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18禁OVA Implicity I  

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Implicity I
http://www.mediabank.co.jp/mediabank/product?page=product&model=QNB-M040

メディアバンクのレーベル「Queen Bee」から2017年9月22日に発売になりました。原作は東山翔「Implicity」(茜新社刊)より「episode0 Emmy and Lynn」「episode1 Youni and Ko」の2エピソード収録。僕は東山信者なので一応購入はしたものの実のところレビューする気まではなかったんですが、ここ数日の検索圧力、手ぶらで帰すのも申し訳なく思い、少しだけ。


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ガチロリ凌辱物の原作をOVA化するその度胸を高く評価する反面、レーベルがインモーション専門のQueen Beeと聞いて少し複雑な気持ちになったりしました。ご承知の通りかのレーベルは原作サイドから提供を受けた原稿データをトレス・セル分けしフラッシュアニメのようなモーションをつけていくスキームで、キャラデザイン・作監は不在。タイミングは演出さんがつけるんでしょうけど、コンテも原作のコマ割りをほぼ踏襲=原作コマの大小等を考慮しないためL/Oにもどこか不自然さが残るなど、アニメーターにとって入魂の仕事ができる企画かというと多少の疑問が残ります。


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実際に視聴した限りでは――つるぺたで乳揺れがないのは実にこのレーベル向き。一方で微妙な髪の揺れや、体位によって押され圧迫される幼い体躯の揺れる表現など非常に丁寧に作られていて、東山特有のはかなげな少女たちのたたずまい再現には感心しつつ、絵面としては原作のもつ精緻な描きこみ、唇のみずみずしさや柔らかさ、未成熟な肌の弾力等どう考えても高すぎるハードルを考慮するにしても、それらを徹底的にトレスしてなお原作を越えられない歯痒さやもどかしさが募り、予想の範囲ではあったものの、僕の場合は困惑するばかりでした。

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ヨウニイのコートは「そうか、ピンクなのか」と思いました。これは可愛いかった。色指定全体的に落ち着きがあって綺麗です。カマイユ配色。仕上はst九魔、安定しています。


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凌辱シーンはうっすらフォグ掛かって湿気と熱を感じさせる
薬物使用シーンと「10歳」といったキーワードはカットされています。さすがに倫理規定に引っ掛かるのでしょう。


物語は、極端な経済格差のある近未来社会が舞台のSFで、性行為をめぐる様々な新技術が確立されている。底辺層で年端もいかない少年少女のカップルが夫々に売春をして生計を立てている、そこへ上層からDQN集団がやってきて女の子を快楽地獄に叩き落とす。ただただ胸糞悪くて見てられんという感想もあって当然かと思います。

美術でも映画でも文学マンガでも何でもそうですが、体験する前後で世界の見方が変わる、目が覚めるようなショックを受ける、心かき乱されて居ても立ってもいられなくなる、それらすべてがアートの醍醐味です。体験者の中で何か(人生or世界)がリセットされるということ。胸糞悪いという感覚もそれに含まれると僕は思うんですよ。だってこれはただの絵なのだから。

稀代の才能を持ちながら基本ぬるいイチャラブを描いていたサブカルクソ野郎だった東山翔が、例の件とかがあって一時干されたのち劇的に復活、作家として完全に一皮むけたのがこの「Implicity」。原作は紛れもなく傑作(となる予定)。一方アニメは、驚きはないにせよ、できうる範囲で非常に丁寧に作られている、とだけ。OVAシリーズは全三巻の予定とのこと。本格的に話が動き出すのはドール関連が出てくる次巻からですね。



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category: アニメ

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バハソウル#02 マッチ  

神撃のバハムート VIRGIN SOUL https://shingekinobahamut-virginsoul.jp/

#02
塩試合の闘技場、投げ込まれる酒瓶からバッカスの馬車へのマッチ

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飛び込んできた瓶が地面に叩きつけられて割れることなく、バッカスの足に当たってゴロゴロと転がる。
慣性の無視に意表を突かれ意識を奪われるパターン




第2期は、作画に関しては相変わらず高クオリティだけど、脚本は1クールで収まるような内容を無理やり引き延ばしてるような冗長さが目立ちますね。大石静さんはアニメの脚本には不慣れとはいえ、さすがにこの出来は弟子かアシスタントに書かせてご本人は監修だけしてる感じじゃないのかな。
わりとどうでもいいようなシャリオス陛下の抱える事情を終盤まで引っ張り過ぎで、前作にあった冒険譚の魅力が失われています。せっかく出したムガロ/エルも今ひとつ活かせていない。
まあ今回は悲恋物をメインにやりたかったのかな、というところでしょう。

前作から引き続きノリノリ(但し今期は若干お疲れ気味)の恩田尚之さんの総作監と、上妻晋作さんのドラゴン&火炎エフェクトが最大の見どころですね。あと#06のダンスシーン。


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サクラダリセット #06 パース引き  

■サクラダリセット #06 (2017)

※スイッチ操作 or 左右にドラッグで動きます / 糞重くてすまん

疑似的3D、パースの掛かった密着マルチを「パース引き」と言ったりするらしいです。
窓の外の流れていく風景。サクラダのコレもまぁ凄くよく出来てるな~と思うんですけど、段取りとしては通常の密着マルチの素材を組んでからパースを掛けて変形させてるんだと思うんですよ。

(1)こういう平面の2D素材があるとして
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(2)前景ブックを密着スライドさせた通常の合成用コンポジション作る
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(3)これをさらにツールで変形させ車内風景の背景に置く
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(4)
でまあ話はここからなんですが、電車内の一番左の窓、左から二番目の窓、三番目の窓へと風景が流れていくわけなんですけど、遠くに行くほど風景の流れるスピードが緩くなってるように見えるんですよ。小さくて少々わかりづらいんですが、遠くの山々や家屋に注目してみてください。とっても写実的というか、どうやってんのこれ?と思う。

同じ段数の密着スライドで奥に行くほど運動視差が減衰っていうのは何か工夫が必要だと思うんですけど、これ作った方に話聞いてみたいです。
弥芳さん(何かとお世話になってる方)によると「手前と奥で別のブックにしてるか、家屋等は個別に3DレイヤーにしてTBかもしれない」とのこと
いずれにしてもそれなりに手に込んだカットであるようです。


category: アニメ

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