大匙屋

健康第一

2016年12月 近況  

更新できないし近況を書こうかと思ったけど
僕の近況を読んでも誰も得しないのでアート記事にしようかと思ったけど
そこで裏をかいて近況を書こう


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■うれしょん 第01巻/かずみ義幸・著 日本文芸社刊

コレ面白かった。感極まると失禁してしまう系美少女の話。かずみ義幸=松本ドリル研究所氏の表名。
一応全年齢向けだけどフェチ漫画です。「おしっことか飲尿プレイはちょっと・・・」と思う真っ当な性癖の方が3人いたとして、そのうち2人くらいは読後転向する可能性がある、謎のパワーを持った作品。


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主人公トーヤのクラスに転校してきた美少女ちはる。
その可愛さに色めき立つクラスメイトたち。もちろんトーヤも例外ではない。ここまでは普通。
学生カバンがなんか懐かしい


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隣席で自己紹介したトーヤの顔を見て、いきなり失禁するちはる。
やおら騒然となる教室。この展開はまたぞろ共感性羞恥的な展開と思いきや


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正面切ってフォローにいくトーヤ。同じクラスの夏鈴(トーヤの彼女)に指示してちはるを保健室に連れて行かせ、始業式の日だったのでクラスメイトたちを講堂に移動させて後始末をトーヤが一人で引き受ける。
これはそもそもが尿フェチであったトーヤにとって好都合な展開でありポジティブな行動だったのだけど、周囲の評価は上がり、ちはるにも同情が集まる。


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主人公は良いところを見せ、誰も恥をかかない。これ大事
失禁とは逆説的浄化でありカタルシスなので、周囲に誤解や思い違いなどのストレス源があるほうが話を回しやすい


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保健室でちはると顔を合わせたトーヤは彼女が幼稚園時代の幼馴染だったことを思い出す。


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まあベテラン作家さんなんで今更ですが、決めゴマのキレが素晴らしいです。話の進み方は早くはないしナレーション突っ込みも蛇足だなと思ったりするんですが、不浄感が先行しがちな尿マンガでこうも可愛く描けている作品は稀です。この手のものはどうも無理だと思う方にこそ読んでみていただきたい。





近況を書くんだった

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ヘモグロビンA1cが5月の入院の時は一時15近くまで上がってヤバかったんですが奇跡のV字回復?で5.8まで下がりました。運動と食事療法が続いております、気は抜けませんが今は幸い仕事にも復帰でき、人並の生活ができております。
みんな糖質の取り過ぎには気をつけよう!
こういう近況はガチ過ぎて引かれますかね





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前のクルマ、15年乗ったんですが走行中に車軸が折れて廃車になった。新しくシエンタを買いました。
遠方の何もないようなさびれた町に出掛けて行って古物店や古本屋をめぐるのが大好きなんですよ。燃費の良い車はありがたいです。
近況っぽいことを書いて満足。



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2016年07月 近況  

更新できないし近況を書こうかと思ったけど
僕の近況を読んでも誰も得しないのでアートを見よう
やっぱり女の絵がいいよね




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今回はピンナップガールアーティスト、アール・モランをご紹介
カラー写真やグラビア印刷がまだ高価だった1930~40年代、広告イラストや雑誌の挿画として
米仏を中心にエッチで少々おバカっぽい女の絵が盛んに描かれた。
学生や労働者、戦場にいる兵士といった若い男性たちはこれらをロッカーや部屋の壁にぺたぺた貼って
ムホムホと息を荒げていた。これがピンナップガールの正しいあり方。堅苦しい芸術とは無縁です。



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アール・モラン(1893 - 1984) Earl Steffa Moran アメリカ・アイオワ州生まれ
本格的なキャリアスタートは38歳と遅く、広告カレンダーを制作する出版会社ブラウン&ビゲローと契約し
女の子イラストで一気にブレイクしました。

1946年に52歳でハリウッドに転居、すでに大女優のポスターも手がけていた売れっ子のモランでしたが、
金がなくてヌードモデルのバイトを探していた20歳の無名女優ノーマ・ジーンと知り合い恋に落ちる。
つい最近どっかで似たような歳の差カップルの話がありましたね!正直うらやましい!
以後数年に渡って彼女をモデルに描きまくるモラン。
後年モンローは「彼はいつも足を実際より細く描いてくれて嬉しかった」と述懐しています。

50年代はサンフェルナンド・バレー~ラスベガスに住み、
キャリア後半はリトグラフから油彩へシフト、本格的なヌード絵画に取り組む。
病により視力を失う1982年まで現役で描き続け、1984年に91歳で永眠。


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アール・モランはピンナップアートの最大成功者の一人ですが
ちょっとバカっぽい女の子の可愛さを健康的かつ表情豊かに描くピンナップアートの主目的からすると
同業のジル・エルブグレンバーガスほど大衆向けではないと僕は思うんですよ。

モランの魅力はより官能的でダイナミックなポージングと、照明知識とその使い方でありましょう。
とくに照明は、よく見るとわかりますがたいがいメインとフィルインで二灯使います。
しかもフィルインはさながら舞台照明、ゼラというか色フィルターを使い、ありえない配色にしてくる。
逆光も半逆光も当たり前のように使う。

これが上手いんですよ。陰影と配色を使って身体の凹凸を最大限に強調するわけです。
日本でこういうことをやってるのって、安彦良和さんくらいじゃないかな。


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安彦良和さん


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僕は安彦良和さんのフォルムには
クレマン・ユレルなど欧米グラフィックアーティストの影響があると見てますが
あのエッジの効いた照明や特徴的でエキセントリックな配色には
アール・モランの影響があるんじゃないかなと気弱に思ってます。


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おしらせ  

明日以降、しばらく入院することになりました!
2週間(~未定)ほど更新停止になります。
みんな健康には気をつけてね!あと地震にも備えを!
しばしお別れ、今まで読んでくれてありがとうございました!それではお元気で!

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アドリアナ・ヴァレジョンのタイルと水  

更新できなくて申し訳ないんだけど、アニメ見る時間取れないし、趣味の更新でごまかs
アート見ようよアート。4月だしさ


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“O Virtuoso”, 2006 油彩

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“Swimming Pool”, 2005 油彩

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“O Predilecto”, 2005 油彩

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“O Voyeur”, 2006 油彩

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“O Sonhador”, 2006 油彩

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“O Húngaro”, 2006 油彩


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アドリアナ・ヴァレジョン(Adriana Varejao)
1964年リオデジャネイロ生まれ

ブラジルはポルトガルの元植民地、そしてポルトガルの名物はアズレージョ(装飾タイル)
ということでいろいろ含意はあるんでしょうけど、とりあえず水と光が美しいですよね。
なんかずーっと見ちゃうんだよね。

中南米のアート面白いんですよ。
エルネスト・ネト(Ernesto Neto)とかベアトリス・ミリアゼス(Beatriz Milhazes)など
かの地の現代芸術家いつかまた紹介したい、もし機会さえあれば。多分ない

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2011春アニメ 青の祓魔師  

青の祓魔師
http://www.ao-ex.com/

デビルマンin少年ジャンプ といった趣。
あまり難しく考えず見ていられる、無駄な忍耐力や記憶力を必要としない作り。

主題歌はどれもこれもウンコだがOP1のラストの作画が良かった。
たぶん渡部圭祐さんだと思う。光線の感じとかで。

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登場人物がそれぞれに抱える葛藤が人物像にちょっとした深みを与えている。
関係変化への順応や和解のプロセスも丁寧で、じっくり連帯感が築かれる過程の描写が良い。

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第07話、男の子同士のなにげない会話の中で
マイスターの称号の設定説明から各人の目標、弟ユキオの能力まで紹介し
その雰囲気を離れた位置から羨望とともに眺めるしえみの決意につなげるシークエンスは
流麗でとても美しい。原作通りなのかは知らないが、女性作家特有の視点かもしれないな。
合宿回でチャンスがありながら女風呂を覗きに行くベタな展開がないのも
女性作家だからだろうか。

この仲間たちとの学園生活は大変和やかで、作品の大きな魅力のひとつだが、
これが若干丁寧過ぎる?せいなのか、プロローグである1~2話のシリアスな展開は
前半シリーズの中でなんだか浮いて見える。
父の死後、燐が目標に取り組む姿勢には危機感や真摯さがあまり感じられない。
バッサリ切って学園編からスタートしたほうが良かったんじゃないかとさえ思う。


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途中から尻尾などまったく隠さなくなってしまっているのが笑えた。
こういう潔い開き直りは嫌いじゃないが、問題はあるような。


シリーズ全体を通しても、前半と後半の完成度の格差が著しい。
レギュラー紹介が終わった後、アマイモン戦前後までの展開は勢いもあって飽きさせないが、
後半20話以降、殊に第24話は演出がひど過ぎ、作戦内容や意図さえ明確に視聴者に
伝わらず、登場人物たちが何をしようとしてるのかも良くわからない。


後半に関してはキーパーソンの作りが雑であると思う。

まずエクソシストであるユリ・エギンがサタンに進んで身を捧げる合理的な理由がない。
ユリは周囲にいる様々な人の思いやその後の人生を狂わせる起点となるキャラであり、
前提として、客観的に見てひたすら気の毒な人でないと意味がない。

クロやウコバクといった無害な悪魔との共存志向は燐に継承されているにせよ、
ユリ的な理念を士郎も燐もユキオも受け継いでいないわけで、
このラディカルで進歩的なキャラ設定はさすがに唐突だろう。

ユリ以外では、エルンストが最初にユキオに接触し、本心を隠して利用し続けた意味が曖昧。
バチカンを一気に掌握できるくらいならユキオを優遇する特段の必要はない。
祖父と孫という関係を先に明確にしないとユキオが協力しない可能性はあるが、
そもそもユキオが協力しないことが、エルンストの計画に支障を来たしたかは疑問が残る。

一旦持ち上げておいて最終的に絶望に叩き落すなら、敢えて回りくどい方法を取る理由は
あって然るべきだろう。
エルンストは孫たちを愛していないが、愛していないだけなく、激しく憎悪する必要があり、
物語はそれをちゃんと縦軸に組み込むべきだったと思う。
ここの描写はやはり不足している。


ネイガウスを嵌めようとした黒幕や、人工生命の騒動は結局何だったのか、
宝君の正体は、など放り投げられた伏線も多い。

劇場版の公開が決まっているらしいので、謎を引っ張ろうとする商業的意図が
あるのかもしれない。




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