ちょっと退屈。


8362017005020_20006bc10.gif
■這いよれ!ニャル子さんW ED2 (2013年)

イアキさん(愛好家)のお勧め。わずかな動きであふれるような肉感。筋肉の形状を知り尽くしていないと描けなそう。ていうかこの網は、全部手描きに見えるなあ・・・


8362017005020_20006bc05.gif
■RAIL WARS 第12話 (2014年)

窮屈そうな動作で伸張性の限界を写実的に描破してる感。これ、とても良い作品だと思うけどあまり話題に上らない


8362017005020_20006bc04.gif
■ デス・パレード 第06話 (2015年)

オバケがいい。タイミングもいい。でもストッキングじゃなかった。いん細


8362017005020_20006bc03.gif
■空戦魔導士候補生の教官 第01話 (2015年)

せっかくのストッキングと丁寧な作画なのに巨大なオープンカフスにばかり目がいく
左足を履く直前の巻き上げがいい


8362017005020_20006bc03.gif
■ビッグオーダー 第07話 (2016年)

上に伸び、右に伸びる網目の2D変形に込められた素材感への執念


8362017005020_20006bc10.gif
■(OVA) 鋼鉄の魔女アンネローゼ 第01話 (2012年)

素材感といえばこれも。着衣まんぐり返しからの局部カット。ああそうだ、ナイロンだし、こうなるよなっていう。露出した尻のハイライトが妙に瑞々しい。こういう絵を見せられたあとの没入感は軽視できない



スポンサーサイト

category: アニメ

tb: 0   cm: 0

五指に入るオムレツ作画を挙げてみる  





このヒグチさんのツイートが数日前に話題になってたんで僕もツイッターで「五指に入るオムレツ作画」を挙げてみよう、というところで何を勘違いしたのか五大目玉焼き作画を挙げてしまい、しかも指摘されるまで気づかないという体たらく。他人様のネタに軽々しく乗っかろうとするからこうなる。
とはいえ今更ツイッターでやり直すのもなんだか必死過ぎて気恥ずかしいのでこっそりブログで記事にしときます。適当こそ人生。大匙さんにおまかせなのだ。でもやっぱり恥ずかしいので、くどい解説はしない

・抜けを思い出したら順次補完
・味っ子オムレツ回は、何というか、あんまり良くないんですよあれ



■美味しんぼ 第68話 (1990年)
8342017005013_050bc1001.gif8342017005013_050bc1002.gif
8342017005013_050bc1009.gif8342017005013_050bc1004.gif
8342017005013_050bc1006.gif8342017005013_050bc1008.gif
8342017005013_050bc1009.gif8342017005013_050bc1005.gif
美味しんぼは最近デジタルリマスターが出まして、配信やレンタルでもっと高画質な映像が見られます。




■デジモンアドベンチャー 第21話 (1999年)
8342017005013_050bc03.gif8342017005013_050bc032.gif
8342017005013_050bc033.gif8342017005013_050bc034.gif
8342017005013_050bc035.gif
細田守回。とっても良回。この大胆な陰影使い、黄身の色が最大限に映えるよう計算されている




■花咲くいろは 第20話 (2011年)
8342017005013_050bc0401.gif8342017005013_050bc0402.gif
8342017005013_050bc0403.gif8342017005013_050bc0404.gif





■劇場版 青の祓魔師 (2012年)
8342017005013_050bc0501.gif8342017005013_050bc0502.gif
8342017005013_050bc0503.gif8342017005013_050bc0504.gif
これは前にどっかで紹介したっけな?




■幸腹グラフィティ 第03話 (2015)
8342017005013_050bc0701.gif8342017005013_050bc0703.gif
8342017005013_050bc0704.gif
8342017005013_050bc0705.gif
小森良の本気作画




■劇場アニメ ひるね姫 (2017年)
8342017005013_050bc0800.gif8342017005013_050bc0802.gif
まあ僕これ見てないんですけど、良さげじゃないですか





■この中に1人、妹がいる!第06話 (2012年)
8342017005013_050bc01.gif


■あっちこっち 第03話 (2012年)
8342017005013_050bc02.gif


■劇場アニメ 言の葉の庭 (2013年)
8342017005013_050bc0600.gif


■ドキドキ!プリキュア 第06話 (2013年)
8352017005015_07017be01.gif8352017005015_07017be02.gif
8352017005015_07017be03.gif8352017005015_07017be04.gif


■アイカツ! 第140話 (2015年)
8352017005014_100bd0101.gif8352017005014_100bd0102.gif
8352017005014_100bd0103.gif8352017005014_100bd0104.gif
8352017005014_100bd0105.gif


■プリパラ 第65話 (2015年)
8352017005014_100bd0201.gif


■終わりのセラフ 名古屋決戦編 第03話 (2015年)
8352017005014_100bd0301.gif
8352017005014_100bd0302.gif

category: アニメ

tb: 0   cm: 5

18禁OVA アマカノ 上林聖編  

8332017005004_07004900.jpg
■アマカノ 上林聖編/製作:メリー・ジェーン (2016年)

あざらしそふとによる同名アダルトゲームを原作とした18禁OVAシリーズ第一作。「第二巻・星川こはる編」とともに人気を博し続編製作が決定、年末までに「第三巻・高社紗雪編」「第四巻・特別編」が製作された。

監督は「獅子龍天馬」という方、別名義は牙威格斗さんで深夜アニメでも活躍中のベテランアニメター、現在は発地カズヒロさんのフウシオスタジオに所属されてる模様。アマカノOVAシリーズは弟・獅子山竜さんとのコンビ中心で制作され外注との関係でトラブル多発しかなり苦労された旨HPに記載があるので興味のある方は参照されたし。


8332017005004_07005008.jpg


わたせとしひろさんが絵コンテ参加。成人アニメを見ない向きに馴染み薄い名前と思うが現在成人ジャンルを牽引するビッグタイムの一人。アングルを駆使しつつ短尺のカットを軽快につなぎ飽きの来ないエロシーンを作るが逆に抜きどころが難しいという意見もある。でもまあ、殊エロシーンのコンテに関しては抜群に巧い。絵コンテがわたせとしひろ、というだけで1翻アップ。

2016年の成人向けベスト作品はわたせ監督による「今からアタシ・・・」下巻(メリー・ジェーン)で間違いないと思うけど、同作は凌辱系NTR作品なので万人にお勧めしがたく、僕的に次点がこの「アマカノ」となる。もっとも、素晴らしいのは一巻の上林聖編で、続巻も決して悪くはないが一巻ほどの良さはない。


8332017005004_07005009.jpg8332017005004_07005016.jpg8332017005004_07005006.jpg


ヒロイン造形は見ればわかる通り、原作ゲーム原画担当ピロ水氏のあふれ出るようなデレマス愛から生まれたエピゴーネン。


8332017005004_07005000.jpg8332017005004_07005001.jpg


で僕がこの作品で強力に推したいのが腹肉のダブつき。別にヒロインはことさらにふくよかというわけではないが、腰回りを中心とした丸い肉付きはかなり意識して作画されており、これがある種の生活臭に似たリアリズムを感じさせ、意外な好感と癒しをもたらす。メリハリボディが当然ととされる当該のジャンルで、これは英断だったと思う。

というわけで、とりあえずこの作品は腹肉です。腹に注目してご覧ください。
一応参考GIFも作ったけど諸事情で修正せざるを得ないのでこんな画像は見ないほうがマシかも。






8332017005004_0700bc03b.gif
8332017005004_0700bc02b.gif
8332017005004_0700bc05c.gif
8332017005004_0700bc01b.gif




その他参考画像。
わたせコンテ、アングル良いと書いたが付けパンフェラチオだけはやめたほうがよいと思う(個人の意見です)


8332017005004_07005011.jpg8332017005004_07005023.jpg8332017005004_07005027.jpg8332017005004_07005030.jpg

category: アニメ

tb: 0   cm: 4

2017冬アニメ BanG Dream! バンドリ  


■BanG Dream! バンドリ http://bang-dream.com/
★ほしひとつ

「キラキラ、ドキドキ」を求めて高校入学した戸山香澄(カスミ)は星のステッカーの導きから有咲(アリサ)と出会い、ガールズバンドの聖地・ライブハウス「スペース」にてバンドサウンドを体験しその魅力に取りつかれる。あの輝くようなステージに自分も立ちたい、そう思い立った香澄の情熱が周囲を巻き込んでいく。

というような話でした。
ブシロード企画メディアミックスということで出演声優もフェザーズの2人を主演に同社系列の響プロ多数、先輩バンドなど丸々ミルキィホームズであったり、話題のサーバルちゃん尾崎由香が妹役だったりとお抱え色が強い一方で小山マミさんや久々の岡本茉利さんが老け役登場で感涙を誘う。そもそも愛美さんがギター弾けるよという話から発展した企画らしく、メインバンド「ポピパ」は各声優がそもまま担当楽器の演奏も手がけるという点を大きな売りとしてるらしい。そんでドラムの子とか普通に巧い。


8322017004016_130210040.jpg


お家芸の大量宣伝に相反して木谷社長が苦戦を打ち明けるなど大きな話題にはならなかった感のある本作ですが実際のところどうだったのかというと大匙屋的には良作でしたよ。すばらしい出来だと思いました。ストーリーも練れているし作画もレイアウトも概ね悪くない。CGはかなりよくできてる。美術はちょっとアレなとこもあるけど気になるほどではない。劇伴も望外に良い。いったい何がいけなかったのだろう。お色気の不足か、あるいは#03のキラキラ星で客離れを起こしたのだろうか?僕はアレについてはグダグダで不体裁ながらそれでも必要だと思ったけど、アレに寛容でいられるのはオッサンだからなのかなぁ。

#08
8322017004018_020450020.jpg8322017004018_020450050.jpg

唯一気になった点を挙げるなら沙綾陥落の過程がわかりづらいところでしょうか。
スタービートの歌詞に込められた香澄の思いの丈が沙綾を突き動かした、というのが基本的な解釈で合っているはずだけど、沙綾自身が何故自分の考えに固執していたのか、それがどのタイミングで氷解したのか、もう少しシンプルに表現されてもよかったかなと思う。

りみは#03キラキラ星に触発された、おたえは#05のお手本テイク中に香澄が急に合わせてきた瞬間アンサンブルの悦びに触れて陥落した、いずれも音楽的な共鳴であって台詞メインではない、それでも「ああ、これは落ちるわ。無理もない」というのがよくわかる。一方で沙綾のケースにはそういう、楽器や音楽、曲、歌詞を通じた説得力がいささか足りない。
#09以降家事から解放される沙綾を見るにつけ、これまでの葛藤は何だったのかという思いが募ります。

ところで上の左の絵などに顕著だけど、全体的に女の子の体型よく描けてますね。下半身のバランスがいい。



・有咲

8322017004016_130270040.jpg8322017004016_130360480.jpg8322017004018_220380450.jpg8322017004019_220380410.jpg


誰もが愛さずにはいられない、完璧なキャラクターであります。さばけた性格で合理主義、気風の良さで全方向への突っ込み役を一手に担いつつ、人付き合いには不慣れでしおらしい一面も持ち合わせる。各メンバーへの呼び方が、さん付けから名前呼び捨てに代わり、最終的にてめえ呼ばわりになるまで丁寧に段階的描き分けが為され微笑ましいの一語に尽きる。

#01
8322017004019_140060370.jpg8322017004019_140060030.jpg


学校ではキャラを作って取り澄ましている様子がある。これが原因で、香澄の制服に気づいた直後に言葉遣いが変わり、守勢に回って香澄のペースに巻き込まれる。パーフェクトな段取りです。


30万のギターをぽんとくれてやり、代わりに飯友という契約で友達を縛り安心を得ようとする。全力で張り巡らした虚勢の裏で不安に怯える毎日から一歩でも抜け出したい、今の生活を変えたいと足掻いているのが有咲という少女です。バンドリという作品は、冴えない日々にくすぶっていた連中が香澄を介して普通を獲得していく物語でもある。

#12
8322017004019_130280110.jpg8322017004019_130290130.jpg


オーディションに向かう車内で各自集中力を高める中、一人楽譜を確認する。有咲は今まで勝てる勝負をして勝ってきた人であり、オーディションは彼女にとって人生初の負けるかもしれない勝負です。それだけに、徹底的に分析して苦手を潰し、準備を万全にしてきているはず。


8322017004019_130150420.jpg8322017004019_130160060.jpg


にも関わらず、自分が失敗してしまった。その絶望の深さはいかほどか。師である鰐部の「本気でやらないと達成感ない」という言葉通り、有咲はとっくに本気だったわけです。香澄に引っ張り込まれたバンド活動だったけれど、かつてここまで有咲の心を揺さぶる出来事は彼女の人生のどこにも存在しなかった。
で、この姿は#09で号泣してたロゼリアさんのパートに重なると

#09
8322017004019_130160070.jpg8322017004019_130160080.jpg


ロゼリア側がなぜ泣いてるのか、この時の有咲にはわかってない。ライブは滞りなくいったように見えた。客も満足して帰った。しかしロゼリアは何らかの失敗を悔いていて、オーナーはそれを理解して慰撫している。
事情を聞いたところで、なんだ泣くほどのことかと、有咲は思ったはず。#11までに、大きな変化が有咲の中に起こったことになる。


・りみ
#12
8322017004019_130170120.jpg8322017004019_130170570.jpg


一番気弱なりみが、一番強気で泣かなそうな有咲をすくい上げるのはちょっとした驚き。失敗に囚われて萎縮するような演奏はしなかった、だから胸を張れと。意味的には#09でロゼリアを慰撫したオーナーと同じことをりみが言う。オーナーが都度連呼する「やりきった」という言葉は視聴者にはおしなべて空々しく響くが、実際にやりきった側の人たちには胸に迫るものがあるのだと思う。
少なくとも#04のようにかつてのりみは失意の有咲に意見を述べるほど積極的な性格ではなかった。すべてを賭けた数分間を経験し、彼女自身も何かを得て変わった。逆に考えよう。この時の有咲を絶望から救うため、このギャップを表現するために、控えめで慎ましいりみはいたのだ。

・BBA
8322017004018_220350270.jpg8322017004018_22035027080.jpg


老人特有の中性的な輪郭に穏やかさと厳格さを併せ持ち、常に若者に成長を促すオーナーの存在が作品の重要なスパイスになっています。小山茉美の抑制的でどこか傲慢な少女性のある声質が、異色のキャラクターを作り上げているように見えますね。杖は賢者・聖人の目印であり知恵者の象徴であります。



・オタエ
#04
8322017004017_170100040.jpg8322017004017_170120150.jpg8322017004017_170110140.jpg8322017004017_170150430.jpg


#04家庭科教室のやり取りは印象的でした。アングルショットが効果的ながら、こんなにカットを切り替える必要があるのかとも思います。優れたレイアウト、微妙に会話が噛み合わない二人の雰囲気と相まって、オタエ理解が進み親密度が急上昇。
カット割りにはさまざまな根拠と効能があると思いますが、このシーンでは繰り返されるカット割りのせいで時間の流れる速度が曖昧になり、作業も忘れてギター談義に没頭するギターバカの二人があっという間に仲良くなっていく様子が強調されますね。


余談ですがランダムスターほどではないけどESPのスナッパーもそれなり値の張るギターのはず、これをお小遣いとライブハウスのバイト程度で普通の高校生が買えるはずがないと思いますわ。りみのバイパー、有咲のDS61は一式8~10万くらいか。なんだかんだで皆さん良家の子女なんでしょうけど、せっかくJKなんだしもっと身の丈に合った楽器でいいんじゃないかな~と思うのは野暮か。まあタイアップとかいろいろ都合もあるんでしょうけど。


8322017004016_130210040.gif
なんか可愛い


急速に醒めていくオタエ引きout 窓の外多層レイヤー美しい



8322017004019_140010210.jpg8322017004019_130590460.jpg8322017004019_140010240.jpg

各所に暗示的に配置される信号機が印象深いです




・CG
8322017004018_020450080.jpg8322017004018_020490100.jpg8322017004018_020510030.jpg


CGは団地ともおのチームだそうです。20人掛かりらしく予算的にも多用はできない感じですが非常に良く出来てると思いました。ラブライブ的なカメラ目線中心のPV風でなくちゃんとキャラが客席を見ている目線が誠実で良いと思います。まあちょっと無理やり褒めてますけど。沙綾可愛いです。




・沙綾
#02
8322017004021_030220000.jpg
8322017004021_030220200.jpg
8322017004021_030220270.jpg
8322017004021_030230000.jpg

有咲を追って隣の教室に入っていった香澄の様子をうかがう沙綾はナツキの存在に気づいて戸口に隠れてるんですね。グリグリのライブに誘われてスルーした気まずさのせいか、いずれにしても細かく伏線を張ってあった


category: アニメ

tb: 0   cm: 0

2017冬アニメ 政宗くんのリベンジ  


■政宗くんのリベンジ http://masamune-tv.com/

肥満児でいじめられっ子だった政宗は、8年掛けたシェイプアップで見事イケメンへと生まれ変わり、地元へ帰ってきた。かつて自分を「豚足」と罵り振った幼馴染の令嬢・愛姫(あき)の在籍する高校に転入を果たした政宗は、彼女を自分に惚れさせてから「最高の形で捨てる」という「デッドオアラブ作戦」を決行する。

というような話でした。
物語は大変面白かったのですが、佳境に入った終盤の話がまとまっておらず、中途半端なシリーズになってしまいました。まあ一迅社系作品のアニメなんで、例にもれずこういうものだと思うしかありません。


8312017004013_190430020.jpg8312017004013_190420460.jpg


主人公の動機が明瞭で新鮮であり、そこは評価できるポイントです。女に振られたから復讐、というのは自分には無い発想ですが、いい感じにひねくれていて独自的です。面白いプロットを思いついたものです。
イケメンになって振られた相手を見返したい、という物語なら普通です。振られた相手を恋に落として手酷く振りたいというその狂気の執着心、あきらめたり身を引いて自己満足に浸らない、肥大しきった自我の行方が興味を引く。

あくまでこれはコメディであるし、最終的にヒロインを地獄に叩き落とすような復讐は達成されずハッピーエンドに向かうであろうことは視聴者の誰もが承知していると思う。
主人公は恋愛に仮託(=見せかけ)した復讐をしてるつもりだけど、お客さんは復讐劇に仮託した恋愛劇を見ているわけです。

このシステムなら、主人公がどれほど低劣で屈折した人間であろうと視聴者はとりあえず応援する。主人公が首尾よくヒロインと結ばれた、その先に出される結論を見たいわけだから。ゆえに僕らは、未成熟な若者たちの葛藤と迷走に集中して話を追っていける。



8312017004013_190370180.jpg8312017004013_190380060.jpg8312017004013_190440430.jpg8312017004013_230080510.jpg


ヒロインのギャップは食事時なので、空腹が満たされたときにもっと幸せそうな顔を見せる必要があると思う。それを見てヨシノの苦労がいっとき報われる。このヒロインは無表情あるいは苛立ちの表情ばかり見せるため、難物イメージが先行し損をしている。
制作スタッフはこのヒロインに少々冷淡じゃないですかね。






8312017004013_190330070.jpg8312017004013_190360020.jpg8312017004013_190520460.jpg8312017004013_200100210.jpg


そこもか、と思うほど背景の紫色が多用気味で目立つんですが、主人公とヒロインの両方とも青系の髪色なので使える色が限られてしまう関係なんでしょうね。ほかにも合理的な理由があるのかわかりませんが、原作漫画では二人とも黒髪設定のようなので苦肉の色彩設計なのかも


8312017004013_230140201b.jpg8312017004013_230140202b.jpg


ことに主人公の髪色はノーマルで見かけることは少ないです、緑色に寄せているシーンのほうが多く見える。シーンごとに照明や光源に応じた色変えは丁寧にやってる感じ


8312017004013_190350110.jpg
8312017004013_190330540.jpg
8312017004013_200070390.jpg

このあたりの紫はすごく綺麗ですよね




藤宮寧子

#06
8312017004013_2205703bc03.gif
8312017004013_2205703bc02.gif
8312017004013_2205703bc02.gif

3コマ芝居が似合うおっとり挙動、真ん中キャップ開け2コマ


8312017004013_220480490.jpg8312017004013_220380230.jpg

高スペック設定のヒロインに対して当て馬役である寧子には欠点らしい欠点が与えにくく、わりと難しい立ち位置ですがうまく作ってあると思います。途中出場ながらシリーズを通してかなりヒロインを食っている。#09は美しかったです
A-1Pictures的なデザインですね。タレ目のせいか


8312017004013_2205703bc04.gif

ピン送り/風ブレ 儚い。




ラブストーリーはやっぱりいいですね。恋をしていると、誰もが正常な判断をしない。論理的じゃない、無理のある行動もラブストーリーの文脈なら許される。「振られたからって、相手に復讐とか無いわ」と思う人もいるだろうけど、どんな行動選択もあり得るんですよ。正気じゃないのがラブストーリーなんだから。

政宗君の場合は、どんなに努力しても自分など愛されるに値しない、愛されるはずがないという自己否定が復讐心の正体なのかもしれない。身につまされます。

category: アニメ

tb: 0   cm: 0