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2019冬アニメ グリムノーツ The Animation  


■グリムノーツ #09 (2019) コンテ:今掛勇/演出:石踊宏

砂漠の街・王宮前。レイナ一行の前に現れた黒幕ロキとからむダレ場から、魔法で王の間へ、一瞬の鮮やかな遷移。
回り込み+遷移 とは、リチャード・ウィリアムズか!と思ったりしたもんです。久々の今掛コンテ




その巨星リチャード・ウィリアムズが8月16日、86歳で亡くなった。
https://deadline.com/2019/08/richard-williams-dies-who-framed-roger-rabbit-1202670528/

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リチャード・ウィリアムズに関連した記事を過去に書いてますんで興味のある方はどうぞ
リチャード・ウィリアムズ「クリスマスキャロル」(字幕)1971
リチャード・ウィリアムズ 映画タイトルシーケンス集




グリムノーツ The Animation http://www.tbs.co.jp/anime/grimmsnotes/

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全ての人が「運命の書」によって生き方を定められた世界で、呪いのような白紙の運命を背負わされた孤独な少年エクスは、世界の破壊者「カオステラー」の陰謀を阻止すべく並行世界を渡り歩くレイナ一行と出会い、彼らとともに冒険の旅に出発する。

というような話でした。
キャラクターの可愛さやデザインの良さが大きな特徴、レイナたち主要メンバーの個性もバランスよく日常パートは魅力的で楽しいです。

バトルシーンがちょっと退屈か。皆で変身するまではいいとして、武器・戦法に見所なく、いろんなキャラクターを繰り出すのも印象が散漫になる。せっかくアリスやジャンヌといった魅力的なキャラクターを大活躍させられる設定なのだから、もう少し的を絞って活かすべきだったかもしれない。

それと「運命の書」に生き方を決められる世界、というのが本当に人々にとって幸せなのかわからない。ロキの言い分に一定の論理を感じてしまう時点で、世界を守ってるレイナたちって一体何をやってるの?っていう気分になってしまいますね。
あと「ここに調律を開始せし」という口上の違和感が最後まで払拭できなかった。ダメ出し多いな。

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category: アニメ

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2019春アニメ みだらな青ちゃんは勉強ができない  

#09



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ああなんかちょっと面白い演出をしてるような気がする。主人公の青ちゃんが相手役の男の子を遠ざけてしまって、激しい苦悩と後悔に陥るというシーケンス。原作を拝見するとそこまで凝ったシーンではないようなので、演出さんのアイデアでしょうね。

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絵コンテ・演出はほりうちゆうや氏、詳しく存じ上げないんですけど若手の方でしょうか。今後注目します。



■みだらな青ちゃんは勉強ができない http://aochan-anime.com/
互いの未熟さゆえに強烈に惹かれ合い傷つけ合う、ある一組のカップルの青春コメディといったお話です。

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フォントいいですね。筑紫Bオールド明朝、クセもあるけど柔らかくしなやかで清新性も品もある。下ネタに走りがちな作風を上手にフォローしてる感じがします。原作準拠ですが「淫らな」が平仮名になってるんですね。放送コードかな。

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OP曲は「エドガーサリヴァン」というバンドの曲。カウベルの音がいい。カウベルを聞いたのはピコ太郎以来



オープニングアニメーションは最後の部分、互いに指先が触れてから右に左にレイアウトを振るところが凄くいい

category: アニメ

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プロジェクティルPOV  

■オーバーロードIII (2018) #05 コンテ/松村政輝

トロールによるカルネ村襲撃エピソード。ここで(わりと珍しい)プロジェクティルPOVのカットが見られる。
Projectileとは推進力のない飛翔体とか発射物といった意味で、要するに「オブジェクトの主観視点」で通常見られないような奇妙な視点からの映像を見せるというもの。projectile cam とかBullet Camまたは POV オブジェクトとか呼び方はいろいろ。

作中では、城壁外にトロールの大群が迫り、それをめがけてカルネ村の自警団が射掛けた矢が高く弧を描いて城壁を越えていく、その鏃の主観視点が表現された。

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同スロー



プロジェクティルPOVはどちらかといえばマンガチックな表現だが、昔からアニメよりもむしろ実写で果敢に試みられている。

■ニキータ (1990) 監督/リュック・ベッソン

大袈裟でバカバカしい絵面なのだけどバトルや銃撃戦など緊張感のある場面にはよくはまるから不思議。
今やすっかり大物監督になってしまったサムライミも昔からこのPOVを好んで使用してる




ニコラス・ケイジ主演の映画「Lord of War」(2005年) のイントロも興味深い用例です


■ロード・オブ・ウォー (2005) 監督/アンドリュー・ニコル


アニメファンの方でも知ってそうなメジャー作例だとキルビルでしょうか。これは磯光雄さんの作画パートと言われていますね。
オーレン石井のプロフィール・シークエンス。

■キル・ビル (2003) 監督‎/‎クエンティン・タランティーノ


僕らの世代だとドカベンのOPが懐かしく思い出されます。何気なく見てたけど、考えてみればこの発想はすごい。


■ドカベン (1976) OP


なんか思い出したら追加するかも

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