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3回ドカン研究 その後(3)の2 カバネリのダブルアクション  


ヒズ・ガール・フライデー His Girl Friday (1940) 米

以前紹介した「無法松の一生」が1943年公開だったので
この「ヒズ・ガール・フライデー」がそのさらに3年前ということになります。

扉を開けて記者室に入るヒロイン・ヒルディのうんざりするような心情、この強調がカットの肝です。
ACつなぎですが明らかに遅延させており、手前のテーブルにつく男の顔の向きなど一致してません。
でも観客はこのつなぎ方でも、まず気にならないと思う。つなぎが透明化されています。

アクションが大筋で一致してさえいれば、他が違っていようと、どれだけタイミングがズレていようと
観客は同じ一回のアクションの反復、リピートだと判断するわけです。
(=マッチ・オン・アクション Match on Action)

7962016005026_120200480.png



鋼鉄城のカバネリ http://kabaneri.com/

カバネリでは微妙なタイミングによるACつなぎの遅延が散見される。
ダブルアクションまで行かないような、でも違和感も残らない、むしろ気持ちいい、
各話演出は毎回違いますが進撃スタッフ=荒木組に何らかのコンセンサスがあるのでしょう。


#02
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#03
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#04
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#06
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ついでにトリプルアクションも紹介しとく

#04
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#01
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この作品は、生駒がカバネリになった時点で彼の人生が大きく開けており
すぐに周囲に受け入れられ、仲間や理解者も増え、英雄化して、
そのくせカバネリには弱点らしい弱点もなく、横への広がりが望めなくなっちゃいました。
「絵がとっても綺麗なアクションアニメ」で終わってしまいそう。

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category: 3回ドカン

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コメント

退院おめでとうございます。
以前、「無法松の一生」のコメントをさせていただいた者です。

有名な「戦艦ポチョムキン」(1925年)でも、トリプルアクションっぽいものがありました。
戦艦が大砲を撃ったあと、建物が崩れる場面がカメラを変えて三度映されているように見えます。

以下の動画だと、54分42秒のあたりからです。
ttps://www.youtube.com/watch?v=GmUef84ybXk

もっとも、狙ってトリプルアクションにしたというよりか、この前後のカットで、天使像やライオン像のカットを三度ずつ映しているので、建物崩壊も三度やっただけのような気がします。
でも結果的に、現在のアニメでよく使われるトリプルアクションのパターンに近いものになっているのがおもしろいなと。

URL |  #-
2016/05/27 09:00 | edit

Re:

どうもありがとうございます!
ポチョムキンの、これはオデッサ階段のあとの劇場爆破のとこですね。
これはおっしゃるとおり天使の像とか立ち上がるライオンとかの3のリズムで統一したものですね。
たしかにすごく面白い、ていうかポチョムキンをご覧になってるなんてさすが、素人じゃないですねw
僕は軍医スミルノフが海に放り込まれるシーンが気になります。
この動画だと28分ごろ、これもマルチアングルで撮ってるんですよね。

まだ考えがまとまってないんで本稿には書いてないですけど、僕はダブルアクションはつなぎの問題で、
トリプルアクションはまったく別の、モンタージュなんじゃないかと思ってます。
だからこのコメントでのポチョムキンの指摘は読んだ瞬間おおっと思いましたよ

URL | 管理人 #pBoZlR9Y
2016/05/28 03:24 | edit

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